Magic30ラスベガス旅行記-四日目-
10/29 :滞在四日目(日本時間10/30)
朝、ホテル散策
朝に岡田さんと一緒にホテル内散策。
ホテル内にでっかいチェスボードを見つける。
わかる人にだけわかるハリー・ポッターのロン・ウィーズリーの真似。
その後4人でホテルのハンバーガー屋さんで朝ごはん。
4人で80ドル(約12000円)という金額に衝撃を受ける。
1人3000円でハンバーガー、強烈だなぁ。
ちなみに牛肉デミグラスソース掛けポテトは美味しかった。
これ、日本にあったらいいのにって思える味だった。
再び会場へ
そして今日はヴィンテージ。
友晴さん、今月のKともに同じヴィンテージの大会に出場。
使用デッキは8Castならぬ13Cast。
デッキ内容も載せておこう。
Vintage:13Cast
-クリーチャー10枚-
3《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》
4《思考の監視者/Thought Monitor》
1《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
1《河童の砲手/Kappa Cannoneer》
-インスタント10枚-
1《Ancestral Recall》
4《意志の力/Force of Will》
1《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《逆説的な結果/Paradoxical Outcome》
-ソーサリー6枚-
4《物読み/Thoughtcast》
1《Time Walk》
1《修繕/Tinker》
-エンチャント1枚-
2《アンティキティー戦争/The Antiquities War》
-アーティファクト19枚-
4《ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble》
1《Black Lotus》
1《魔力の墓所/Mana Crypt》
1《魔力の櫃/Mana Vault》
1《多用途の鍵/Manifold Key》
1《Mox Pearl》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Jet》
1《Mox Ruby》
1《Mox Emerald》
2《オパールのモックス/Mox Opal》
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《太陽の指輪/Sol Ring》
1《Time Vault》
1《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》
-土地14枚-
1《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
4《教議会の座席/Seat of the Synod》
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
4《ウルザの物語/Urza’s Saga》
4《島/Island》
-サイドボード15枚-
3《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》
3《真髄の針/Pithing Needle》
2《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
1《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
2《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
3《書庫の罠/Archive Trap》
1《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》
1回戦目:○○
対戦相手:白青黒緑(デッキは最後までわからず。)
1戦目、
序盤からドロースペル連打で大展開するも、
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》に止められる。
《思考の監視者/Thought Monitor》は《活性の力/Force of Vigor》で割られ、
《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》は2体とも《剣を鍬に/Swords to Plowshares》。
見事なまでにお互い何も出来ない状態でにらみ合い。
こちらはだいたいのアーティファクトが《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》で止まり、
相手は手札を使い果たして先の展開が出来ない状態。
時々起きる、
「ヴィンテージって早い展開が多いはずなのに、
動きを止めるカードで睨み合って数ターンお互い何も出来ない。」
の状態だ。
にらみ合いが続いた後、
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》をすり抜けられる
《河童の砲手/Kappa Cannoneer》をツモり、
そこから《Time Walk》を撃ってなんとか勝利。
(カッパの持つ即席能力はアウフでは止められない。)
2戦目はちょい展開から《アンティキティー戦争/The Antiquities War》を通し、
そこから2ターン後、
30点以上のダメージを叩き出して無事勝利。
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》がいてマナが出なくても、
《アンティキティー戦争/The Antiquities War》で勝手に5/5になって殴る分には関係ない。
1戦目と違って安定した動きで難なく終わった。
1戦目、
相手先手の《Bazaar of Baghdad》起動からスタート。
どこにでもあるバザーらしい動きだったが、
3枚捨ててエンドとそれほど大きな動きがなくホッとする。
こちらは後手1ターン目に《アンティキティー戦争/The Antiquities War》を出す。
相手がこのカードを知らなかったらしく、
テキストを確認していた。
「なにこれ、やべえな。」
って顔してる。
うん、これ1ターン目に置いたら死刑宣告みたいなもんだからね。
やられた事もあるから知ってるけど、
実質1キルに近い圧力がある。
が、相手もなかなか。
きっちり3ターン目には《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》で割ってきた。
その後、こちらは
《思考の監視者/Thought Monitor》や《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》を並べ、
相手はお約束な《虚ろな者/Hollow One》や《復讐蔦/Vengevine》を並べ、
ある程度相打ちに持っていく。
残るは《日光浴するルートワラ/Sunbathing Rootwalla》一匹。
対してこちらは《河童の砲手/Kappa Cannoneer》をプレイ。
その後《逆説的な結果/Paradoxical Outcome》からアーティファクト連打、
さらに追加の《逆説的な結果/Paradoxical Outcome》を撃ち、
《河童の砲手/Kappa Cannoneer》が20/20を超えたところで、
相手が爆笑しながら投了してくれた。
2戦目、
即座に《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》で足止めを食らうも、
こちらも《真髄の針/Pithing Needle》で《Bazaar of Baghdad》を止めて睨み合い。
なにせこちとら《教議会の座席/Seat of the Synod》ばかりで、
マナすら完全にストップ。
唯一引いた《島/Island》1枚だけが頼みの綱。
《島》1枚から《思考の監視者/Thought Monitor》や《物読み/Thoughtcast》につなげ、
《河童の砲手/Kappa Cannoneer》出して殴り勝ち。
《河童の砲手/Kappa Cannoneer》に頼りまくりの今日。
リストの通り《河童の砲手/Kappa Cannoneer》はデッキに1枚。
《修繕/Tinker》で持ってくる事もあるカードなのだが、
これ、本当に1枚刺しでイイ仕事してくれている。
時々《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》をも上回るので、
安定した強さがあってありがたい。
それにしても今日はよく《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》を置かれる日だ。
それでも勝ててしまうのが面白い。
1戦目、
序盤から、
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》で《Mox Ruby》を止められ、
《真髄の針/Pithing Needle》で《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を止められる。
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》に殴られ続けるものの、
途中で《思考の監視者/Thought Monitor》をブロッカーにしてにらみ合い。
その後、
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》+《不毛の大地/Wasteland》で土地を割ってくるモードに。
次回のこちらの展開を警戒してか、
カウント2の《ウルザの物語/Urza’s Saga》を無視して、
唯一の青マナである《教議会の座席/Seat of the Synod》を《不毛の大地/Wasteland》で割ってきたので、
「よし!こっちの考えてる事バレてない!」
とこちらは《多用途の鍵/Manifold Key》を持ってきて、
残ったギリギリのマナから手札の《Time Vault》で無限ターンを成立させて勝ち。
2戦目、
さすがはMUDというべきか、
自分もよく使っているデッキだから動きは重々承知。
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
とこちらの手を遅くするカードを連打。
今回の《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》の指定は、
場に出てもいない《多用途の鍵/Manifold Key》。
ま、1戦目で指定してるから当然だよね、そりゃあ。
そして襲いかかってくる《ウルザの物語/Urza’s Saga》のトークン。
全く持って困ったさんだ。
ヴィンテージのMUDの土地選択の中に食い込んでくる強さはシャレにならない。
みるみるライフを削られ、
あと少しで負ける!という状況に追い込まれるも、
サイドインした《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》で事無きを得る。
が、それもつかの間、
2枚目の《ウルザの物語/Urza’s Saga》でさらにトークンが出てきて追い詰められる。
これ、放っておくと死ぬなぁと思いつつ、
プレイングに頭を悩ませる。
うん、普通にプレイしてたら負けるぞ、これ。
しかも、《魔力の墓所/Mana Crypt》のフリップコインもある。
考えに考えた末に、
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》を自分のパーマネントに撃つ。
しかも土地生け贄にして連続コピー。
《Mox Ruby》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
を戻して、
最後に対戦相手の《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》を戻す。
という変わったプレイをして、
その後、《Mox Ruby》だけ出してエンド。
相手にターンを渡したら、
こちらの《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》を《不毛の大地/Wasteland》。
まあ当然のプレイだ。
そしてフルアタックを2枚目の《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》で回避。
このあたりでタイムアップ。
エクストラターンに入る。
エクストラターンで
《思考の監視者/Thought Monitor》
《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》
などを展開し、
《逆説的な結果/Paradoxical Outcome》連打でドロー加速&《Time Walk》。
最終的にはライブラリーは残り20枚以下というところまで掘り進め、
《河童の砲手/Kappa Cannoneer》を掘り当てて殴り勝ち。
最終戦績:3勝0敗
いい戦いだった。
自分を褒めてしまう言い方だが、
ミス無くしっかりとしたプレイングだからこそ得られた勝利だった。
特に最終戦の《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》はミスが1つも許されなかった。
久しぶりのシビれる戦いだった。
3勝して上機嫌になったところで、
岡田さんと二人で会場をうろうろ。
お、《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》で有名な、
Alayna Dannerさんのサイン会をやっている。
すたすたーと歩いていってAlaynaさんに声をかける。
一応英語で話しかけているが、
だいたいこんな感じの事を話しかけた。
「こんにちはAlaynaさん。
facebookのフレンドの加藤英宝です!
お会い出来て嬉しいです。」
と言って名刺を渡した。
相手もわかってくれたのかニッコリして、名刺を受け取ってくれた。
個人的にこれだけでもう今日はやる事終了!という気分だ。
ちなみにAlaynaさんはとてもいい人で、
この後facebookでお返事をくれた。
イベント後
その後は岡田さんと二人で
「よし、ダウンタウンに行こう。
カジノダイスとカジノトランプ探しに行こう!
あとお土産も今のうちに買っておこう!」
とダウンタウンへ。
色んな場所をまわってカジノトランプとカジノダイスを見つける。
これがなかなか良いのだ。
カジノではトランプやダイスは相当な勢いで使い捨てる消耗品なのだ。
カジノでは当然の事ながらギャンブラーがいるわけで、
「おい、そのトランプに不正しているんじゃないだろうな?」
「そのダイスは本当に確率おかしくないだろうな?」
といったクレームをつけられないために、
ダイスやトランプはある程度使ったら捨てないといけない。
ただ、場所によっては、
その使い終わったダイスやトランプは記念品として売っている事がある。
ダイスは使用済みとしての刻印がされ、
トランプは角を削ったり、ど真ん中に穴を空けたりして、
「もう二度とカジノでは使いませんよー」
という状態にする。
これは本当に記念品としてはイイ感じなのだ。
ラスベガスの土産物としては最高だと思うくらいだ。
ダイスはMTG等で使う分には全く問題なく使えるし、
何よりも視認性が良いダイスだ。
とても使い勝手が良い。
トランプのほうは本当に記念品という感じだが、
普段遊ぶトランプとしては何の問題もなく遊べる。
ダウンタウンを散策しつつダイスとトランプをゲットし、
なんだかんだでいい時間になったのでホテルに戻る。
ホテルでKと友晴さんが戻ってくるのを待ち、
4人でホテルのレストランへ。
ここでラスベガスで一番高いメシを食べる。
注文したものは
ワイン2
カクテル4
アメリカン和牛とかいう謎の肉
生ハムのピザ
トリュフのボロネーゼパスタ
ブロッコリーのソテー
お酒のおつまみ3種盛り
デザートのアイス3
これで400ドル強(6万円超え)という。
ワイン1杯が高いのもあるけど、
なかなかにぶっとんだお値段だ。
円安&物価高騰の影響とはいえ、
すんごい贅沢をした感じ・・・なのだが、
ブロッコリーだけは本気で不味かった。
日本のブロッコリーって美味しいんだなって思うくらいの差があった。
あとアメリカン和牛はどう考えても和牛とは程遠かった。
決して不味いって事は無かったのだが。
メニューにも「American Wagyu」って書いてあるのだけど、
誰もこの名称をおかしいと思わないのだろうか。
(日本では和牛を名乗るには条件がある。)
一番美味しかったのはカクテルとアイス。
これは文句なし。
そしてこの日やっとカジノにデビュー。
もちろん友晴さんは以前に言った通り、
「僕はやらかしちゃったんでカジノ行きません。」
との事なので、3人でカジノへ。
本当に軽くだけ楽しんでお部屋に戻って就寝。
明日、奇跡の日曜日が訪れる。
乞うご期待。
ではまた。
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