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【2020年03月29日】ヴィンテージ大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・ヴィンテージトーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:3月29日(日)
参加費:2,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:ヴィンテージ
賞品:パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

大会終了後にEDH(統率者戦)の無料参加イベントもあります。
初心者の方にはデッキの貸し出しもしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
メール:customer@cardshop-serra.com


■交通案内



静岡県沼津市大手町5-7-5 つるかめ仲見世ビル 4Fです。
JR沼津駅南口から仲見世商店街に入り、しばらく進んだ先の右手側のビルです。


■お知らせ

・デッキに使用するカードを当日お買い求め予定の場合、購入希望カードを事前にメールでご連絡くださいませ。事前のご連絡が無い場合、売り切れ等の理由でご用意できない場合もございます。

・当ショップでは、カードの買取も行っております。ご不要なカードがございましたら、大会参加時にお持ちよりいただければ幸いです。


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【2020年04月05日】プレインズウォーカー・チャンピオンシップのおしらせ

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大会参加予約はこちら

■大会概要

カードショップセラ・プレインズウォーカー・チャンピオンシップ

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:4月5日(日)
参加費:1,000円
参加定員:30人
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:スタンダード

賞品:
決定しだい公表します。

その他パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

※ベスト8賞及び優勝賞品は、
参加人数が12人以上になった場合に配布します。

・本イベントはカジュアルイベントです。(参加者に付与されるポイントは生涯ポイントのみになります)
・本イベントはスタンダードで行われます。(ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身、灯争大戦、基本セット2020、エルドレインの王権、テーロス還魂記)
・予選ラウンドはスイスドロー形式で最大5回戦行われます。
・スイスラウンドがすべて終了したのち、上位8名によるシングルエリミネーション形式の決勝ラウンドが行われます。
・予選ラウンドの各試合は、ダイスやコイントスなど無作為の方法によって先攻か後攻かを選びます。
・本イベントにおいては、このファクトシートに特に記載のない限り、Magic: The Gathering Tournament Rules(マジック:ザ・ギャザリング イベント規定)およびJudging at Regular Rules Enforcement Level (REL)(一般ルール適用度(REL)用ジャッジ法)が適用されます。 ルールの文書はマジック・ドキュメントセンターでご覧いただけます。
・イベント規定とファクトシートの間で矛盾が生じた場合、ファクトシートの内容が優先されます。
・プレイヤーはライフの総量を記録する方法や、カードスリーブ、および適切なカウンターやトークンをプレイヤー自身で用意する必要があります。

■その他
本イベントはPWCS認定申請中です。認定されましたら再度お知らせいたします。

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
メール:customer@cardshop-serra.com


■交通案内



静岡県沼津市大手町5-7-5 つるかめ仲見世ビル 4Fです。
JR沼津駅南口から仲見世商店街に入り、しばらく進んだ先の右手側のビルです。


■お知らせ

・デッキに使用するカードを当日お買い求め予定の場合、購入希望カードを事前にメールでご連絡くださいませ。事前のご連絡が無い場合、売り切れ等の理由でご用意できない場合もございます。

・当ショップでは、カードの買取も行っております。ご不要なカードがございましたら、大会参加時にお持ちよりいただければ幸いです。


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あの世に持っていくとしたら?

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ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

———————

あの世にカード1枚とデッキ1つだけ持ち込めるとしたら
どんなカードとデッキを持って行きますか?

———————

たられば話というものは面白いかわからない、というより、
死後の世界なんて確認出来た人がいないので、
この話題は意味があるのだろうかと思いつつも、
考えてみるには面白い話題だったので書いてみよう。
こういう空想をしてみるのはなかなか面白い。

あの世にカード1枚を持っていくとしたら、
もうお決まりだ。
行く場所があの世だけにこれだ。


β《セラの天使/Serra Angel》PSA10

これしかない。
これを選ばなかったらCardshop Serraの名がすたる。
これを選ばなかったら加藤英宝の名がすたる。
説明不要のような気もするが、
α版のPSA10が入手出来たらそっちにするかもしれない。

ところで原画は駄目なのか、原画は。

カードではないから駄目か。

あの世に行ったら誰と対戦出来るのだろう。
日本には八百万の神々がいるというくらいだから、
対戦相手には困らないのだろうか。
それとも世界各国の死んだMtGプレイヤーと対戦?
いや、まずは閻魔大王に対戦を挑むのだろうか。
あの世での罰をアンティにして対戦するのか?
勝ったら現世に転生出来るとか無いか?
できれば強くてニューゲームで。

あの世に持っていくデッキは多分ヴィンテージ。
茶単、つまりアーティファクト単色のデッキを持っていくと思う。

-クリーチャー27枚-
2《搭載歩行機械/Hangarback Walker
4《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent
4《歩行バリスタ/Walking Ballista
4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
4《鋳造所の検査官/Foundry Inspector
1《磁石のゴーレム/Lodestone Golem
3《クルーグの災い魔、トラクソス/Traxos, Scourge of Kroog
1《先駆のゴーレム/Precursor Golem

-アーティファクト16枚-
1《Black Lotus
1《虚空の杯/Chalice of the Void
1《魔力の墓所/Mana Crypt
1《Mox Pearl
1《Mox Sapphire
1《Mox Jet
1《Mox Ruby
1《Mox Emerald
1《太陽の指輪/Sol Ring
4《抵抗の宝球/Sphere of Resistance
1《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst
1《三なる宝球/Trinisphere
1《神秘の炉/Mystic Forge

-土地17枚-
3《古えの墳墓/Ancient Tomb
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory
4《Mishra’s Workshop
1《露天鉱床/Strip Mine
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
4《不毛の大地/Wasteland

サイドボード
3《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
1《火薬樽/Powder Keg
1《漸増爆弾/Ratchet Bomb
4《神聖の力線/Leyline of Sanctity
3《貪欲な罠/Ravenous Trap
2《先駆のゴーレム/Precursor Golem
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
———-

今ならこんな感じか。
Mishra’s Workshop》も大好きなカードなので、
これとパワー9をある程度あの世に持っていくには、
このデッキを選ぶより他はあるまい。
何にしても茶単デッキには《セラの天使》は入らないので、
持っていく1枚に選ぶしかないのだ。
セラの天使》を持っていれば、
地獄行き片道切符が《Heaven’s Gate》(仮訳:天国の門)行きに変更されるかもしれない。
天使だし。
地獄の番人/Hell’s Caretaker》に《セラの天使》を見せたら、
天国行きにならないかな。
現時点までロクに徳など積んだ人生ではないので、
おそらく地獄行きは決定であろう。

ふと疑問に思った。
仏教やヒンドゥー、
つまりはだいたいインド系の考え、教えの中に、
輪廻転生という考えがあるけれども、
あの世に行った後、転生っていつになるんだろう。
転生した場合はデッキはどうなるんだ。
転生後にデッキも持っていきたいぞ。
転生したら異様に万能なスライムになるのも悪くはないが。

そういえば余談になるけれども、
MtGの《紅蓮地獄/Pyroclasm》というカードは実は間違っている。
仏教における紅蓮地獄とは、
「そこに落ちた亡者は、あまりの極寒により皮膚が裂けて流血し、紅蓮の花のようになる」
というもの。

MtGの《紅蓮地獄》は焼かれているイメージだが、
本来は全く逆の状態。
そして、MtGには《氷結地獄/Cryoclasm》がある不思議。
ま、MtGは仏教の知識がある人が作っているわけでもないので仕方ないのだが。

で、
「地獄の沙汰も金次第」
という言葉があるから、
お金積むんで、もうちょっとあの世にカード持って行けないかな?
出来ればヴィンテージのデッキをもう1つと、
EDHのデッキを2つほど。
許されるならレガシーとオールドスクールのデッキも。
神々とEDHやりたいし、
古き神々とオールドスクールというだけでも妙味がある。
出来るなら《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》のEDHデッキを持ち込み、
世界の神々に《三日月の神》が通用するかを試してみたい。

ではまた。

へんてこデッキ紹介その12。

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今回はヴィンテージのデッキ紹介。

製作者は時折こらむに登場するT。
れっきとした常識人ではあるが、
以前にとても不思議なデッキを作成している。
これがそのデッキの1つ。

参考:へんてこデッキ紹介その11。

もしこの前回のデッキについてのこらむを読んでいない方は、
できればそちらを読んでから。

今回は上記の「ノンクリーチャーオースバーン」を改良したもの。
デッキは以下。

-クリーチャー1枚-
1《沸血の巨像/Bloodfire Colossus

-インスタント18枚-
1《Ancestral Recall
1《渦まく知識/Brainstorm
3《稲妻/Lightning Bolt
1《神秘の教示者/Mystical Tutor
3《もみ消し/Stifle
1《白鳥の歌/Swan Song
1《吸血の教示者/Vampiric Tutor
3《突然の衰微/Abrupt Decay
1《直観/Intuition
3《意志の力/Force of Will

-ソーサリー12枚-
1《思案/Ponder
1《悪魔の教示者/Demonic Tutor
2《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing
2《先読み/See Beyond
1《Time Walk
4《這い寄る恐怖/Creeping Chill
1《宝船の巡航/Treasure Cruise

-エンチャント4枚-
4《ドルイドの誓い/Oath of Druids

-アーティファクト7枚-
1《Black Lotus
1《魔力の墓所/Mana Crypt
1《Mox Emerald
1《Mox Jet
1《Mox Pearl
1《Mox Ruby
1《Mox Sapphire

-プレインズウォーカー4枚-
1《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
2《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
1《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor

-土地14枚-
1《Bayou
1《Taiga
1《Tropical Island
1《Underground Sea
1《Volcanic Island
4《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard
1《霧深い雨林/Misty Rainforest
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
1《森/Forest

-サイドボード-
1《力ずく/By Force
2《赤霊破/Red Elemental Blast
2《外科的摘出/Surgical Extraction
3《夏の帳/Veil of Summer
1《心なき召喚/Heartless Summoning
1《巧妙な偶像破壊者、ダレッティ/Daretti, Ingenious Iconoclast
2《活性の力/Force of Vigor
3《虚空の力線/Leyline of the Void

————————
前回のノンクリーチャーオースという一見意味不明なデッキ名と違い、
今回はしっかりクリーチャーが入っている。
入っているのだが、

引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
グリセルブランド/Griselbrand
パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun

などの、
昨今のオースデッキに採用される一般的なクリーチャーは採用されていない。
採用されている生物は《沸血の巨像》。

ナニソレ?という人が多いと思うので、テキストを記載しておこう。


沸血の巨像/Bloodfire Colossus
コスト:6赤赤
クリーチャー 巨人(Giant)
(赤),沸血の巨像を生け贄に捧げる:これは各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ6点のダメージを与える。
6/6
レア

アポカリプスで登場した巨人。
赤マナと生け贄で、すべてのクリーチャーとプレイヤーに6点のダメージ。
トーナメントで活躍したことは一切無い。
アポカリプスが出た当初からのガッカリ巨人さんだ。

起動型能力で自爆、
全体に6点という火力で《禁忌の果樹園》のトークンごと薙ぎ払い、
盤面のリセット+プレイヤーへのダメージを狙う。
その後、再度《禁忌の果樹園》でトークンを再生成することで、
次ターンに《ドルイドの誓い》により再び戦場に出すことができる。
(《ガイアの祝福》でライブラリーは修復可能。)

前回紹介した《這い寄る恐怖》は追放されてしまうため使い捨てだが、
沸血の巨像》は使い回しが可能。

だいたいの動きとしては、
沸血の巨像》の採用により

・《ドルイドの誓い》の能力1回での最大ダメージが18にアップ。
・その後も約2ターンに1回《インフェルノ/Inferno》可能。

という形に変化。
火力性能については十分になったため、
危険因子/Risk Factor》や《火+氷/Fire+Ice》をデッキから抜き、
妨害や除去、ドローサポートを採用。

極論で言えば、
ドルイドの誓い》と《禁忌の果樹園》を出したら、
おおむね相手のライフが0になる。

「《沸血の巨像》が捲れる前にどれだけ多くの《這い寄る恐怖》が捲れるか?」

が重要。

もし《這い寄る恐怖》が捲れる前に《沸血の巨像》が捲れた場合は、6点ダメージのみ。
次に《ドルイドの誓い》を起動した時は、
デッキ内の全ての《這い寄る恐怖》が公開され、
12点のドレインが発生する。
この時、ライブラリーのすべてのカードが墓地に置かれるため、
ガイアの祝福》により《這い寄る恐怖》以外のカードが元に戻る。
以降は毎ターン《沸血の巨像》の能力を起動していけば、
対戦相手が先に倒れる。

「《沸血の巨像》+《這い寄る恐怖》×4」の捲れ方の場合は、
沸血の巨像》の能力を起動することで、
対戦相手に18点。
ついでに自分は6点回復。
(12点回復と6点ダメージで差し引き6点回復。)
相手がフェッチランドを2回も起動していようものなら、
そのままゲームセットである。
そうでなくても相手のライフは2点まで落ち込む。
フェッチランドや《意志の力》などを使っているケースが多い世界なので、
実際には2以下になる事のほうが多い。

ゲーム中に引いてしまった《沸血の巨像》や《這い寄る恐怖》《ガイアの祝福》をライブラリーに戻すため、
先読み》まで採用している。

また、多種多様のレギュレーションでは定番となった《王冠泥棒、オーコ》を採用。


王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
コスト:1緑青
伝説のプレインズウォーカー オーコ(Oko)
[+2]:食物(Food)トークンを1つ生成する。
(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
[+1]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。
それは能力をすべて失い、
基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿(Elk)クリーチャーになる。
[-5]:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、
対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、
それらのコントロールを交換する。

神話レア

様々なレギュレーションで禁止化が進んでいる、
非常に強力なプレインズウォーカー。

オースデッキの場合、
対戦相手がクリーチャーを出し渋ることが多い。
それを回避するために《禁忌の果樹園》を投入するが、
さらに後押しする形で《王冠泥棒、オーコ》が活躍する。

対戦相手のMoxシリーズなどのアーティファクトを鹿クリーチャーに変えることで、
無理やり《ドルイドの誓い》の条件を満たすのである。
鹿と化したアーティファクトは《沸血の巨像》で破壊されるため一石二鳥。
この能力により、邪魔なアーティファクトにも対応出来ている点も評価が高い。

前回の「ノンクリーチャーオースバーン」を紹介した時は、
ついにKウィルスにでも感染したのか、と思ったものだが、
前回に比べてかなり強化されたデッキになっている。
今後の彼の活躍に期待したいところだ。

ではまた。

【2020年04月12日】レガシー大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・レガシートーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:4月12日(日)
参加費:1,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:レガシー
賞品:パック、プレイマット等
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【2020年04月17日~19日】イコリア:巨獣の棲処 プレリリースのおしらせ

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プレリリース参加予約はこちらから

■大会概要

カードショップセラ・イコリア:巨獣の棲処 プレリリース

場所:Cardshop Serra (店舗案内

日程:
1回目:4月17日(金) 19:30(18:30 受付開始)
2回目:4月18日(土) 00:00(4月17日(金) 23:00 受付開始)
3回目:4月18日(土) 13:00(12:00 受付開始)
4回目:4月19日(日) 13:00(12:00 受付開始)

参加費:各3,000円

定員:各18名程度(合計72名)

レギュレーション:シールド

試合形式:スイスドロー(最大で3回戦とさせていただきます)

内容:
イコリア:巨獣の棲処 ブースターパック×6
日付が印刷されたFoilプロモカード×1
スピンダウン・ライフカウンター×1

賞品:参加者全員にイコリア:巨獣の棲処 2パックを進呈します!

日程1回目は、4月17日(金)の19:30から開催いたします!
また、日程2回目は深夜プレリリースです!
当日は深夜営業を行いますので、皆様お誘い合わせの上ご来店ください!

また、サイドイベントとして、コマンダーデュエルを併催いたします!
こちらのイベントでは、『イコリア:巨獣の棲処』統率者デッキをいち早く体験することができます!
ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
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【2020年04月25日,04月26日】ドラフト・ウィークエンド:『イコリア:巨獣の棲処』のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・ドラフト・ウィークエンド:『イコリア:巨獣の棲処』

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:4月25日(土)
  :4月26日(日)
参加費:1,000円(イコリア:巨獣の棲処 3パック)
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:ドラフト(イコリア:巨獣の棲処)
賞品:イコリア:巨獣の棲処 プロモパック

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EDHデッキ紹介その126(Marwyn, the Nurturer/養育者、マーウィン)

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今回のEDHデッキ紹介は、ドミナリアに収録された伝説のエルフ・ドルイド。


養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer
コスト:2緑
伝説のクリーチャー エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
他のエルフ(Elf)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、養育者、マーウィンの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(T):養育者、マーウィンのパワーに等しい点数の(緑)を加える。
1/1
レア

ただ場に出すだけでは3マナ1/1と貧弱。
マナ能力はパワーの数だけという成長するの能力と噛み合せ、
かなりの期待が出来る能力。

エルフクリーチャーは低マナのカードが数多く存在するため、
何も考えずにエルフでデッキを固めれば、
このジェネラルを苦も無く、
高パワー、高タフネスのクリーチャーに育てていける。

今回紹介するデッキは、多彩なエルフを軸に
デッキとしての強さを維持しつつ、可能な限りデッキの価格を抑えることを意識してデッキを組んでみた。
お安いデッキの理由がちょっと変わっていて、
店主がお店のカードを整理している時に、
「ホームページにアップされていない在庫」
で組んだものだ。
時々だが、店主はこういう事をする。
そしてそういうデッキを欲しいというお客様に、
デッキをまるごとお売りした事が何度もある。

今回のジェネラルは能力はかなり強い生物だったので、
構築そのものは非常に簡単だった。
「エルフは安く作れる」
という事を体現しているかのような能力だった事も大きい。

デッキは以下。

ジェネラル:《養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer

-クリーチャー 45枚-
嘲るエルフ/Taunting Elf
東屋のエルフ/Arbor Elf
Fyndhorn Elves
クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
エルフの開墾者/Elvish Reclaimer
ボリアルのドルイド/Boreal Druid
エルフの牧人/Elvish Herder
エルフの神秘家/Elvish Mystic
銅角笛の斥候/Copperhorn Scout
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
心の管理人/Heart Warden
エルフの幻想家/Elvish Visionary
ティタニアの僧侶/Priest of Titania
培養ドルイド/Incubation Druid
森のレインジャー/Sylvan Ranger
ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald
獣呼びの学者/Beastcaller Savant
エルフの部族呼び/Elvish Clancaller
天光を求める者/Seeker of Skybreak
幸運を祈る者/Wellwisher
血統のシャーマン/Bloodline Shaman
花粉光のドルイド/Pollenbright Druid
クウィリーオンの歩哨/Quirion Sentinel
ウッド・エルフ/Wood Elves
森林守りのエルフ/Timberwatch Elf
エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid
進化の賢者/Evolution Sage
ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade
エルフのチャンピオン/Elvish Champion
ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
ラノワールの部族/Llanowar Tribe
再利用の賢者/Reclamation Sage
傲慢な完全者/Imperious Perfect
ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter
刻み角/Manglehorn
生類の侍臣/Vizier of the Menagerie
狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster
清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate
光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen
ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth
獣に囁く者/Beast Whisperer
収穫の魂/Soul of the Harvest
始原の賢者/Primordial Sage

-インスタント 5枚-
自然の要求/Nature’s Claim
エメラルドの魔除け/Emerald Charm
石のような強さ/Stony Strength
みなぎる活力/Vitalize
野生語りの帰還/Return of the Wildspeaker

-ソーサリー 5枚-
起源の波/Genesis Wave
調和/Harmonize
巫師の天啓/Shamanic Revelation
集団潜在意識/Collective Unconscious
リシュカーの巧技/Rishkar’s Expertise

-エンチャント 6枚-
賦活/Instill Energy
硬化した鱗/Hardened Scales
繁茂/Wild Growth
エルフの案内/Elvish Guidance
豊穣の力線/Leyline of Abundance
守護者計画/Guardian Project

-アーティファクト 8枚-
頭蓋骨絞め/Skullclamp
太陽の指輪/Sol Ring
エメラルドの大メダル/Emerald Medallion
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
速足のブーツ/Swiftfoot Boots
ロナスの碑/Rhonas’s Monument
千年霊薬/Thousand-Year Elixir
パルンズの剣/Sword of the Paruns

-土地 30枚-
ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig
ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium
カーンの拠点/Karn’s Bastion
ワイアウッドの番小屋/Wirewood Lodge
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
25《森/Forest
———-

デッキの大部分を占めるクリーチャーのうち、
さらにその大部分をエルフが占めている。
その数なんと40体
(ジェネラル含む。)
ジェネラルのパワー参照で出るマナが変わるので、
エルフのロード系は見つかれば全て採用。

低コストのマナエルフを1ターン目に置ければ、
2ターン目にはジェネラルを出して、
3ターン目からはジェネラルの育成ゲーム。
実際に大展開をしやすいのは4ターン目からで、
状況次第ではジェネラルがパンチ。

花粉光のドルイド/Pollenbright Druid
森林守りのエルフ/Timberwatch Elf
進化の賢者/Evolution Sage

の3枚は思った以上にいい仕事をするのでオススメ。
同様にして《カーンの拠点》も時々面白い仕事をしてくれる。

簡単に構築してあるだけあって、
コンボのような事はあまり出来ないが、
攻撃力はそこそこにあるので全員を素直に殴りに行く。

とはいえ、全くコンボ無しというわけではなく、
アンタップ状態でパワー2以上の《養育者、マーウィン》に
パルンズの剣》が装備されていると無限マナ。


パルンズの剣/Sword of the Paruns
コスト:4
アーティファクト 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーがタップ状態であるかぎり、あなたがコントロールするタップ状態のクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
装備しているクリーチャーがアンタップ状態であるかぎり、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーは+0/+2の修整を受ける。
(3):あなたは装備しているクリーチャーをタップまたはアンタップしてもよい。
装備(3)
レア

アンタップを補助する呪文や能力を持ったカードもデッキに入っているので、
上記の条件は、実際に動かしてみると、より容易に満たすことができる。
さすがに緑単では装備品をサーチする方法は無いので、
そこだけはどうにも出来ないが。
無限マナを決めた後は、
起源の波》を大量のマナで撃つでも行けるが、
豊穣の力線》で全クリーチャーを無限強化してパンチでもOK。

このお安いデッキ、EDHを始めるには気楽にスタート出来るデッキでもあり、
ご希望とあらばお売りする事も可能なので、
興味を持った方はお問い合わせを。

ではまた。


EDHデッキ紹介その127(Ashling the Pilgrim/巡礼者アシュリング)

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今回のEDHデッキ紹介は、以前のコラムでも何度か紹介している赤単アシュリング。

案外とこのジェネラルは人気があり、
時々更新してほしいという声から今のバージョンを。

以前に紹介したデッキは、以下を参照。

EDHデッキ紹介その102(Ashling the Pilgrim/巡礼者アシュリング)

EDHリストのみ紹介その7(Ashling the Pilgrim/巡礼者アシュリング)

今回のデッキは、
以前に紹介したデッキを踏襲しつつ、
新しい戦術を搭載している。
EDHデッキ紹介その102で紹介している戦術もいくつか搭載しているので、
そちらも参照を。

巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim
コスト:1赤
伝説のクリーチャー エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)
(1)(赤):巡礼者アシュリングの上に+1/+1カウンターを1個置く。
これがこのターンに解決されたこの能力の3回目である場合、
巡礼者アシュリングからすべての+1/+1カウンターを取り除く。
それはその個数に等しい点数のダメージを、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ与える。
1/1
レア

相変わらずの
デッキ内容《》99枚でもデッキとして動く生物。
アシュリング以外でも基本土地99枚のデッキ内容でも動くデッキはありそうだが、
多分このカードが一番使っていて面白いだろう。
なにせ能力に無駄がない。

デッキは以下。

ジェネラル:《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim

-インスタント 2枚-
煮えたぎる歌/Seething Song
紅蓮操作/Pyrokinesis

-ソーサリー 15枚-
力ずく/By Force
地震/Earthquake
信仰無き物あさり/Faithless Looting
マグマの洞察力/Magmatic Insight
横揺れの地震/Rolling Earthquake
破壊放題/Shattering Spree
汚損破/Vandalblast
安堵の再会/Cathartic Reunion
紅蓮地獄/Pyroclasm
苦しめる声/Tormenting Voice
焦熱の合流点/Fiery Confluence
チャンドラの灯の目覚め/Chandra’s Ignition
燎原の火/Wildfire
破壊的な力/Destructive Force
破滅の儀式/Rite of Ruin

-エンチャント 6枚-
炎の編み込み/Braid of Fire
紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar
呪文ショック/Spellshock
ラースの灼熱洞/Furnace of Rath
前哨地の包囲/Outpost Siege
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods

-アーティファクト 31枚-
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
Jeweled Amulet
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・アンバー/Mox Amber
探検の地図/Expedition Map
魔力の櫃/Mana Vault
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
太陽の指輪/Sol Ring
通電式キー/Voltaic Key
旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble
秘儀の印鑑/Arcane Signet
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
友なる石/Fellwar Stone
緋色のダイアモンド/Fire Diamond
砕けたパワーストーン/Fractured Powerstone
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
精神石/Mind Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
ヴァルカスの指輪/Ring of Valkas
星のコンパス/Star Compass
思考の器/Thought Vessel
連合の秘宝/Coalition Relic
魔道士封じの鎧/Magebane Armor
火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
Gauntlet of Might
スランの発電機/Thran Dynamo
魔力の篭手/Gauntlet of Power
金粉の水蓮/Gilded Lotus
かごの中の太陽/Caged Sun
ニンの杖/Staff of Nin
不滅の太陽/The Immortal Sun

-プレインズウォーカー 5枚-
紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance
屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant
槌のコス/Koth of the Hammer
ヤヤ・バラード/Jaya Ballard

-土地 40枚-
乾燥台地/Arid Mesa
沸騰する小湖/Scalding Tarn
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea
溺墓の寺院/Drownyard Temple
ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium
海門の残骸/Sea Gate Wreckage
露天鉱床/Strip Mine
地形形成装置/Terrain Generator
30《山/Mountain

———-

以前に紹介したこらむ、EDHデッキ紹介その102と同じく、
クリーチャーを一切採用していない。
アシュリングを活かし、
アシュリングで勝ちたいデッキなので、
他のクリーチャーカードを全無視。
採用すれば強い生物はいくつもいるため、
わざわざクリーチャー0にはしなくても良い。
ただ、個人的な趣味でそういう構築にしている。

一応今回は、
紅蓮破/Pyroblast
沸騰/Boil
などのメインからの青対策系は全抜きし、
比較的普通の構築にしてある。
個人的にはメインからの青対策は結構好きなのだが、
前回のデッキとの違いがあったほうが良いと思い、
青対策系カードを抜いて構築。
入れてあっても困らない事は多い。
全く卓に青がいなかったとしても、
安堵の再会》《信仰無き物あさり》で捨ててしまえばいいので、
それほど気にならない。
時々無様な程に使えないタイミングがある事は否定出来ないが。

基本的なデッキの回し方は、以前紹介してきたデッキと同じく
》を出していきながらアシュリングを成長させ、
空いている人を殴りつつジェネラルダメージを狙い、
リセットの必要があった途端に爆発。
再度アシュリングをプレイし直し。
もとが2マナという低コストなので、
数回死んでも簡単に出る。
使った事のある人なら知っている事だが、
思った以上にアシュリングはジェネラルダメージ21点を狙える。
能力も全生物、全プレイヤーにダメージが行くので、
相手次第では素直にダメージレースだけの戦いに持ち込める。

マナアーティファクトが以前より充実しているため、
そのあたりのカードからデッキの採用カードを多少変えた。
秘儀の印鑑/Arcane Signet
が最たるもので、
単色デッキに限らずEDHの世界に大きく影響の出たマナアーティファクトだ。
緑以外の単色ではマナを伸ばすカードとして重要な1枚。
これ1枚出てくれただけでも相当に構築が楽になる。

アシュリングのデッキでは、
理想的な考えとしてはなるべく6マナまでは伸ばしたい。
6マナを構えておいて、
「いつでもアシュリングは爆発出来るぞ。」
という姿勢を見せながら、
自分の1つ前のプレイヤーのターンの終わりに2回だけ強化し、
自分のターンで殴ってダメージを稼ぐという流れが望ましい。
この6マナまでの伸びを助けてくれるマナアーティファクトはとても大切だ。
言うまでもない事ではあるが、
このデッキはジェネラル自身が自爆能力を持っているので、
結構何度でもジェネラルが死んでしまう。
再プレイを考慮する事まで見ても、
6マナは伸ばしたいライン。
6マナまであれば2度目の死までなら出し直し可能になる。

魔道士封じの鎧/Magebane Armor》と《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》も引き続き採用。
アシュリングが《魔道士封じの鎧》か《火と氷の剣》を装備していると、
自身の爆発能力や、《地震/Earthquake》《燎原の火/Wildfire》など、
自軍クリーチャーを巻き込む能力や呪文を使用しても、
対応して装備品が除去されない限り、アシュリングは死亡しなくなる。
この状態になると、

「3赤赤赤:全クリーチャーとプレイヤーに3ダメージ。」

という起動型能力がつくようなもの。
タフネス3以下のクリーチャーには生存権を許さず、
また、全プレイヤーにもダメージを与えていけるダメージソースに。
これらを倍ダメージエンチャントで増幅出来ると面白い。

以前もこんな事を書いた気がするが、
アシュリングは一番簡単にEDHデッキが作れる。
アシュリングだけ用意したら、99枚の《》でもデッキは回るが、
そこに持っているカードで活躍しそうなカードを差し替えて行くだけでOK。
他のデッキではこんな構築方法はほぼ出来ないだけに、
アシュリングは気楽に作れるEDHデッキだ。
高額カードも無理に買わなくてもよい。

エルフデッキとアシュリングはEDHのスタートには悪くない選択。
これからEDHを始めてみようという人、
こういうカードからちょっとずつやってみてはいかがだろう。

ではまた。

アルファ・フォーティデッキ紹介その4。

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今回のデッキ紹介は、
以前に開催されたアルファ・フォーティ大会の時のデッキの1つ。
このデッキもUnlimitedまでは使ってOKのCSSルール

-クリーチャー3枚-
3《灰色熊/Grizzly Bears

-インスタント8枚-
3《心霊破/Psionic Blast
2《巨大化/Giant Growth
2《魔力消沈/Power Sink
1《Ancestral Recall

-ソーサリー11枚-
2《火の玉/Fireball
1《Braingeyser
2《Timetwister
1《チャネル/Channel
4《新たな芽吹き/Regrowth
1《Time Walk

-アーティファクト8枚-
2《Black Lotus
1《Mox Pearl
1《Mox Sapphire
1《Mox Jet
1《Mox Ruby
1《Mox Emerald
1《Chaos Orb

-土地10枚-
5《森/Forest
5《島/Island

パワー9全力投入、
かつ、《Chaos Orb》まで採用され、
Timetwister》と《Black Lotus》が2枚ずつ入っている豪華デッキ。
たった40枚のデッキなのに、
合計金額は相当なもの。
ほとんどUnlimited版でデッキを構築してあるので、
ホンマモンのα版で組んだ時よりも安くはあるものの、
それでも札束。

青緑タッチ赤だが、
デッキに《山/Mountain》は無い。
デッキに1枚の《Mox Ruby》と、
デッキに2枚の《Black Lotus》で赤マナを出す気なのだろう。
構築者は
「《Taiga》や《Tropical Island》をUnlimited版で持っていなかった。」
と言っている。
普通の人はβやUnlimited版でデュアルランドを持っていないので、
仕方ないと言えば仕方ない。
そろそろ言うまでもない話なのだが、
α版には《Volcanic Island》は収録ミスにより入っていないため、
アルファ40の世界には《Volcanic Island》は無い。
青赤がらみのデッキは必ず《Volcanic Island》が無いのだ。


ダメージソースは、
灰色熊》3枚
心霊破》3枚
火の玉》2枚
と随分削ってあるように感じるが、
4枚搭載の《新たな芽吹き》と2枚搭載の《Timetwister》で、
いくらでも回収可能というデッキだ。
なにせアルファ40の世界には、
「ゲームから追放する。」
というカードは非常に少ない。
まともに使うカードでは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》くらいのものだ。
墓地は《Timetwister》で回収しまくれるという事だ。

このデッキとは何度も対戦したが、
この《新たな芽吹き》と《Timetwister》で、
何度も盤面を逆転された。
この2枚がヴィンテージ制定時に制限された理由がよくわかる。
現在は《新たな芽吹き》は制限から解除されているが、
Timetwister》は1枚制限のまま。
Timetwister》が制限のままである理由もよくわかる。
これが2枚以上デッキに入るととんでもない強さになる。

当たり前の話なのだが、
Timetwister》が墓地にある時に、
Timetwister》を撃つとライブラリーが回復する。
いつまで経ってもライブラリーは基本的には終わらない。
Timetwister》を《新たな芽吹き》で回収でもOKだ。
とにかくライブラリーが終わらない。
もちろんお互いのライブラリーが回復するので、
それだけを見れば公平な状況なのだが、
MTGの世界に公平などない。
ほぼ確実にデッキ内のパワーカードが多いほうが強い。
そしてだいたいにおいて《Timetwister》なんて、
自分が不利な時より有利な時に撃つものだ。
最も、不利な時に撃つと時々互角ぐらいに戻せるのも強みの1つだ。
デッキと状況次第では盤面を逆転させる事もある。

このデッキと対戦時に、
セラの天使/Serra Angel》を2枚並べ、
「この盤面なら次のターンで・・・!」
なんて思っていたら、
Timetwister》から手札7枚補充から《心霊破》を撃たれ、
新たな芽吹き》で《心霊破》を回収されて壊滅した事もある。
店主のデッキは、
メインに《赤霊破/Red Elemental Blast》3枚積みだが、
このデッキには勝てなかった。

このデッキはパワー9と一部のカードの買い足しで作られている。
パワー9のハードルは高いとはいえ、
そこをクリアするとだいたい組めるデッキになっている。
数少ないヴィンテージをプレイする人達や、
昔のカードのコレクションをしている人達は、
ちょっと気分を変えてアルファ40の世界に飛び込んではいかがだろう。

もともとのハードル(アルファだけで組む)は相当に高いけれども、
Unlimited版までOKのルールにすると、
だいたいの人のハードルは同じくらいになる。
それでも大変な事には変わりがないけれども、
そこにはいつもと違った刺激が待っている。
今は無理でもいつかそこに辿り着こうとするだけで、
MTGのへの気持ちも変わるはず。

ではまた。

三日月の神

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ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

———————

英宝さんはどうして
三日月の神(ムーミン)をジェネラルに選んだのでしょうか?
構想過程や出会いとか聞きたいです。

———————

おお、我が愛する青デブムーミン君への質問!
嬉しい。
やめろというまで語る。
この青デブ君への無意味な愛情はたぶん世界一だ。

いつもの通り、カードのスペックから。


Kami of the Crescent Moon/三日月の神
コスト:青青
伝説のクリーチャー スピリット(Spirit)
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは追加のカードを1枚引く。
1/3
レア

神河救済のレアで、
能力はただの《吠えたける鉱山/Howling Mine》がついてる1/3の生物。
青デブの名にふさわしく、
パワー1だが、タフネスは3もある。
吠えたける鉱山》は無色2マナ、
こっちは青青の2マナ。
生物になっている分だけ弱いと言えなくもないうえに、
指定コストもきつい。
なんにも強くない。
なんにも強くないのだが、
こんな生物でも一度はトーナメントカードになっている。
2006年プロツアーホノルルのベスト4デッキにしっかり4枚採用されているのだ。
デッキ名は「ハウリング・オウル」という名で、
この青デブ君と《吠えたける鉱山》が4枚ずつ入っている。
このデッキが勝てなかった相手は軽いクリーチャーで攻めてくるタイプ。
これだけはどうにも出来ず、
この2006年のプロツアーの決勝はそんなビートダウンデッキ同士の戦いだった。
こればかりは相性の問題だったとしか言えない。

この青デブ君、
本名なのかどうか知らないが、
自称では「望/Mochi」と名乗るらしい。
モッチー。
他人からは呼ばれないのだろうか、モッチー。

ストーリー的には中々の野心家で、
「三日月」という月のある一面でしかない神ではなく、
世界を統べる神になる事を目論む大きな夢を持つモッチー。
三日月から世界を狙うとは随分大きな野望を抱くモッチー。
ただし、
真実を求める者、今田魅知子/Michiko Konda, Truth Seeker
(店主はミッチーまたはみっちゃんと呼んでいる。)
に目論見を見破られ、
梅澤俊郎/Toshiro Umezawa》・・・というより、
(店主はトッシーと呼んでいる。)
MTG界トップクラスのチート武器《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》のパワーにより、
モッチー、氷漬け。
梅澤の十手》の能力に氷漬けなんてあったっけ?
とか突っ込まないように。
ストーリーにそう書いてあるだけなんだから。
で、氷漬けにされている時に、
復讐の神、大口縄/O-Kagachi, Vengeful Kami》というドラゴンに飲み込まれておしまい。
モッチーは大口縄が美味しくいただきました。
神河救済時は大口縄はストーリーにしか出てこないキャラだったが、
統率者2017にてカード化。
八ツ首のドラゴンとして描かれている。
たぶんだけど、モチーフはヤマタノオロチ。
折角だから氷漬けのモッチー食べてる絵にして欲しかった。
いや、どっかでそういうプロモ版出して欲しい。

こんな感じで神河のメインストーリー部分にしっかり登場する、
それなりに重要なキャラクターだった。
ちなみにモッチーは、
梅澤俊郎》(トッシー)が《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》の加護を受けるための協力もしている。
なのにトッシー、モッチーを氷漬け。
恩を仇で返すトッシー。
トッシー、それでいいのか。
戦国時代の下剋上みたいなお話だ。

モッチー、自力で世界征服考えてみたり、
結局うまく行かなくて死んじゃうあたり、
なんだか松永久秀みたいなヤツだ。
松永久秀も自力で日本征服を考えていたと言われている。
松永久秀とは、戦国時代の武将で、
日本史上一番最初に自爆が死因になった野心家。
官職名から松永弾正(だんじょう)と呼ばれる事もある。
織田信長を裏切ってみたり、足利の将軍様を振り回してみたり、
動乱の時代に色々とやらかしたあとに、

信長「お前の持ってる茶器くれ。そしたら許してやる。くれなきゃ殺す。」
久秀「ヤダ。お前にくれてやるくらいなら死ぬわ。」

というやりとりをして、
平蜘蛛の茶釜という茶器を抱いて、
火薬で自らもろとも爆散という、
日本で一番ロックなヤツである。
飛行機も電気も無い時代に、
自殺方法がまさかの爆死。
ハラキリはあった時代だが、
そこでハラキリではなくて爆死。
これをロックと言わずなんと言おうか。
自爆は創作だとも言われているが、
「信長に茶器と自分の首は渡さない。」
として、茶器を破壊し、城に火をかけ、
自害、または爆死か焼死した事は間違いないと言われている。
つまりロックである。
戦国時代随一のロック野郎である。

そんな松永久秀ばりのロックなヤツ、それがモッチー。
自らの能力で賄賂をバラまくがごとく、ドローを加速させ、
それでも自分が一番のアドバンテージを得ようとするが、
だいたい下剋上、裏切りに遭って死ぬ。
青デブ君もなかなかいないロック野郎である。

このロック野郎、さすがに能力が能力なうえに、
パワーも1しかないので、
EDHでこんな生物を使うのは暴挙(ロック)過ぎると最初は思った。
だが、普通は目指さない所を目指すのがロック。
EDHはライフ40点かジェネラルダメージ21点で倒すのが基本。
特にEDH黎明期はコンボなんてものはあまり無かった。
みんなでパワーカードぶつけ合うだけの世界に近かった。
そんな中で、99枚のライブラリーを削る事を考える人はいなかった。
しかも3人分も削るなんて無茶だ。
だが、普通は目指さない所を目指すのがロック。

というわけで店主は《三日月の神》をジェネラルに選んだ。
最初に《三日月の神》をジェネラルにデッキを組んだ頃、
この世には世界を支配しかねない神、
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》は、
まだ存在していなかった。
無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre
真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth
も当然いなかった。

こいつらが出るまでは、
本当に全員のライブラリーを削るデッキを作っていた。
殴る手段など皆無に等しく、
全員にひたすらカードを引かせ、
パーマネントは危険なものだけ戻す。
チャンスのある時に全員を《繁栄/Prosperity》で引き殺す。
そんなデッキを作っていた。

勝手に手札が増え、
みんな土地事故からも解消され、
やりたい放題の場が形成されていく中、
三日月の神》なんてみんな必ずというくらい放置。
面白がって誰も除去しない。
誰もがライブラリーアウトで殺されるなんて思っていないからだ。
ただ、おおむね《無理強いた成果/Forced Fruition》を置いたらバレた。
数回呪文を唱えた途端にライブラリーが無くなるので、
「こいつライブラリーアウト狙ってやがる!」
とバレる。
あとは一度対戦したらだいたいバレるのだが、
それでもみんな「基本的に害がないから。」と《三日月の神》を放置してくれる。
なんとも面白いヤツだ。

ごみ引きずり/Junktroller》なんてカードまで採用している変なデッキだ。

正確な能力は以下の通り。


Junktroller/ごみ引きずり
コスト:4
アーティファクト クリーチャー ゴーレム(Golem)
防衛
(T):墓地からカード1枚を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
0/6
アンコモン

ただのブロッカーで、
ライブラリーを地味に地味に回復したり、
墓地活用を邪魔したりするだけの生物。
これで自分のライブラリーを少しだけ回復させつつ、
最後は、
空中文字/Skyscribing
繁栄/Prosperity
などの全員X枚ドロー呪文で3人まとめてぶっとばす。
という主旨のデッキだったが、
エルドラージ3神が出た途端に崩壊した。
あいつらの面倒なところは、
どんな領域から墓地に落ちてもライブラリーに墓地ごと混ざる。
これのせいで、せっかく削ったライブラリーが元に戻るのは、
あまりにもキツかった。
適者生存/Survival of the Fittest》等で捨てるだけでOKなだけでなく、
あの3神はEDHで採用されるだけのカードパワーの生物だった。
しかも無色。
どんな色でも投入可能なカードで、
ライブラリー切れの対策も出来ているカードが登場した途端に、
全員をライブラリーアウトさせる事は難易度が上がった。

全員を一気にライブラリーアウトさせるならともかく、
中途半端に1人か2人しか倒せない時は、
残った人に確殺される脆いデッキだ。
エルドラージ3神のせいで、
我が《三日月の神》はデッキの変更を余儀なくされる事となった。

何か良い方法は無いか、
とにかくこの青デブムーミン君、モッチーには愛着がわいていた。
このまま「使えないジェネラル」の烙印を押されたくないと思った。

そこで色々と試行錯誤をしてみたところで、
やはり《吠えたける鉱山》能力を活かすのなら、
自分にターンが沢山回ってくるのが一番だろうと思い、
追加ターンカードを全力投入。
このエルドラージ3神が出る前の段階では、
デッキには1枚も追加ターンなんて入れていなかった。

それとエルドラージ3神の持つ能力を活かすコンボが搭載された。

精神力/Mind Over Matter
寺院の鐘/Temple Bell
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn

の3枚。
これを作った当時はエムラクールさんはEDHで禁止されていなかったので、
ウラモグさんとコジレックさんを採用する必要が無かった。
あと、
エムラクールも追加ターンカード。
しかも打ち消されないうえに滅殺6もあるので、
状況の対処力も優秀。
自身の追加ターン能力+追加ターン呪文1~2枚で、
多くの場合は場の制圧を完了してくれる。

15マナで普通はプレイするのも難しいコストだが、
世の中にはインチキな土地がありまして。
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》という。
これまた当時は禁止されていなかった。
そらもうどっちも禁止されていない以上はデッキに放り込む。
どっちも禁止されていない時代では、
平然と3ターン目や4ターン目に着地する事もあった。

極論、フィニッシャーなんてこれだけで十分。
モマベルと呼ばれる、
精神力》+《寺院の鐘》コンボか、
エムラクールで追加ターンしながら全員殴るか。
追加ターンで連続してドローと展開を繰り返すので、
一度始まったら案外と止まらない。
止まったとしても、
手札はカウンターを構えられる状態が多く、
ちょっとやそっとでは盤上は揺るがない。
自分のターンにさえ戻ってくればまたコンボ狙いの
「ずっと俺のターン。」モードだ。
なお、
ほんの数回だけだが、
ジェネラルダメージ21点できっちり殴り切った事もある。
21回殴ったわけではなく、
魔力の篭手/Gauntlet of Power》を複数コピーして殴ったので、
数回で済んでいる。
Copy Artifact
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
彫り込み鋼/Sculpting Steel
で全部《魔力の篭手》を選べば、
パワー1の貧弱モッチーもパワー4まで育つ。
このくらいまであると案外殴り切れる。
あとは《露骨な窃盗/Blatant Thievery》を採用していた時に、
対戦相手から《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》を奪い取り、
そのまま殴り倒した事もあった。

そんなデッキを作ったのももうかなり前。
エムラクールもトレイリア大学院も禁止になった。
そしてEDHの環境も色々なカードが出て随分と変わった。
いつの頃からか、
「あのデッキは油断してると全員を殺しに来る。」
と認識されるくらいになった。
2ターン目に置いて即座に除去されるくらいに警戒されるようになった。
「この《三日月の神》というカードを、
 弱いジェネラルから危ないヤツに昇格させたのは、
 間違いなく自分だ!」
と言えるのは、個人的には結構嬉しい。
海外に持っていって遊んだ事もあるが、
だいたいの人が最初にカードの効果を確認し、
だいたいの人が油断してくれて、
そのまま倒し切る事が何度もあった。
俗に言う初見殺しというやつだ。
対戦する前だと
「お前、面白いジェネラル使ってるな。」
くらいの反応が多いのだが、
一度でも食らうと皆の見る目が変わるのが楽しかった。
海外で遊んだ時にも、
「あいつは魔王だ。先に倒せ!」
といった感じの言葉を何度ももらった。
こんな言葉をいただきつつも、
三日月の神》を置くと皆楽しそうなのだ。
理由は簡単で、
ドローが加速する事で、
いつもより自分のデッキがよく回るから。
そしてこちら側としては多くのデッキの
「回った時の動き」
を見る事が出来るのも勉強出来るので楽しかった。

それから、
どういうわけかEDHでお会いする事があるお客様達は、
「一度はムーミンと戦いたい。」
と言ってくださるので、
このデッキは弱かろうと強かろうと持ち続けたままになっている。
エムラクールは禁止になったとはいえ、
ウラモグかコジレックがその代わりをつとめてくれるし、
追加ターンは撃ったら追放される追加ターン呪文ばかりだが、
それでも追加ターン呪文は増えた。
それに、《運命のきずな/Nexus of Fate》というインチキみたいな呪文も出た。
追加ターン呪文であり、
ライブラリーに勝手に戻り、
しかもインスタント。
全くの制約無しでインスタントで追加ターンは相当に驚いた。
EDHでは自分の手前のターンのプレイヤーのエンドに撃つだけで良いのだ。
隙が無くて素晴らしいカードだ。
これを見て真っ先に
「おお、青デブ君のために作られたカードだ!」
と思ったヤツは世界で自分だけだろう。
言うまでもなさそうだが、
店主はとにかく新しいセットが出るたびに、
このEDHの《三日月の神》デッキをいじるパーツが登場したかどうかをチェックしている。
ここ数年での最大の収穫は《運命のきずな》だったが、
否定の力/Force of Negation》もかなりのお気に入りだ。
青のピッチスペルは相変わらず強い。

ところで、この原画どこにあるのか知らないけれども、
誰か所在がわかったら教えて下さい。
ここまで使い込んだジェネラルなので、
原画が欲しくなってしまった。
描いている人はDarrell Richeさんという人らしい。
MTGの絵を90種以上描いている。

ではまた。

EDHデッキ紹介その128(Yargle, Glutton of Urborg/アーボーグの暴食、ヤーグル)

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今回のEDHデッキ紹介は、ドミナリアにて登場した、伝説のカエル様。

カエルとしては2体目の伝説のクリーチャー。
1体目の《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》は独特の能力を持っていたが、
こちらの《アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg》は
何の能力も持っていない、いわゆるバニラクリーチャー。
ギトラグ先生は出ただけで危ない生物だが、
ヤーグルはバニラゆえに一切警戒されない可愛いカエルちゃんだ。


アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg
コスト:4黒
伝説のクリーチャー カエル(Frog) スピリット(Spirit)
9/3
アンコモン

5マナでパワーが9もあるのに対して、タフネスが3。
頭でっかちを絵に描いたようなクリーチャー。
通常の60枚構築だと、
稲妻/Lightning Bolt》等に代表される3点火力で落ちるかどうかが、
デッキに選択に影響を及ぼす事があるが、
EDHの構築ではそんな事は全然気にしないので、
タフネスはそこまで重視されない。
むしろパワー9はおいしい。
3回パンチで相手が沈められる事も大きいし、
パワーを2上げられるなら2回パンチでOK。
それが5マナでデメリット無しなら、十分アリだ。
(いや、なんにも能力無いんだけどね。)

ただ、能力が皆無な生物なので、
ひたすらに脳筋デッキを作るより道がないのが悲しいところか。

デッキは以下。

ジェネラル:《アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg

-クリーチャー 6枚-
薄暮軍団の盲信者/Dusk Legion Zealot
Soldevi Adnate
肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder
無慈悲な処刑人/Merciless Executioner
疫病造り師/Plaguecrafter
叫び大口/Shriekmaw

-インスタント 6枚-
殺戮の契約/Slaughter Pact
暗黒の儀式/Dark Ritual
汚れた一撃/Tainted Strike
吸血の教示者/Vampiric Tutor
四肢切断/Dismember
殺し/Snuff Out

-ソーサリー 11枚-
伝国の玉璽/Imperial Seal
無垢の血/Innocent Blood
悪魔の教示者/Demonic Tutor
夜の囁き/Night’s Whisper
血の署名/Sign in Blood
Grim Tutor
骨読み/Read the Bones
毒の濁流/Toxic Deluge
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will
野望の代償/Ambition’s Cost
古えの渇望/Ancient Craving

-エンチャント 5枚-
動く死体/Animate Dead
ネクロマンシー/Necromancy
リリアナの誓い/Oath of Liliana
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
地下世界の人脈/Underworld Connections

-アーティファクト 34枚-
金属モックス/Chrome Mox
永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
Jeweled Amulet
水蓮の花びら/Lotus Petal
魔力の墓所/Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
オパールのモックス/Mox Opal
魔力の櫃/Mana Vault
大薙刀/O-Naginata
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
太陽の指輪/Sol Ring
通電式キー/Voltaic Key
秘儀の印鑑/Arcane Signet
炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond
冷鉄の心臓/Coldsteel Heart
友なる石/Fellwar Stone
砕けたパワーストーン/Fractured Powerstone
厳かなモノリス/Grim Monolith
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
精神石/Mind Stone
虹色のレンズ/Prismatic Lens
星のコンパス/Star Compass
思考の器/Thought Vessel
梅澤の十手/Umezawa’s Jitte
連合の秘宝/Coalition Relic
ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
光と影の剣/Sword of Light and Shadow
生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton
スランの発電機/Thran Dynamo
魔力の篭手/Gauntlet of Power
金粉の水蓮/Gilded Lotus
ニンの杖/Staff of Nin
不滅の太陽/The Immortal Sun

-プレインズウォーカー 3枚-
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms
灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited

-土地 34枚-
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
湿地の干潟/Marsh Flats
汚染された三角州/Polluted Delta
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
古えの墳墓/Ancient Tomb
ボジューカの沼/Bojuka Bog
陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
ロークスワイン城/Castle Locthwain
ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium
発明博覧会/Inventors’ Fair
Lake of the Dead
屍肉あさりの地/Scavenger Grounds
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold
20《沼/Swamp

———-

デッキは当然ながらヤーグル以外の生物でのアタックは期待していない。

アーボーグの暴食、ヤーグル》自身は
高いパワーを持つものの何の能力も持たないため、
当然ながらジェネラルダメージで対戦相手を殴り倒していくことを狙っていく。
ただし、素のままの《アーボーグの暴食、ヤーグル》で
ジェネラルダメージを狙おうとすると対戦相手を3回殴る必要があるため、
とにかく装備品を付けてパワー11以上を狙う。

デッキに搭載している装備品の中で、
例外は下記の《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》。


Grafted Exoskeleton/生体融合外骨格
コスト:4
アーティファクト 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに感染を持つ。
(それは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
生体融合外骨格がいずれかのパーマネントからはずれるたび、そのパーマネントを生け贄に捧げる。
装備(2)
アンコモン

生体融合外骨格》を《アーボーグの暴食、ヤーグル》に装備させると
パワー11の感染となるため、攻撃が通れば
毒カウンターが11個乗り、対戦相手を毒殺可能に。

同じような事を1回限りで出来るのが《汚れた一撃/Tainted Strike》。


汚れた一撃/Tainted Strike
コスト:黒
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに感染を得る。
(それはクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
コモン

こちらはインスタントで感染と+1/+0。
攻撃が通りさえすればインスタントで《汚れた一撃》をかまして毒10個。
うまくプレイできれば、
1人を毒殺した後に、
ヨーグモスの意志》からもう1回《汚れた一撃》でもう1人、
という事も期待出来る。
パワー9以上の生物ならではの瞬殺技だ。

それから、このデッキに限っているわけではないが、
地味に使える1枚は《ロークスワイン城》。


Castle Locthwain/ロークスワイン城
土地
あなたが沼(Swamp)をコントロールしていないかぎり、ロークスワイン城はタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)を加える。
(1)(黒)(黒),(T):カードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札にあるカードの枚数に等しい点数のライフを失う。
レア

エルドレインのレアの土地で、
ドロー加速能力を持つカード。
能力的にはリスクもあれば悠長でもあるが、
息切れを起こした際には助けになる1枚。
》が無いとタップインというデメリットは、
いくらなんでも黒単では回避出来るはずだ。
手札0の時に起動で1ライフ失う、
手札1の時に起動で2ライフ失う、
このくらいだと許容ライン。
手札0でドローステップで土地を引いた場合には、
土地セットからこれを起動で十分に仕事をしてくれる。

手札2以上になってくるとちょっと危なくなってくるが、
ご利用は計画的に。
さすがに手札5枚以上で起動する人はあんまりいないと思う。
5枚以上の手札があったら先に何かしら動いてからのほうが良いし、
5枚以上あって動けない状況もなかなかに無いだろう。
変な言い方だとは思うが、
「マナが出せて、ライブラリーの上を見られない、
 使いにくい《森の知恵/Sylvan Library》。」
だと思えば良し。
森の知恵》は60枚構築ライフ20の勝負の中ではライフを払うのを躊躇するが、
EDHではノータイムでライフを払う事が多いカードだ。
ライフ的リスクはほぼ同等クラス。
面倒なのは起動が1黒黒とタップなので、
実質4マナ必要である事。
ガチガチのコンボデッキではこんな悠長なカードは採用出来ないが、
こういうバニラ生物でぶん殴るデッキでは重要な1枚になる。
それほど高額なカードではないので、
1枚おさえておいて損の無いカードだと思う。
ロークスワイン城》と《ガイアー岬の療養所》はそういう地味に悪くないカードだ。
ちなみに、この2種のカードの相性も決して悪くないのでオススメだ。

さて、ここのところ連続して単色を紹介したので、
次は2色以上のジェネラルの紹介を。

ではまた。

【2020年05月03日】スタンダード大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・スタンダードトーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:5月3日(日)
参加費:1,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:スタンダード
賞品:パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

大会終了後にEDH(統率者戦)の無料参加イベントもあります。
初心者の方にはデッキの貸し出しもしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
メール:customer@cardshop-serra.com


■交通案内



静岡県沼津市大手町5-7-5 つるかめ仲見世ビル 4Fです。
JR沼津駅南口から仲見世商店街に入り、しばらく進んだ先の右手側のビルです。


■お知らせ

・デッキに使用するカードを当日お買い求め予定の場合、購入希望カードを事前にメールでご連絡くださいませ。事前のご連絡が無い場合、売り切れ等の理由でご用意できない場合もございます。

・当ショップでは、カードの買取も行っております。ご不要なカードがございましたら、大会参加時にお持ちよりいただければ幸いです。


その他の大会予定はこちら

【2020年05月10日】パイオニア大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・パイオニアトーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:5月10日(日)
参加費:1,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:パイオニア
賞品:パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

大会終了後にEDH(統率者戦)の無料参加イベントもあります。
初心者の方にはデッキの貸し出しもしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
メール:customer@cardshop-serra.com


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・当ショップでは、カードの買取も行っております。ご不要なカードがございましたら、大会参加時にお持ちよりいただければ幸いです。


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【2020年05月17日】モダン大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・モダントーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:5月17日(日)
参加費:1,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:モダン
賞品:パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

大会終了後にEDH(統率者戦)の無料参加イベントもあります。
初心者の方にはデッキの貸し出しもしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
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メール:customer@cardshop-serra.com


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【2020年05月24日】レガシー大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・レガシートーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:5月24日(日)
参加費:1,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:レガシー
賞品:パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

大会終了後にEDH(統率者戦)の無料参加イベントもあります。
初心者の方にはデッキの貸し出しもしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
メール:customer@cardshop-serra.com


■交通案内



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■お知らせ

・デッキに使用するカードを当日お買い求め予定の場合、購入希望カードを事前にメールでご連絡くださいませ。事前のご連絡が無い場合、売り切れ等の理由でご用意できない場合もございます。

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各セット最高のカード・前編

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ツイッター質問箱でこのような質問をいただいた。

——————-

各エキスパンションの最高のカードを教えてください。
α版、β版、アンリミテッドはBlack Lotus
アラビアンナイトはBazaar of Baghdad
アンティキティはMishra’s Workshop
といったところでしょうが、他はいかがでしょうか?

——————-

挙げていくだけ大変そうな話題だ。
最高の基準が曖昧だけれども、
とりあえずそのセットでのカード人気と強さ、デッキ採用率、
これに独断と偏見を加えて書いていこう。
同じカード名が出る事もあると思う。


α版、β版、Unlimited:《Black Lotus
Arabian Night:《Bazaar of Baghdad
Antiquities:《Mishra’s Workshop

は異論無し。
あえて言ってもArabian Nightに《Library of Alexandria》くらいか。
1枚制限されている方が上という見方もある。


Legends:《The Tabernacle at Pendrell Vale
The Dark:《血染めの月/Blood Moon
Fallen Empire:《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach

Legendsは値段的に見て誰も文句を言わなそう。
The Darkは《イス卿の迷路/Maze of Ith》が対抗馬。
Fallen Empireも誰も文句を言わないところだろう。


Ice Age:《ネクロポーテンス/Necropotence
Aliianeces:《意志の力/Force of Will
Homelands:《商人の巻物/Merchant Scroll

この3つのセットも他の追随は無しと見て良いかも。
HomelandsはFallen Empire並みに悲しい。


ミラージュ:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
ヴィジョンズ:《吸血の教示者/Vampiric Tutor
ウェザーライト:《炎の嵐/Firestorm

多少の好みはあれどここも多くの人が異論を唱えないと思われる。
ウェザーライトは《中断/Abeyance》を挙げる人がいそう。


テンペスト:《直観/Intuition
ストロングホールド:《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
エクソダス:《適者生存/Survival of the Fittest

エクソダスだけは《ドルイドの誓い/Oath of Druids》と、
裏切り者の都/City of Traitors》があるので、
このへんは人の好みが出そうなところ。


ウルザズ・サーガ:《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
ウルザズ・レガシー:《記憶の壺/Memory Jar
ウルザズ・デスティニー:《アカデミーの学長/Academy Rector

ここもあまり文句のつけようがない感じだろうと思う。
マスティコア/Masticore》や《補充/Replenish》が好きという人もいそうだ。


メルカディアン・マスクス:《誤った指図/Misdirection
ネメシス:《目くらまし/Daze
プロフェシー:え?

マスクスについては《リシャーダの港/Rishadan Port》も良いが、
やはりピッチスペルを推す。
目くらまし/Daze》はもう文句無しだろう。
レガシーでの採用率が他のカードとは大きく違う。
プロフェシーの事はそっとしておくように。


インベイジョン:《嘘か真か/Fact or Fiction
プレーンシフト:《翻弄する魔道士/Meddling Mage
アポカリプス:《破滅的な行為/Pernicious Deed

この3つのセットは人の好みで意見が分かれる事もありそう。
ただ、《嘘か真か》は不動で良いと思っている。
なにせこのカードは一度はヴィンテージで制限された程なのだから。
プレーンシフトでは《悪魔の意図/Diabolic Intent》を挙げる人もいそうだ。
アポカリプスなら《名誉回復/Vindicate》か。


オデッセイ:《激動/Upheaval
トーメント:《綿密な分析/Deep Analysis
ジャッジメント:《狡猾な願い/Cunning Wish

見事に3枚とも真っ青。
サイカトグ/Psychatog》も《激動》あってのものなので、
激動》を上位に。


オンスロート:《汚染された三角州/Polluted Delta
レギオン:《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath
スカージ:《もみ消し/Stifle

スカージは色々と面白いカードがあるのだが、
トーナメントでの活躍を考えると《もみ消し》が1位。
1マナでデザインされた事もプラス要因。

今回はここまで。
次回は新枠以降のエキスパンション。

ではまた。

各セット最高のカード・中編

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今回も前回と同じく、
ツイッター質問箱でいただいた下記の質問に答えていく。

——————-

各エキスパンションの最高のカードを教えてください。
α版、β版、アンリミテッドはBlack Lotus
アラビアンナイトはBazaar of Baghdad
アンティキティはMishra’s Workshop
といったところでしょうが、他はいかがでしょうか?

——————-

今回は新枠以降のエキスパンションセット。


ミラディン:《虚空の杯/Chalice of the Void
ダークスティール:《頭蓋骨絞め/Skullclamp
フィフス・ドーン:《永遠の証人/Eternal Witness

セット全体がバランス崩壊気味だったので、
他の強いカードを挙げられないのが残念なくらい。
この頃のプラスマイナス5年くらいのセットで一番好きなセットだった。


神河物語:《けちな贈り物/Gifts Ungiven
神河謀反:《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte
神河救済:《真髄の針/Pithing Needle

この3つのセットは他のカードを挙げる余地は無さそう。
特に神河謀反。
「神河十手」というあだ名がつけられる程。


ラヴニカ:《闇の腹心/Dark Confidant
ギルドパクト:《虚空の力線/Leyline of the Void
ディセンション:《冥府の教示者/Infernal Tutor

珍しく3セット全て黒。
どれも文句なしに強いカード達。
この3セットで一番好きなカードは《闇の腹心》だ。
黒らしくて非常に素晴らしいデザイン。


時のらせん:《心霊破/Psionic Blast
次元の混乱:《滅び/Damnation
未来予知:《タルモゴイフ/Tarmogoyf

数々の話題になったカード達。
時のらせんは、《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》もあるが、
最初に話題とトーナメントに上がった《心霊破》を1位に。


ローウィン:《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
モーニングタイド:《苦花/Bitterblossom
シャドウムーア:《沈んだ廃墟/Sunken Ruins
イーブンタイド:《滝の断崖/Cascade Bluffs

プレインズウォーカーが最初に出たセットがやっと登場。
その中でもやはりジェイスがトップ。
出た当初からスタンダードでプレインズウォーカーが活躍して、
なかなかに興味深い環境だった。


アラーラの断片:《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
コンフラックス:《流刑への道/Path to Exile
アラーラ再誕:《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf

どのカードもレガシーやヴィンテージなどの、
エターナル環境にまで影響を与えたカード達。
今も活躍可能なカード達という点も評価が高い。


ゼンディカー:《沸騰する小湖/Scalding Tarn
ワールドウェイク:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
エルドラージ覚醒:《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn

なんだかもうコメント不要レベルの御三方。


ミラディンの傷跡:《オパールのモックス/Mox Opal
ミラディン包囲戦:《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
新たなるファイレクシア:《精神的つまづき/Mental Misstep

なんだかもうコメント不要レベルの御三方パート2。
精神的つまづき》に至っては、
「どうしてこのカード作っちゃったの?」
と言いたくなる程強い。


イニストラード:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
闇の隆盛:《信仰無き物あさり/Faithless Looting
アヴァシンの帰還:《グリセルブランド/Griselbrand

なんだかもうコメント不要レベルの御三方パート3。
そろそろ書いておかないと疑われそうだけど、
手抜きじゃないからね、コレ。


ラヴニカへの回帰:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
ギルド門侵犯:《演劇の舞台/Thespian’s Stage
ドラゴンの迷路:《概念泥棒/Notion Thief

死儀礼のシャーマン》は誰もが文句無しの1枚だろう。
こんなに強い1マナ生物は他に類を見ない。
演劇の舞台》と《概念泥棒》がかすれてしまうほど。


テーロス:《思考囲い/Thoughtseize
神々の軍勢:《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
ニクスへの旅:《マナの合流点/Mana Confluence

ここも同じようなもの。
思考囲い》のせいで、他2枚がかすれてしまう。
いくら2ライフ損失とはいえ、
まさか《強迫/Duress》より強い1マナ手札破壊を出すとは思わなかった。


タルキール覇王譚:《宝船の巡航/Treasure Cruise
運命再編:《僧院の導師/Monastery Mentor
タルキール竜紀伝:《コラガンの命令/Kolaghan’s Command

ここもほぼ誰も文句言わなそうな感じのラインナップ。
宝船の巡航》と《僧院の導師》に至ってはヴィンテージで制限されている。
特に《宝船の巡航》はコモンなだけに、
やっちまった感がある。


戦乱のゼンディカー:《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger
ゲートウォッチの誓い:《反射魔道士/Reflector Mage

このウラモグさんは初代とは違った強さがあって面白い。
反射魔道士》はタイムアドバンテージの稼ぎ方が個性的。


イニストラードを覆う影:《秘蔵の縫合体/Prized Amalgam
異界月:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope

秘蔵の縫合体》はドレッジ専用に近いとはいえ強い。
リリアナは想像以上にレガシーでの活躍がめざましい。


カラデシュ:《逆説的な結果/Paradoxical Outcome
霊気紛争:《歩行バリスタ/Walking Ballista

ここもほぼ文句無しの2枚ではなかろうか。
歩行バリスタ》は通常使用でも強いが、
無限マナからのフィニッシュ手段にもなる。
逆説的な結果》は作った人がコンボを意識して作ったとしか思えない強さ。


アモンケット:《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
破滅の刻:《虚ろな者/Hollow One

ハゾレトはともかく、うつろん(《虚ろな者》のあだ名)は、
他にあんまり選択肢がなく、
このカードだけドレッジ等で使われるから。


イクサラン:《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass
イクサランの相克:《原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger

このへんも他にあまり思いつかない感じで、ちょっと残念。
ガルタさんはEDH的には最高クラスに好きな生物。
EDHをやった事がない人に、ここからEDHデビューをしても良いと言えるカード。


ドミナリア:《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria
ラヴニカのギルド:《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy
ラヴニカの献身:《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis

どれもスタンダード環境以外でも見る事がある優秀な奴ら。
ハイドロイド混成体》はレガシーでも使われる事があるのが面白い。
本体をカウンターされても誘発型能力が生きる点が良し。


灯争大戦:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
灯争大戦日本語版:《戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General》(天野喜孝)
エルドレインの王権:《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns

この3つに説明はいらない気がする。
そこらじゅうで禁止されるオーコさん、
ヴィンテージで制限されるナーセットさん。
そして日本語版限定のあの絵のリリアナさん。

今回はここまで。
次回は基本セットやマスターズシリーズや特殊セット。

ではまた。

【2020年03月29日】ヴィンテージ大会のおしらせ

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■大会概要

カードショップセラ・ヴィンテージトーナメント

場所:Cardshop Serra (店舗案内
日程:3月29日(日)
参加費:2,000円
受付時間:12時00分~13時00分
開始時間:13時00分~
レギュレーション:ヴィンテージ
賞品:パック、プレイマット等
※:参加人数に応じて賞品は豪華になります。

大会終了後にEDH(統率者戦)の無料参加イベントもあります。
初心者の方にはデッキの貸し出しもしておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問は、担当・清水 までどうぞ。
電話:055-963-2750
メール:customer@cardshop-serra.com


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JR沼津駅南口から仲見世商店街に入り、しばらく進んだ先の右手側のビルです。


■お知らせ

・デッキに使用するカードを当日お買い求め予定の場合、購入希望カードを事前にメールでご連絡くださいませ。事前のご連絡が無い場合、売り切れ等の理由でご用意できない場合もございます。

・当ショップでは、カードの買取も行っております。ご不要なカードがございましたら、大会参加時にお持ちよりいただければ幸いです。


その他の大会予定はこちら

【2020年04月17日~19日】イコリア:巨獣の棲処 プレリリースのおしらせ

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プレリリース参加予約はこちらから

■大会概要

カードショップセラ・イコリア:巨獣の棲処 プレリリース

場所:Cardshop Serra (店舗案内

日程:
1回目:4月17日(金) 19:30(18:30 受付開始)
2回目:4月18日(土) 00:00(4月17日(金) 23:00 受付開始)
3回目:4月18日(土) 13:00(12:00 受付開始)
4回目:4月19日(日) 13:00(12:00 受付開始)

参加費:各3,000円

定員:各18名程度(合計72名)

レギュレーション:シールド

試合形式:スイスドロー(最大で3回戦とさせていただきます)

内容:
イコリア:巨獣の棲処 ブースターパック×6
日付が印刷されたFoilプロモカード×1
スピンダウン・ライフカウンター×1

賞品:参加者全員にイコリア:巨獣の棲処 2パックを進呈します!

日程1回目は、4月17日(金)の19:30から開催いたします!
また、日程2回目は深夜プレリリースです!
当日は深夜営業を行いますので、皆様お誘い合わせの上ご来店ください!

また、サイドイベントとして、コマンダーデュエルを併催いたします!
こちらのイベントでは、『イコリア:巨獣の棲処』統率者デッキをいち早く体験することができます!
ぜひお気軽にご参加ください!

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