みなさんこんにちは、ウィンターです。
今回も「団結のドミナリア」からデッキ紹介です。
皆さんは「語り継がれる伝説」カードをご存知でしょうか。
かつての「レジェンド」に収録された伝説のクリーチャーがリメイクされて、
「団結のドミナリア」のボックストッパーやコレクターブースターに収録されています。
これらの伝説のクリーチャーが「語り継がれる伝説」カードと名付けられています。
今回はそんな「レジェンド」からのリメイクカードよりデッキ紹介です。
《ベナリアの建国者、トルステン/Torsten, Founder of Benalia》
コスト:5緑白
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
ベナリアの建国者、トルステンが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード7枚を公開する。
その中からクリーチャーや土地である望む枚数のカードをあなたの手札に加え、
残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
ベナリアの建国者、トルステンが死亡したとき、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン7体を生成する。
7/7
元々のカードはこちらです。
《Torsten Von Ursus》
コスト:3緑緑白
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
5/5
平成から令和になるにあたって大幅に強化されました。
「レジェンド」当時の彼は、いわゆるコストに見合わない大型クリーチャーの典型でした。
クリーチャー戦の得意な緑を含む彼は他の汎用的なカードと比べてもいまいち使いづらいカードでした。
そんな彼ですが、背景ストーリーでは《ベナリア史》でもお馴染みのベナリアの建国の祖です。
卓越した知性とカリスマ、武力によってベナリアの建国に尽力します。
建国ののちに彼は亡くなってしまいますが、彼の遺志によりべナリアは7人の副官に託されます。
さて、平成から令和にやってきた彼の能力ですが、
出た時にアドバンテージを獲得する能力と死亡時にトークンを7体残す能力を持っています。
出たとき能力は彼のカリスマに惹かれて人々が集まる様を、
死亡誘発は彼の意思を受け継いだ7人の副官を表しているものと思われます。
トップダウンデザインで非常によく作られたカードです。
そんな彼を生かす構築についてですが、デッキを組んでいくうちにカードゲーマーの性なのか、
最大値を目指したいという考えがよぎってしまいました。
やはりやるなら7枚手札に加えたいですよね?
皆さんも同じように考えていると思いますので、
今回はそんな夢を必ず叶えることができるようにデッキを構築してみました。
それではデッキリストです。
ジェネラル:《ベナリアの建国者、トルステン/Torsten, Founder of Benalia》
-クリーチャー65枚-
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
《フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves》
《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
《聖戦士の奇襲兵/Cathar Commando》
《魅力的な王子/Charming Prince》
《封じ込める僧侶/Containment Priest》
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》
《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter》
《円環の賢者/Gyre Sage》
《培養ドルイド/Incubation Druid》
《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse》
《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》
《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
《エメリアのアルコン/Archon of Emeria》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
《夢の円環のドルイド/Circle of Dreams Druid》
《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《彼方地のエルフ/Farhaven Elf》
《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
《ラノワールの部族/Llanowar Tribe》
《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
《刻み角/Manglehorn》
《再利用の賢者/Reclamation Sage》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade》
《髑髏蛇/Skullwinder》
《失われた業の巫師/Shaman of Forgotten Ways》
《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》
《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》
《ウッド・エルフ/Wood Elves》
《糾弾の天使/Angel of Condemnation》
《祝福されたエミエル/Emiel the Blessed》
《ケイラメトラの侍祭/Karametra’s Acolyte》
《修復の天使/Restoration Angel》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
《ワイアウッドの媒介者/Wirewood Channeler》
《野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild》
《霊体の先達/Karmic Guide》
《映し身人形/Duplicant》
《巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape》
《太陽のタイタン/Sun Titan》
《クローサの拳カマール/Kamahl, Fist of Krosa》
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
《王国まといの巨人/Realm-Cloaked Giant》-《脱ぎ捨て/Cast Off》
-土地34枚-
《Savannah》
《寺院の庭/Temple Garden》
《梢の眺望/Canopy Vista》
《地平線の梢/Horizon Canopy》
《低木林地/Brushland》
《豪勢な大通り/Bountiful Promenade》
《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
《真鍮の都/City of Brass》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
《七曲がりの峡谷/Winding Canyons》
《高級市場/High Market》
《聖遺の塔/Reliquary Tower》
《眷者の居留地/Bonders’ Enclave》
《ワイアウッドの番小屋/Wirewood Lodge》
《高級市場/High Market》
3《平地/Plains》
6《森/Forest》
今回はデッキをクリーチャーと土地だけにすることで、
必ず7枚手札に加えることができるような構築にしました。
【デッキの使い方】
1.とにかくジェネラルを場に出すことを目指そう。
2.ジェネラルをちらつかせてアドバンテージを確保しよう。
3.増えた手札でワンショットを決めよう。
とにかくジェネラルを場に出すことを目指そう。
手札補充をジェネラルに頼っているデッキになっているので、
ジェネラルが出ないことには話になりません。
最速3ターン目にはジェネラルが出るくらいにはマナクリーチャーを採用していますので、
手札キープの基準にしてみてください。
多少マリガンをしても、ジェネラルさえ着地してしまえばリカバリーできるので、遠慮せずマリガンしましょう。
《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
コスト:1緑
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):戦場に出ているエルフ(Elf)1つにつき(緑)を加える。
1/1
《夢の円環のドルイド/Circle of Dreams Druid》
コスト:緑緑緑
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):あなたがコントロールしているクリーチャー1体につき(緑)を加える。
2/1
《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
コスト:1緑緑
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールする他のエルフ(Elf)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):あなたがコントロールするエルフ1つにつき(緑)を加える。
2/2
《失われた業の巫師/Shaman of Forgotten Ways》
コスト:2緑
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
(T):好きな色の組み合わせのマナ2点を加える。
このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用できる。
圧倒 ― (9)(緑)(緑),(T):
各プレイヤーのライフの総量は、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーの総数に等しくなる。
あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるときにのみ起動できる。
2/3
《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》
コスト:2緑
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
(T):好きな色1色のマナ3点を加える。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用できる。
0/1
上記のようなマナクリーチャーたちは手軽に出すことができる大量マナ発生手段です。
1マナのマナクリーチャーに上記のクリーチャー、土地が2~3枚あれば問題なくゲームが出来ます。
また、マナクリーチャーがどうしても引けない時はヘイトベアーを活用することも有効です。
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
コスト:1緑
クリーチャー — アウフ(Ouphe)
アーティファクトの起動型能力は起動できない。
2/2
《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
コスト:1白
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
すべてのアーティファクトは
「あなたのアップキープの開始時に、
あなたが(1)を支払わないかぎりこのアーティファクトを生け贄に捧げる。」
を持つ。
2/1
このデッキにはアーティファクトという文明の利器は入っていないので、遠慮なくアーティファクトを咎めることが出来ます。
特に直近は宝物・トークンを活用するデッキも多いので、このような対策カードは非常に重要です。
どうしてもジェネラルを早出し出来ない時はこれらのカードで足を引っ張っていきましょう。
ジェネラルをちらつかせてアドバンテージを確保しよう。
ジェネラルを戦場に送り出すことが出来たら手札問題は解決しますが、
都合よく必要なカードが手札にそろうことはあまりないでしょう。
そんな時は白いデッキお得意のブリンク戦術を使っていきましょう。
《魅力的な王子/Charming Prince》
コスト:1白
クリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)
魅力的な王子が戦場に出たとき、以下から1つを選ぶ。
・占術2を行う。
・あなたは3点のライフを得る。
・他の、あなたがオーナーであるクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
次の終了ステップの開始時に、それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
2/2
《ちらつき鬼火/Flickerwisp》
コスト:2白
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
飛行
ちらつき鬼火が戦場に出たとき、他のパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
3/1
《修復の天使/Restoration Angel》
コスト:3白
クリーチャー — 天使(Angel)
瞬速
飛行
修復の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールする天使(Angel)でないクリーチャー1体を対象とする。
あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。
3/4
いずれのクリーチャーも出た時能力で自分のクリーチャーをブリンクさせることが出来ます。
基本的に1度きりの能力ですが、手軽にジェネラルの効果を再度利用できるので優秀です。
特に《修復の天使》は瞬速を持ち、相手ターンに使うことが出来るので、手札上限を気にせずに使用可能になります。
《糾弾の天使/Angel of Condemnation》
コスト:2白白
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒
(2)(白),(T):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
(2)(白),(T),糾弾の天使を督励する:他のクリーチャー1体を対象とし、糾弾の天使が戦場を離れるまでそれを追放する。
(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。)
3/3
こちらはマナが掛かりますがタップ起動で自分のクリーチャーをブリンクできます。
ブロッカーとして機能しつつ、ジェネラルの効果を再利用できるので意外と役に立ちます。
いざというときは督励を行うことで除去としても機能します。
《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
コスト:2白
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
(2)(◇):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放し、
その後それをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。
((◇)は無色マナを表す。)
3/3
《祝福されたエミエル/Emiel the Blessed》
コスト:2白白
伝説のクリーチャー — ユニコーン(Unicorn)
(3):他の、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
その後、それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(緑/白)を支払ってもよい。
そうしたなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
それがユニコーン(Unicorn)であるなら、代わりにそれの上に+1/+1カウンターを2個置く。
((緑/白)は(緑)でも(白)でも支払うことができる。)
4/4
こちらはマナさえあれば何度もブリンク可能なクリーチャーです。
3マナ払うだけで7枚手札が増えるので、
《Ancestral Recall》もびっくりのアドバンテージを獲得できます。
ブリンクさせ続けると当然手札があふれてしまいますが、それを何とかする手段も採用しています。
《聖遺の塔/Reliquary Tower》
土地
あなたの手札の上限は無くなる。
(T):(◇)を加える。
セットしておくだけで手札の上限がなくなります。
土地なので除去されにくいですし、ジェネラルの効果で手札に加えることも可能です。
無色マナが出る土地なので、《変位エルドラージ》とも噛み合う一枚です。
ブリンク手段を豊富に入れているので、この戦略とも噛み合う除去カードやヘイトベアーも採用しています。
《封じ込める僧侶/Containment Priest》
コスト:1白
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
瞬速
トークンでないクリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、
代わりにそれを追放する。
2/2
クリーチャーの踏み倒しをとがめるクリーチャーですが、ブリンク戦術と組み合わせることも有効です。
《封じ込める僧侶》がいる時に、
相手のクリーチャーをブリンクさせることで除去として機能するようになります。
非常に強力なコンボですが、
自分のクリーチャーもブリンクできなくなってしまいますので使いどころには気を付けましょう。
《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》
コスト:1白白
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):パーマネント1つを対象とする。コロンドールのマンガラとそれを追放する。
1/1
どんなパーマネントも自身と一緒に追放できます。
エターナル環境では《カラカス/Karakas》との組み合わせが有名ですが、ブリンク戦術とも相性抜群です。
相手のパーマネントのみ一方的に追放できるので、厄介なパーマネントにはこれで対処しましょう。
増えた手札でワンショットを決めよう。
ジェネラルでアドバンテージを獲得し準備が整い次第ゲームを決めに行きましょう。
このデッキの最終的なゴールとしては、並べたクリーチャーによるビートダウンになります。
ゴールに向かうために無限マナを行うこともあるので、いくつか無限マナのコンボを紹介します。
《クウィリーオン・レインジャー》(《スクリブのレインジャー》)
+《野生の魂、アシャヤ》+ 複数マナが出るマナクリーチャー
《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
コスト:緑
クリーチャー — エルフ(Elf) レインジャー(Ranger)
あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:
クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1
《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
コスト:1緑
クリーチャー — フェアリー(Faerie) レインジャー(Ranger)
瞬速
飛行、プロテクション(青)
あなたがコントロールする森(Forest)1つをオーナーの手札に戻す:
クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1
《野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild》
コスト:3緑緑
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental)
野生の魂、アシャヤのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている土地の総数に等しい。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは、それらの他のタイプに加えて森(Forest)土地である。
(それらは依然として召喚酔いの影響を受ける。)
*/*
森を手札に戻してクリーチャーをアンタップ出来る《クウィリーオン・レインジャー》を《野生の魂、アシャヤ》で森にすることで、
《クウィリーオン・レインジャー》自身を戻してクリーチャーを何度もアンタップできます。
これにより複数のマナが出るクリーチャーをアンタップすることで、
コストで戻した《クウィリーオン・レインジャー》を出し直しながらマナを生み出すことが可能になります。
(例)《クウィリーオン・レインジャー》+《野生の魂、アシャヤ》
+2マナ以上出すことが出来る《ティタニアの僧侶》
手順1:《ティタニアの僧侶》から2マナを出した後、《野生の魂、アシャヤ》の効果で森になった
《クウィリーオン・レインジャー》の効果を起動。《クウィリーオン・レインジャー》自身を戻して
《ティタニアの僧侶》をアンタップ。
手順2:1マナ使い《クウィリーオン・レインジャー》を再度戦場に出す。(残り1マナ)
手順3:手順1・2を繰り返すことで1マナずつ余っていくので、緑マナが無限になる。
《ワイアウッドの共生虫》+《祝福されたエミエル》
+ 適当なエルフ + 複数マナが出るマナクリーチャー
《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
コスト:緑
クリーチャー — 昆虫(Insect)
あなたがコントロールするエルフ(Elf)1体をオーナーの手札に戻す:
クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1
少しマナが掛かるコンボですが、こちらも無限マナとなります。
《祝福されたエミエル》の場合は無限マナが出てしまえば、
そのままジェネラルを何度もブリンク出来るので山札をすべて手札に加えることが可能です。
狙う可能性も充分あるので覚えておきましょう。
(例)《ワイアウッドの共生虫》+《祝福されたエミエル》
+《ラノワールのエルフ》+5マナ以上出すことが出来る《ティタニアの僧侶》
手順1:《ティタニアの僧侶》から5マナを出した後、《ワイアウッドの共生虫》の効果を起動。
《ラノワールのエルフ》を戻して《ティタニアの僧侶》をアンタップ。
手順2:1マナ使い《ラノワールのエルフ》を再度戦場に出す。(残り4マナ)
手順3:3マナで《祝福されたエミエル》の効果を起動。
《ワイアウッドの共生虫》をブリンクすることで《ワイアウッドの共生虫》の効果を再度使用可能にする。(残り1マナ)
手順4:手順1~3を繰り返すことで1マナずつ余っていくので、緑マナが無限になる。
ゴールとなるクリーチャーについても以下で紹介します。
これが必ず必要!というものでもないので、皆さんの手持ちのカードと相談して採用を検討してみてください。
《クローサの拳カマール/Kamahl, Fist of Krosa》
コスト:4緑緑
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
(緑):土地1つを対象とする。それはターン終了時まで1/1のクリーチャーとなる。それは土地でもある。
(2)(緑)(緑)(緑):あなたがコントロールするクリーチャーは、
ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。
4/3
マナを払うことで自分のクリーチャーにパワー修正とトランプルを付与することが出来ます。
無限マナが出来る時はこちらを使ってゲームを決めることが多いです。
クリーチャーを展開しやすいデッキなので、トランプルにお世話になることは非常に多いです。
《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse》
コスト:1緑
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
あなたが各ターンのあなたの2枚目のカードを引くたび、
緑の2/2の猫(Cat)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(4)(緑)(緑):ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーの基本のパワーとタフネスはX/Xになる。
Xは、あなたの手札にあるカードの枚数に等しい。
1/2
二枚目のドローに反応してトークンを生成する能力もありますが、このデッキでメイン活用するのは下の能力です。
自分のクリーチャーのパワー・タフネスを手札枚数と同じ数字にする能力です。
2マナと手軽に出すことが出来るので、無限マナは出せない状況でも、
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》などでマナが余っているときなどはこちらを利用します。
手札の枚数を参照する能力だとそこまでサイズは大きくならないのでは?
と思われそうですが、ジェネラルのおかげでゲームを決めるには十分なサイズにはなります。
ジェネラルをブリンクし2~3回効果を使うだけで手札枚数が簡単に20を超えるので、
クリーチャーサイズに困ることはほぼないと思います。
弱点として回避能力は付与できないので、飛行クリーチャーを活用し上手くダメージを通しましょう。
その他
今回のデッキはある種の縛り構築となっているので、フルモンスターデッキとなっています。
改造する際にはノンクリーチャーを採用しても構わないかと思います。
特に相性が良いのは《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》です。
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
コスト:3
アーティファクト
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:(◇)(◇)を加える。
クリーチャーを生け贄に捧げることで無色2マナを生成します。
ジェネラルの死亡誘発により7体のトークンが生成されますので、
ジェネラル含めて16マナ分を賄うことが出来ます。
死亡誘発によるトークンの数は固定なので限界はありますが、
色マナさえ確保出来れば何度かジェネラルを出しなおすことが出来ます。
《アシュノッドの供犠台》を採用するときは大型のエルドラージも採用しておくといいでしょう。
《アシュノッドの供犠台》から出た無色マナの利用先にしつつ、盤面に多大な影響を及ぼすことが可能です。
大型のエルドラージ自体はジェネラルの効果で手札に加えることも出来るので、
手札にないことはほぼないと思います。
おわりに
今回はジェネラルの出た時能力をフル活用できる構築にしました。
今回のような縛り構築は、時に想像以上の火力を生み出します。
クリーチャーしか採用しないというデッキなので、手持ちのカードに少し付け足すだけでも構築できるかと思います。
自分の好みのクリーチャーを採用して楽しむことも可能です。
興味がある方は組んでみてはいかがでしょうか。
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