せらの店主のこれだけは持っとけ!17回目。
今回は第5版。
●第5版(1997年3月24日発売)
単一のカードセットで最もカードの種類が多い厄介なセット。
多くのセットからの再録が行われ、
色々なカードが入手しやすくなったと言えなくもないが、
種類が多いという事はそれだけ出にくいという事にもなるので、
このセットは厄介という事。
このセットは当たり前なのだが、
全てのカードは過去に作られたカードの再録なので、
これ以前のセットでカードをおさえている人にとっては1枚も必要なカードがない。
ついでに言うと、
一部のカードはイラストがそのままだが、
この第5版での再録にあたってイラスト変更されたものも多く、
オールドスクールの純正を考慮するのなら、
イラスト変更されたカードを無視する事になるので、
やっぱりいらないという事になりがちだ。
ま、それでも何も書かないのも味気ない。
過去のおさらいの気持ちでのんびり書いていこう。
(ちなみに第6版~第10版までずっとそんな状態になる。)
《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
《動く死体/Animate Dead》
《ミシュラのアンク/Ankh of Mishra》
《ハルマゲドン/Armageddon》
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
《エイトグ/Atog》
《不吉の月/Bad Moon》
《ボール・ライトニング/Ball Lightning》
《逆刺の六分儀/Barbed Sextant》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《渦まく知識/Brainstorm》
《低木林地/Brushland》
《真鍮の都/City of Brass》
《対抗呪文/Counterspell》
《十字軍/Crusade》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《解呪/Disenchant》
《神への捧げ物/Divine Offering》
《塵は塵に/Dust to Dust》
《地震/Earthquake》
《エルフの射手/Elvish Archers》
《友なる石/Fellwar Stone》
《火の玉/Fireball》
《分解/Disintegrate》
《野火/Flashfires》
《魔力の乱れ/Force Spike》
《吠えたける鉱山/Howling Mine》
《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
《神の怒り/Wrath of God》
《水流破/Hydroblast》
《紅蓮破/Pyroblast》
《火葬/Incinerate》
《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》
《道化の帽子/Jester’s Cap》
《ジョークルホープス/Jokulhaups》
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
《宿命/Kismet》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
《ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald》
《白き盾の騎士団/Order of the White Shield》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《先触れ/Portent》
《悪疫/Pox》
《硫黄泉/Sulfurous Springs》
《森の知恵/Sylvan Library》
《ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
《ウルザの塔/Urza’s Tower》
《冬の宝珠/Winter Orb》
このセットに限らない話なのだけれども、
基本セットシリーズの第10版までのこれだけは持っとけ!は
・とりあえず使えれば何でもいい。
・オールドスクールを意識する。
の2つの視点で需要が大きく変わる。
後者の場合は値段差も大してないので、
だいたいのカードを第4版とクロニクルに求めたほうが良い。
オールドスクールを意識するにあたって、
旧絵がこのセットでは変更されて別絵になり、
なおかつ入手が原版くらいしかないカードは、
《魔力の乱れ》
《塵は塵に》
の2つ。
《魔力の乱れ/Force Spike》
コスト:青
インスタント
呪文1つを対象とし、それを、
それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、打ち消す。
コモン
《塵は塵に/Dust to Dust》
コスト:1白白
ソーサリー
アーティファクト2つを対象とし、それらを追放する。
アンコモン
このカードはレジェンドやザ・ダークが初で、
その後同イラストで再録されていない。
このカードはオールドスクールを意識する際に
英語版かイタリア語版を求める事になる。
どちらもそれほど使われるカードではないのだけれども。
《塵は塵に》はEDHで使ってみると地味に強い。
3マナでアーティファクトを2つ追放出来るというのは役に立つ。
これを4マナにして柔軟性を向上させたのが《塵への帰結/Return to Dust》。
というわけで第5版終了。
なんだか第6~10版まで省略したくなってきたなぁ。
お次はジェラードと愉快な仲間達のストーリーの一番最初、
ウェザーライト。
ではまた。
The post せらの店主のこれだけは持っとけ!#17(第5版編) first appeared on MtG買取/販売店【Cardshop Serra】.