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台湾旅行記Ⅳその2。

台湾旅行記Ⅳ続き。

11月9日(月)
市政府駅で待ち合わせ、アルフ君が予約してくれた料理店へ。
ここは台湾でも人気店で1か月前予約がないと入れないようなお店だと言う。
お店のメニューを見てみたが、
他の料理店と違い、英語や日本語が一切書いていない。
英語や日本語が一切書いていない、そこそこ値段のするお店は台湾では珍しい。
多くの台湾料理店は日本語や英語でメニューが書いてあったり、
店員さんが日本語を話せたりする。
メニューを見る限り、「青椒肉絲(チンジャオロース)」だけがわかる。
「翡翠炒飯」もチャーハンなのはわかるが、
翡翠が何なのかもサッパリわからない。
何かの野菜だとは思うのだが。
こういう料理店は現地の人がいないと、
ただの旅行客ではまず行く事が出来ない。
ここで個人的に初めての食べ物に出会う。
漢字の名前は忘れてしまったが、
アルフ君が「エビのそぼろ」と説明してくれた。
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エビそぼろ

このエビのそぼろをレタスにくるんで食べる。
これがとても美味しい。
あまりに気に入ってしまい、おかわりをしたほどだ。
メインディッシュは北京ダックだったのだが、
それよりもこのエビそぼろに心を奪われた。
日本ではまず食べられないようなメニューではないだろうか。
少なくとも自分の知っている料理店では見たことがない。
そしてなによりも、
我らが台湾に行くと決めてすぐにこの料理店を予約してくれた、
そのアルフ君の気遣いが一番嬉しい。

北京ダック。
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北京ダック


同じお店で食べた魚料理。
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魚料理


昼食後はアルフ君は仕事らしいので一度お別れ。
一度台北駅に戻る。
そこで見つけた謎のオブジェ。
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謎のオブジェ

何なのか一切説明無し。
台北駅の地下道に突然置いてあった。
大きさは人間の身長以上。
子供が見たら泣きそうなデザインである。

我々3人は台湾に来たら必ず行くカードショップへ。
ここでカードを買ったり、
知り合った人たちと話をしていたら、
アルフ君から電話。
「どうしてもドラフトやりたいから、
 明日10日の夜、8時過ぎからドラフトやろう!」
とのこと。
人のことは言えないが、アルフ君もマジック好きだなぁ。
もちろんの事、喜んで承諾。

夜は太和殿(タイフーディン)。
もう台湾に来たらここに行かないのはありえないくらいの場所。
7回台湾に来て、7回行っている料理店。
台湾の激辛しゃぶしゃぶ。
ここの鴨血(ヤーシェ)が食べたくて台湾に行くと言っても過言ではない。
このお店、日本に進出したら嬉しいんだけどなぁ。
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太和殿

画像にあるお魚が何という名かサッパリわからないが、
とろけるような柔らかさで美味しかった。

太和殿からホテルに戻ったらもう日が変わっていた。

11月10日(火)
アルフ君の案内でチャーハン専門店へ。
スタッフSが
「3度のメシよりチャーハン」
というくらいのチャーハン好きだと説明したら、
この場所に行こうと言ってくれた。
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魚チャーハン

ここでは魚が入っているチャーハンを注文。
これまた初めて食べる味で個人的にかなり気に入った。
Sに感想をきいてみると、

S「2分ですね。」

店主「ん?2分?」

S「ええ、食べ終わるまでに2分。」

その速度で食べて終えてしまうほど美味しいという事らしいが、
どうして彼はこんなに面白いのだろう。

チャーハンの後は喫茶店のようなところでEDH。
戦績は8勝3敗。(1位以外は負けとカウント)
だいたいにおいてデッキがバレると、
おっそろしい勢いで3対1のゲームになる。
全ての除去と《露天鉱床》が飛んでくるとさすがに厳しい。
EDHは台湾滞在中のトータル戦績が
15勝3敗。
勝率83%。
相当な高さと言ってもいいだろうか。
持って行ったデッキが兇悪なだけある。
前回のこらむにも書いたが、
持って行ったデッキは
三日月の神/Kami of the Crescent Moon
帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned
精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements
の3種。

帰還した探検者、セルヴァラ》と《精霊の魂、アニマー》には、
戦乱のゼンディカーから、
絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》を採用。
キャスト時のパーマネント2枚追放がかなり強い。
攻撃のたびにライブラリー20枚追放も、
コンボデッキが壊滅する事があるのでこれもポイントが高い。
数々の場面で活躍してくれた。

三日月の神》のデッキは、
戦乱のゼンディカーから《水の帳の分離/Part the Waterveil》を採用。
追加ターン呪文が増える事はこのデッキにとっては嬉しい。
撃つと追放というのは残念だが、
時折覚醒コストで撃つと殴り勝てるという面白さ。
撃ったら追放と書いてなかったら回収して連打したくなる。
ここ数年で出た追加ターン呪文は、
どれもこれもどうしてか「撃ったら追放」ばかりだ。
使い回しさせたくないのだろうか。
追放されない追加ターン呪文をそろそろ出して欲しい。

さらに《三日月の神》のデッキは、
戦乱のゼンディカーではなく、トーメントのカードだが、
最近になって、
あと戻りの映像/Retraced Image
という怪しいカードを採用。

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Retraced Image

Retraced Image/あと戻りの映像
コスト:青
ソーサリー
あなたの手札のカードを1枚公開する。
その後公開されたカードが戦場に出ているパーマネントと同じ名前を持つ場合、それを戦場に出す。
レア

EDHでは対戦相手の場に《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》があり、
自分の手札に《求道者テゼレット》があるときに、
この《あと戻りの映像》を撃つと実質は1マナで《求道者テゼレット》がプレイ出来る。
という事も出来るのだが、
そんな不確定要素でこのカードを採用しているわけではない。
単純に《》を1枚でも多くセットするためだけに入っている。
Timetwister》や《三日月の神》などで大量ドローが可能なので、
こういったディスアドバンテージ呪文であろうとも役に立つ。
「強い!」と言い切れる程のカードではないが、
案外と活躍する1枚ではある。
活躍しない時は《金属モックス/Chrome Mox》や《Force of Will》で追放。

EDHが終わった後、
夕食はお粥のお店へ。
1~3人前と書いてあるお粥を2つ頼むが、
どうみても3人前も嘘だろうと言いたくなる量が出て来る。
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お粥1

これ1人で食べきる人もいないんじゃなかろうか。
鍋というより壷だ。
別の角度からもう1枚。
手前は鶏とキノコのお粥。
奥はマンボウのお粥。
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お粥2


お粥のお店で食べたダチョウ。
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ダチョウ

結構肉の生臭さが強く、
二度と食べないと決意。

お粥のお店の後はアルフ君たちと最後のドラフト。

ドラフトをしている途中で気づいた。
「多分、この卓に青は自分だけだ。」
どうみても他に青に走っている人がいるとは思えない。
青黒のデッキを作ろうかとカードをピックしていたが、
開き直って青単のデッキを作ろうと決意。
戦乱のゼンディカーの青はなかなかに面白い。

結果は全勝。
青単無色デッキとでも呼べばいいだろうか。
非常に面白いデッキが組めた。

ドラフト後はホテルに帰ったが、
当然の事ながら日は変わっていた。

11月11日(水)
帰国日。
朝に台湾の肉まんを買い、帰りのバスの中で食べる。
肉まん1つ日本円で50円くらい。
以前も書いたが、
コンビニで売っている肉まんより美味しい。
生地の重さからして違う。
しっかりと作っているだけあって、
コンビニの軽い生地とは大きく違いがある。

空港について搭乗手続き。
店主「S、思い残す事は無いか?」

S「チャーハン食べ足りないですね。」

店主「あんだけ食べてまだ足りないの?」
S「鼎泰豊(ディンタイフォン)のチャーハン食べたいですね。」
どうもSにはチャーハン用とそれ以外用に胃袋が用意されているようだ。

帰りのバスはお土産屋さんに強制連行。
これと言って買うものも無いので、
近くのコンビニで日本で売って無さそうなお菓子を購入。
これをスタッフへのお土産にした。
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地獄ラーメン

ベビースター地獄ラーメン味。
この味は日本に無いはずだ。

今回の台湾滞在中、
一度も0時前にホテルに帰る事は無かった。
アルフ君がセッティングしてくれたおかげで、
料理店とマジックで埋め尽くされた素晴らしい旅行になった。
最初は
「安くて近いから」
というだけの理由で行った台湾も、
友人ができ、台湾メシの美味しさを知り、
行く楽しみは、行くたびに増えていく。
これからも台湾には何度か行く事になりそうだ。
この台湾の楽しみもきっかけはマジックだ。
マジックと行動力だけで楽しみはとても多くなる。

これを読んだ方で、
興味が沸いたら是非台湾へ。
店主や七式と一緒に行きたいという人がいたら、
お声をお掛け下さい。
台湾メシとマジック三昧の台湾旅行をプロデュースいたします。

ではまた。


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