皆さん、お初にお目にかかります。
ワムといいます。
今回初めてEDHデッキ紹介をさせていただきます。
今回の紹介させていただくジェネラルは、
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いから
《九本指のキーネ》です。
《九本指のキーネ/Nine-Fingers Keene》
コスト:1黒緑青
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
威迫
護法―9点のライフを支払う。
九本指のキーネがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、
あなたのライブラリーの一番上にあるカード9枚を見る。
あなたはその中から門・カード1枚を戦場に出してもよい。
その後、あなたが9つ以上の門をコントロールしているなら、残りをあなたの手札に加える。
そうでないなら、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
4/4
カード名や能力に9という数字をキーワードとしたジェネラルで、
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いの3色の伝説のクリーチャーサイクルの1枚です。
能力からして明らかに《迷路の終わり/Maze’s End》を使ってくれと書いてあるので、
《迷路の終わり/Maze’s End》での勝ち方を意識しつつ、
別の勝ち筋も用意したデッキを紹介させていただきます。
《迷路の終わり/Maze’s End》
土地
迷路の終わりはタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
(3),(T),迷路の終わりをオーナーの手札に戻す:
あなたのライブラリーから門(Gate)カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
あなたが異なる名前の門を10個以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
デッキレシピは以下
ジェネラル:《九本指のキーネ/Nine-Fingers Keene》
-クリーチャー 12枚-
《門を這う蔦/Gatecreeper Vine》
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
《秋の占い師/Augur of Autumn》
《管区の案内人/District Guide》
《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
《不屈の補給兵/Tireless Provisioner》
《永久の証人/Timeless Witness》
《水底のドルイド、タトヨヴァ/Tatyova, Benthic Druid》
《円渦海峡の暴君、アシー/Aesi, Tyrant of Gyre Strait》
《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
-インスタント 13枚-
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《輪作/Crop Rotation》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《遅延/Delay》
《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
《英雄的介入/Heroic Intervention》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《Saw in Half》
《内にいる獣/Beast Within》
《未知な領域/Realms Uncharted》
《Pair o’ Dice Lost》
-ソーサリー 18枚-
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《開門/Open the Gates》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《壌土からの生命/Life from the Loam》
《自然の知識/Nature’s Lore》
《三顧の礼/Three Visits》
《毒の濁流/Toxic Deluge》
《選別の儀式/Culling Ritual》
《迂回路/Circuitous Route》
《ピールの気紛れ/Pir’s Whim》
《風景の変容/Scapeshift》
《見事な再生/Splendid Reclamation》
《冒険の先へ/Venture Forth》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《永劫での歩み/Walk the Aeons》
《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》
《記憶の洪水/Mnemonic Deluge》
《大地の作り直し/Reshape the Earth》
-エンチャント 9枚-
《踏査/Exploration》
《ソード・コーストの船乗り/Sword Coast Sailor》
《影盗賊団の工作員/Agent of the Shadow Thieves》
《森の知恵/Sylvan Library》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《闇市の人脈/Black Market Connections》
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《地元の利/Familiar Ground》
《ドライアドの歌/Song of the Dryads》
-アーティファクト 8枚-
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《精力の護符/Amulet of Vigor》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《先駆者の長靴/Trailblazer’s Boots》
《ヴォラックの戦角/Vorrac Battlehorns》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
-プレインズウォーカー 1枚-
《レンと七番/Wrenn and Seven》
-土地 37枚-
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《バルダーズ・ゲート/Baldur’s Gate》
《バジリスク門/Basilisk Gate》
《Bayou》
《黒竜門/Black Dragon Gate》
《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》
《繁殖池/Breeding Pool》
《統率の塔/Command Tower》
《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate》
《死者の原野/Field of the Dead》
《森/Forest》
《ギルド門通りの公有地/Gateway Plaza》
《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate》
《ガンド門/Gond Gate》
《岡門/Heap Gate》
《島/Island》
《屋敷門/Manor Gate》
《迷路の終わり/Maze’s End》
《変遷の泉/Morphic Pool》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《調和の公有地/Plaza of Harmony》
《回復の温泉/Rejuvenating Springs》
《ならず者の道/Rogue’s Passage》
《海門/Sea Gate》
《シミックのギルド門/Simic Guildgate》
《沼/Swamp》
《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
《スランの門/Thran Portal》
《トレイリア西部/Tolaria West》
《Tropical Island》
《Underground Sea》
《下生えの競技場/Undergrowth Stadium》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
《ヴェズーヴァ/Vesuva》
《湿った墓/Watery Grave》
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth》
《ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome》
ジェネラルのスペックが
・プレイヤーにダメージを通さないと能力が使えない、
・4マナ 4/4 威迫とちょっと心もとない。
という感じです。
そのため今回は「護法-9点ライフ」を持っていることに注目して、
「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」で追加された背景などを採用して
《九本指のキーネ/Nine-Fingers Keene》をバックアップしていくデッキ構成にしました。
ジェネラルのバックアップ
まずはジェネラルに能力を付与する背景カードです。
《ソード・コーストの船乗り/Sword Coast Sailor》
コスト:1青
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは
「このクリーチャーがプレイヤー1人を攻撃するたび、そのプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいない場合、
このターン、このクリーチャーはブロックされない。」
を持つ。
《影盗賊団の工作員/Agent of the Shadow Thieves》
コスト:1黒
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは
「このクリーチャーがプレイヤー1人を攻撃するたび、そのプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいない場合、
このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。ターン終了時まで、これは接死と破壊不能を得る。」
を持つ。
誘発条件は廃位に似ていますが、参照するのは対戦相手の身となるため非常に緩いです。
この2つのエンチャントによってほぼダメージが通るようになり、
門のサーチをしやすいようになっています。
また、同じように確実にダメージを通せるように以下のカードを採用しています。
《地元の利/Familiar Ground》
コスト:2緑
あなたがコントロールする各クリーチャーは、2体以上のクリーチャーによってはブロックされない。
《ヴォラックの戦角/Vorrac Battlehorns》
コスト:2
装備しているクリーチャーは、トランプルを持つとともに2体以上のクリーチャーによってはブロックされない。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。
これらの装備品とエンチャントは威迫と組み合わせることでブロックされない状況を作ることができます。
門のサーチと統率者ダメージ両方を視野に入れて攻撃して行きましょう。
とはいっても、複数門が出してしまうとライブラリートップから9枚見ても門が見つからないことが多々あります。
かく言う私も4回連続で門が見つからなかったことがありました。
コンボ
ジェネラルで殴りつつ、得たリソースからコンボで決めることも考えて動きます。
《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》+《迷路の終わり/Maze’s End》
ということで、一発で 《迷路の終わり/Maze’s End》の特殊勝利条件を満たすロマン砲を搭載させました。
《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》
コスト:黒黒緑緑緑青青
ソーサリー
あなたのライブラリーから名前の異なる単色のカード最大3枚を探し、それらを追放する。
対戦相手1人は、それらのカードのうち1枚を選ぶ。そのカードをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
あなたはその残りのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。出現の根本原理を追放する。
1:《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》キャスト。
2:持っていくるカードで
・《見事な再生/Splendid Reclamation》
・《風景の変容/Scapeshift》
・《大地の作り直し/Reshape the Earth》
この3枚を選択。
3:対戦相手がどれを選んでも 《迷路の終わり/Maze’s End》の特殊勝利条件が満たされる。
《大地の作り直し/Reshape the Earth》が唱えることができた場合
《迷路の終わり/Maze’s End》を含む門十種を持ってくる。
《風景の変容/Scapeshift》+《見事な再生/Splendid Reclamation》の場合
《風景の変容/Scapeshift》で門3枚以上を含んだ土地7枚を生贄、
《迷路の終わり/Maze’s End》+門六種を戦場に出す。
《見事な再生/Splendid Reclamation》で生贄にした門を戦場に戻す。
《迷路の終わり/Maze’s End》を含んだ門10種が揃う。
デッキにどれか一枚が無いと成立しないため、保険として 《記憶の洪水/Mnemonic Deluge》を採用しています。
《記憶の洪水/Mnemonic Deluge》
コスト:6青青青
ソーサリー
墓地からインスタントかソーサリーであるカード1枚を対象とする。
それを追放する。そのカードを3回コピーする。
あなたはそれらのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
記憶の洪水を追放する。
いずれか1枚が墓地にある場合は持っていくる三枚の内の一枚を
《記憶の洪水/Mnemonic Deluge》 にすることでコンボを成立させることができます。
《永遠の証人/Eternal Witness》 or 《永久の証人/Timeless Witness》
+《Saw in Half》
《Saw in Half》
コスト:2黒
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。
これによりそのクリーチャーが死亡したなら、
それのコントローラーは、基本のパワーがそのクリーチャーのパワーの半分であり、
基本のタフネスがそのクリーチャーのタフネスの半分であることを除いてそのクリーチャーのコピーであるトークン2つを生成する。
それぞれの数値は端数を切り上げる。
1:永遠の証人 or 永久の証人 に対して Saw in Half をキャスト。
2:永遠の証人 or 永久の証人 のコピートークンが2体出てくるため、Saw in Half +αを回収。
※回収するカードを追加ターンスペルにすると無限ターンコンボ
追加ターンでなくともインスタントタイミングで3マナ払うたびにトークン2体と手札が1枚増えるため、アドバンテージを稼ぐことができます。
《Saw in Half》はUnfinityから追加されたカードの1枚なのですが、
このコンボを簡単に決めることができ、他での応用が効きやすいため、
EDHで活躍が期待されているカードになります。
色が揃っている場合は他ジェネラルでも検討してみてはいかがでしょうか。
相手のカード効果や、自分の《レンと七番/Wrenn and Seven》の[+1]でコンボパーツが墓地に落ちてしまうことがありますが、
《永久の証人/Timeless Witness》一枚で永遠能力からコンボに入ることができるのも良い点です。
《レンと七番/Wrenn and Seven》
コスト:3緑緑
伝説のプレインズウォーカー — レン(Wrenn)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を公開する。
これにより公開されたすべての土地カードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
[0]:あなたの手札にある望む枚数の土地カードをタップ状態で戦場に出す。
[-3]:到達と
「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールしている土地の数に等しい。」
を持つ緑のツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-8]:あなたの墓地にあるすべてのパーマネント・カードをあなたの手札に戻す。
あなたは「あなたの手札の上限は無くなる。」を持つ紋章を得る。
新規カード
《レンと七番/Wrenn and Seven》を採用していることから、
Unfinityから追加されたカードの《Pair o’ Dice Lost》を今回は採用しました。
《Pair o’ Dice Lost》
コスト:3緑緑
インスタント
2個の6面体サイコロを振る。
あなたの墓地にある望む数のカードをマナ総量の合計がX以下になるように選んであなたの手札に戻す。
Xはそれらの出目の合計に等しい。これを追放する。
重くなった《新たな芽吹き/Regrowth》ですが、
インスタントタイミングで唱えることができ、ハンドアドバンテージがなかなか手に入らないこのデッキには
大量にアドバンテージが手に入る貴重な1枚です。
土地カードは点数で見たマナ・コストが0なので
ダイスの目に関係なく墓地にある土地すべてを手札に加えることができます。
《レンと七番/Wrenn and Seven》の[0]から大量に土地を展開できればと思い、採用してみました。
最後に
3色で入れることができる門の種類は全部で門は12種類とあまり多くないですが、
何とか10種類はそろうので《迷路の終わり/Maze’s End》で勝つことができるため作成をした今回のジェネラル。
当初10種類そろえるのはかなり大変でした。。。
たいていの場合は、《バジリスク門/Basilisk Gate》を使用してジェネラルダメージで勝つ場合が多いのですが、
2つのコンボを採用することで《迷路の終わり/Maze’s End》で勝つ確率が向上できました。
もし、特殊勝利で勝ちたいと思っている方は参考にしてみてください。
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