せらの店主のこれだけは持っとけ!シリーズ。
今回はポータル。
●ポータル(1997年6月1日発売)
オリジナル組
《沸き立つ海/Boiling Seas》
《壊滅/Devastation》
《炎のインプ/Fire Imp》
《土地の寄進/Gift of Estates》
《最後のチャンス/Last Chance》
《動員/Mobilize》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《森の教示者/Sylvan Tutor》
《デジャ・ヴュ/Deja Vu》
半分以上は上位互換が別のセットにある。
ポータルセットはもともと
「マジック入門セット」
として企画されたものなので、
基本的なカードパワーが弱く、
元からあるカードの下位互換カードがいくつもあるのは仕方がない。
例えば
《神秘の教示者/Mystical Tutor》の下位互換が《親身の教示者》
《親身の教示者/Personal Tutor》
コスト:青
ソーサリー
あなたのライブラリーからソーサリー・カードを1枚探し、そのカードを公開し、
その後ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。
アンコモン
《沸き立つ海/Boiling Seas》
コスト:3赤
ソーサリー
すべての島(Island)を破壊する。
アンコモン
《最後の賭け/Final Fortune》の下位互換が《最後のチャンス》
《最後のチャンス/Last Chance》
コスト:赤赤
ソーサリー
このターンに続いて追加の1ターンを行う。
そのターンの終了ステップの開始時に、あなたはゲームに敗北する。
レア
《みなぎる活力/Vitalize》の下位互換が《動員》
《動員/Mobilize》
コスト:緑
ソーサリー
あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。
コモン
といった具合に。
このあたりの下位互換はだいたいEDH用。
通常レギュレーションではまず使われない。
コモンの《動員》は緑単EDHでは使う事が結構あるので、
この中では特にオススメ。
全体的にカードが弱くとも、
「EDHは別名のカードなら下位互換でも採用される事がある。」
という世界なので、
こういったカード達にも活躍のチャンスがある事は素晴らしい。
《デジャ・ヴュ》は上位互換があるうえに、
このカードはそれほど使うわけでもないので、
無視しても構わない。
ただの墓地からソーサリーを回収するだけのカード。
そんなに大量に採用するようなカードではないという事。
ここにしかないカードで、
しっかりとEDHで活躍するのは、
《壊滅》
《炎のインプ》
の2枚。
《壊滅/Devastation》
コスト:5赤赤
ソーサリー
すべてのクリーチャーとすべての土地を破壊する。
レア
《炎のインプ/Fire Imp》
コスト:2赤
クリーチャー インプ(Imp)
炎のインプが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。
炎のインプはそれに2点のダメージを与える。
2/1
アンコモン
特に《壊滅》は全く同種のカードが見つからない稀有な存在。
土地とクリーチャーだけをぶっ飛ばす珍しいカード。
言い方を変えると、
「エンチャント、アーティファクト、プレインズウォーカーが残る」
ので、この呪文を撃ち、
この3種のパーマネントタイプでアドバンテージを取りに行く事が出来る。
今のところ似たようなタイプのカードが、
《燎原の火/Wildfire》
《破壊的な力/Destructive Force》
くらいしかなく、
「土地とクリーチャーを全部破壊」
というカードはMTGの中でも相当に稀有な存在。
EDH用として持っておいて損無しの1枚。
《土地の寄進》は他での再録もされているカード。
《土地の寄進/Gift of Estates》
コスト:1白
ソーサリー
対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしているなら、
あなたはあなたのライブラリーから平地(Plains)カードを最大3枚まで探し、
それらを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
レア
条件はあれども白にしては珍しくアドバンテージを稼ぎやすい。
もちろんEDH用。
再録組
《ハルマゲドン/Armageddon》
《自然の秩序/Natural Order》
《自然の知識/Nature’s Lore》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
《涙の雨/Rain of Tears》
《石の雨/Stone Rain》
《大クラゲ/Man-o’-War》
《花盛りの夏/Summer Bloom》
《神の怒り/Wrath of God》
《ウッド・エルフ/Wood Elves》
《冬の抱擁/Winter’s Grasp》
《地震/Earthquake》
このあたりはポータル版の絵が好き!という人もいそうな感じ。
他セットで持っているのなら用無し。
あとは趣味人はドラゴンを全てどうぞ。
《純白のドラゴン/Alabaster Dragon》
コスト:4白白
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
純白のドラゴンが死亡したとき、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
4/4
レア
《雲のドラゴン/Cloud Dragon》
コスト:5青
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
雲のドラゴンは飛行を持つクリーチャーしかブロックできない。
5/4
レア
《漆黒のドラゴン/Ebon Dragon》
コスト:5黒黒
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
漆黒のドラゴンが戦場に出たとき、
あなたは「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる」
ことを選んでもよい。
5/4
レア
《炎のドラゴン/Fire Dragon》
コスト:6赤赤赤
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
炎のドラゴンが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。
炎のドラゴンはそれに、
あなたがコントロールする山(Mountain)の数に等しい点数のダメージを与える。
6/6
レア
《火山のドラゴン/Volcanic Dragon》
コスト:4赤赤
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
4/4
レア
強さはともかく、絵は綺麗。
特に《漆黒のドラゴン/Ebon Dragon》はブレスを吐いているドラゴンの絵が非常に良い。
お次はテンペスト。
挙げるカードがかなり多そう。
ではまた。
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