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台湾旅行記Ⅳその1。

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台湾旅行記は4だが、
台湾はこれで7回目。
最近の海外と言えば台湾ばかり。
理由の半分は台湾メシが食べたいから。
もう半分はMTG仲間が出来たから。

今回のメンツは
寝ても覚めてもマジックとミルクティーとチャーハンとハバネロの事くらいしか考えていない、
スタッフのS。
そして台湾旅行ではおなじみ七式。
七式は7回の台湾旅行中、5回一緒だ。

Serra「そろそろ台湾行く?」
七式「行くっす。勝手に日程決めてください。」

いつもこんな感じで決めている。
EDHがきっかけで七式と知り合い、
いつの間にか年に1度は海外旅行をする友人になった。
時折お酒を飲み飲みマジックをする良い友人の1人だ。

11月7日(土)
11時に東京駅待ち合わせ。
七式、案の定遅刻。
時間が無いのでスタッフのSとXEX Tokyoへ。
ここのランチはいつ食べても美味しい。
Sを連れてくるのは初めてだ。
XEXランチ
Sはここのご飯の美味しさに感動していた。
ここに初めて来た人はだいたい同じ反応だ。

昼食後に七式と合流。
時間に余裕があるので、
高速バスで成田空港へ。

普段は入らない空港ラウンジで軽く時間をつぶしてから、
のんびりと搭乗手続きへ。
4時間程度のフライトは軽い睡眠と読書で終わり、
無事、台湾到着。
この時点で20時。
(時差は1時間なので、日本時間では21時。)

今回のホテルは華華大飯店。
旅行ツアーではホテルはランダムに選ばれる事が多いのだが、
偶然にも今回は台湾旅行記Ⅱと同じホテル。
ホテルのグレードは大して高くないが、
台北駅(東京都の東京駅みたいな場所と思えばOK)に近いので、
とても便利な場所だ。
ホテルの隣はセブンイレブン。
付近にはパン屋、コーヒー屋、カレーのココイチ、チャーハン屋、肉まん屋。
これだけあればまず困る事はない。
かなり良い立地条件だ。
もっとも、台北市はよほど変な場所でない限り、
夜中にご飯を食べるに困る事はない。

ホテルについたら、台湾の友達、アルフ君がホテルで待っていてくれた。
ホテルでチェックインを済ませ、部屋に荷物を置いてきたら、
アルフ君から、台湾メシの1つ、「胡椒餅」をもらった。
実は一度も食べた事が無かったので、
とてもうれしかった。
胡椒餅
味はパイ生地のような外側、
中は胡椒のきいた肉。
七式、S、店主の3人の好みの味だ。
おかわり!と言いたいくらいの味だった。
Sとは
「胡椒餅屋さんがCardshop Serraの近くにあったら、
 週一で食べてるよね。」
と話した。

その後、台北駅から1駅の西門駅までのんびりと歩き、
その間に巨大なチキンやよくわからない麺を食べる。
よくわからない麺はかつおだしのきいた味だった。
この麺もなかなかに巨大だが値段はお安く日本円で250円くらい。
下は巨大チキンの写真。
値段は250円くらいで、大きさはコンビニチキンの倍以上。
巨大チキン

巨大チキンのお店のメニュー。
意味不明メニュー
親切に日本語のメニューを表示してくれているのだろうけれど、
もう何を言っているのかサッパリわからない。
「骨取除き塩歯ざわり鶏」
「シャッター豆腐」
「脆いポテト」

日本国内をくまなく探しても同じタイトルのメニューは多分見つからない。

夕食を済ませた後はアルフ君の案内でカードショップへ。
早速戦乱のゼンディカーでドラフトを開始する。
白青の飛行生物で攻めるような構成で一応全勝。

ドラフトが終わった頃にはすでに日が変わっていた。
ホテルに戻って3人でタルキールブロックでドラフト。

2パック目の運命再編で、
Sから《時間への侵入/Temporal Trespass》が流れてくる。
「取り切りのルールなのにいいのかな?」
と言ったら、Sは
「それ弱いうえに、4枚あるんでいらないです。」
と返事が。
「じゃあ、1枚も持ってないのでもらうー。」
と青に走っていた事もありピック。
その後とても順調でないカードの回り方から、
白青緑の3色ばかりのカードプールになる。
3パック目のタルキール覇王譚からは、
初手に《アブザンの隆盛/Abzan Ascendancy》が出てきた。
取り切りなのでとりあえずレアだし取っておくか、とピック。

店主「このピックで俺のアブザンブルーが火を吹くぜ!」
S「社長、さっき《時間への侵入》とってますよね?
 あれの指定コスト青青青ですよね?
 アブザンブルーとは?」
店主「青単タッチ《アブザンの隆盛》。」
S「何が言いたいのかよくわかりません。」
店主「深夜のテンションというのはそういうもんだ!」

なお、この後店主は、本当に青単タッチ《アブザンの隆盛》デッキにし、
3ターン目にクリーチャー0、《》も0で、
場には《平地》《》《》、
手札は《アブザンの隆盛》と《平地》と《》だけという、
謎の手札になり、敗北を喫する事となった。
(マリガンは2回した。)

ドラフトが終わり、全員の体力が尽きたあたりで就寝。
初日からマジック三昧である。

11月8日(日)
朝の9時半に東門駅でアルフ君と待ち合わせ。
目的は鼎泰豊(ディンタイフォン)だ。
鼎泰豊は有名な小籠包のお店で、
日本人の旅行客が行く事も多い。
自分も行くのは2度目だ。
アルフ君が言うには、
「土曜日か日曜日の朝10時までにお店に入ると、
 土日限定のメニューを食べる事が出来る。」
というのでそれを目的にお店に突入。
朝の9時半だというのに、
すでに鼎泰豊は行列ができている。

列のわりに早く席につく事が出来、早速注文。
下の写真はその中でもトップクラスに美味しいチャーハン。
チャーハン1
このチャーハンを食べていたSは、

「このチャーハンは人をダメにする。」

と謎のコメントをしながら満面の笑みでチャーハンをかきこんでいる。
チャーハン食べながらこんなコメントが思いつく人はお前だけだ。
ここのチャーハンや小籠包は、
「リアル海原雄山」
「ハンターハンターのメンチ」
などと揶揄される店主が太鼓判を押す美味しさだ。
なお、鼎泰豊は日本にも支店があり、
東京、横浜、京都、大阪、福岡などに展開している。
台北本店が最も美味しいらしい。
(店主は台北本店しか行った事がないのでわからない。)
そして、帰国後に知ったが、
鼎泰豊は1993年に「世界の10大レストラン」に選ばれたほどの料理店。
10大レストランに選ばれるお店にしては、
お値段がリーズナブルと言える良店。
家の近くにあったら週一で行くだろう。

チャーハン以外に食べたものは以下。
エビチャーハン。
チャーハン2

小籠包
小籠包1

小籠包2
小籠包2

ほうれん草と湯葉の炒めもの
ほうれん草と湯葉

ごま麺
ごま麺
「何を食べても美味い。」
という一言に尽きる。
胃袋と財布が4つ欲しい。

鼎泰豊の後はマンゴーかき氷のお店へ。
これもアルフ君のオススメのお店に。
一杯190元。だいたい日本円で800円行かないくらい。
マンゴーかき氷
ちょっと高いと思ってしまうかもしれないが、
クォリティと大きさを見ればなかなかに納得。
味も文句なし。
アルフ君が
「このへんで一番美味しいかき氷屋さん」
と言うだけの事はある。

空腹を満たした我ら4人はカードショップへ移動。
ドラフトを開始する。

2パック目に《乱動を刻む者、ノヤン・ダール/Noyan Dar, Roil Shaper》をとり、
白メインタッチ青のデッキになる。
乱動を刻む者、ノヤン・ダール》はそれなりに活躍したが、
出すと結構な頻度で除去される事が多かった。
結果は2勝1敗。

ドラフト2回目は青赤の無色クリーチャーだらけの兇悪デッキ。
スタッフSからは
「どうやったらこんなデッキ作れるんですかね?」
と言われながらも、
2回戦目で盛大に土地事故×2回を起こし、
2勝1敗。
S「社長、なんでこんな強いデッキで負けてんですか?」
店主「知らん。自分でも負けると思わなかった。」
ドラフト2回目では、
七式はゼンディカーエクスペディションランドの
草むした墓/Overgrown Tomb》を引き当てていた。
「Serraさんこれ引き取って下さいー。
 台湾のメシ代に全力であてます!」
の一言で七式さん、カードでお支払いである。

EDHもここで少々。
7勝0敗とEDHは敵無し。
使ったジェネラルは
三日月の神/Kami of the Crescent Moon
帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned
精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements
の3種。
自分が持っているEDHのデッキのうち、
おそらくトップ3と言える強さのデッキ。
ゲームの半分は3対1だった。
台湾の人にも、
「なんだこのデッキは?!強すぎだぞ!」
「こいつは魔王だ。3人で倒そう!」
と言われた。
それだけ評価してもらえるのは嬉しい限り。
三日月の神》なんぞでデッキを組む人など見たことが無かったのだろう。
完全に1回目は初見殺しだったと思う。

あと、台湾ではさすがに《Timetwister》を持つ人が少ない。
少ないというより、まずいない。
Timetwister》を撃つと、
「おおおお!《Timetwister》だ!」
と、中国語のわからない我々でも、
歓声だとわかる反応がある。
撃った途端に携帯電話で写真を撮り始める人もいる。

夜になりホテルに戻ってシールド戦。
台湾旅行をしているのに、
観光をしてないだろうって?
そんなことはない。
台湾メシを食べている。
それだけで観光は十分である。
我々の目的はマジックと台湾メシ。

続く。

ではまた。


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