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EDHデッキ紹介その154(Lonis, Cryptozoologist/暗号動物学者、ローニス)

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いつもお世話になっております。

台湾旅行記やお泊りマジック等でたまに出没する友人Oこと大塚です。

今回ご紹介させていただくのは以下のクリーチャー。


Lonis, Cryptozoologist/暗号動物学者、ローニス
コスト:緑青
伝説のクリーチャー 蛇(Snake) エルフ(Elf) スカウト(Scout)
これでもトークンでもないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、
調査を行う。
(T),手掛かり(Clue)X個を生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とする。
そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からカードX枚を公開する。
あなたはその中から、
マナ総量がX以下で土地でないパーマネント・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
そのプレイヤーは残りを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
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※調査を行うとは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。」を持つ
 無色の手掛かり(Clue)アーティファクト・トークンを1つ生成することである。

モダンホライゾン2にて登場した青緑の軽量システム・クリーチャーで、
調査による間接的なドロー能力を持ちます。
惜しいことに単体だと仕事をしないのが難点ですが(自身が出るときには調査が誘発しない)、
そうでなくてもマナ・クリーチャーをドローに換えられるため、
最低限の仕事はできると思われます。

下の起動型能力は正直おまけ程度ですが、
相手がライブラリーの上に置く系統のサーチカードを使うことを躊躇わせたり、
逆にサポートすることもできたりします。
一応、フィニッシャーとして使えないこともありません。

デッキリストは以下になります(デッキ作成時期=イニストラード・真夜中の狩り)。

ジェネラル:《暗号動物学者、ローニス

-クリーチャー34枚-
歩行バリスタ/Walking Ballista
極楽鳥/Birds of Paradise
金のガチョウ/Gilded Goose
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
エルフの神秘家/Elvish Mystic
東屋のエルフ/Arbor Elf
ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
金切り声のドレイク/Shrieking Drake
献身のドルイド/Devoted Druid
花を手入れする者/Bloom Tender
ティタニアの僧侶/Priest of Titania
呪文滑り/Spellskite
幻影の像/Phantasmal Image
獣相のシャーマン/Fauna Shaman
運命を紡ぐ者/Destiny Spinner
アカデミーの整備士/Academy Manufactor
呪文探求者/Spellseeker
永遠の証人/Eternal Witness
大クラゲ/Man-o’-War
幻の漂い/Drift of Phantasms
再利用の賢者/Reclamation Sage
戦利品の魔道士/Trophy Mage
鏡像/Mirror Image
玻璃池のミミック/Glasspool Mimic
忍耐/Endurance
緻密/Subtlety
最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer
千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces
多面相の侍臣/Vizier of Many Faces
灯の分身/Spark Double
賢いなりすまし/Clever Impersonator
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant

-インスタント11枚-
白鳥の歌/Swan Song
夏の帳/Veil of Summer
差し戻し/Remand
秘儀の否定/Arcane Denial
物語の終わり/Tale’s End
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
英雄的介入/Heroic Intervention
内にいる獣/Beast Within
激情の後見/Fierce Guardianship
活性の力/Force of Vigor
意志の力/Force of Will

-ソーサリー7枚-
新生化/Neoform
Transmute Artifact
作り直し/Reshape
加工/Fabricate
Timetwister
破滅の終焉/Finale of Devastation
異界の進化/Eldritch Evolution

-エンチャント5枚-
楽園の拡散/Utopia Sprawl
森の知恵/Sylvan Library
Copy Artifact
大地の知識/Earthcraft
魔の魅惑/Aluren

-アーティファクト10枚-
魔力の墓所/Mana Crypt
金属モックス/Chrome Mox
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
水蓮の花びら/Lotus Petal
太陽の指輪/Sol Ring
彫り込み鋼/Sculpting Steel
出産の殻/Birthing Pod
クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks
霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir
タミヨウの日誌/Tamiyo’s Journal

-プレインズウォーカー2枚-
王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator

-土地30枚-
統率の塔/Command Tower
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
宝石の洞窟/Gemstone Caverns
魂の洞窟/Cavern of Souls
Tropical Island
繁殖池/Breeding Pool
ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
溢れかえる果樹園/Flooded Grove
内陸の湾港/Hinterland Harbor
冠水樹林帯/Waterlogged Grove
回復の温泉/Rejuvenating Springs
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
汚染された三角州/Polluted Delta
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
沸騰する小湖/Scalding Tarn
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
霧深い雨林/Misty Rainforest
虹色の眺望/Prismatic Vista
5《森/Forest
5《島/Island

———-

ジェネラルと非常に相性が良い以下のカードを主軸としてデッキを構築しました。


アカデミーの整備士/Academy Manufactor
コスト:3
アーティファクト・クリーチャー 組立作業員(Assembly-Worker)
あなたが手掛かり(Clue)や食物(Food)や宝物(Treasure)であるトークン1つを生成するなら、
代わりに手掛かりトークン1つと食物トークン1つと宝物トークン1つを生成する。
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暗号動物学者、ローニス》が戦場にある状態で《アカデミーの整備士》が戦場に出ると、
以下のようになります。

1.《暗号動物学者、ローニス》の効果でクリーチャーが戦場に出ることにより、
  手掛かり・トークンが1つ出る。
2.《アカデミーの整備士》の効果で手掛かり・トークン1つが置換され、
  手掛かり・宝物・食物・トークンが1つずつ出る。
  《アカデミーの整備士》の効果は重複するため、
  複数存在するとその数だけトークンが指数関数的に増加します。
  (整備士2体で各トークンが3個、3体で9個、4体で27個・・・・となる)

ただしEDHである以上、《アカデミーの整備士》は複数投入できないため、
クローン系クリーチャーを採用しています。
(《暗号動物学者、ローニス》の効果はトークンには反応しないため、
トークンを生成するカードは採用しておりません)

基本的な動きは以下になります。

1.《暗号動物学者、ローニス》を戦場に出す。
2.《アカデミーの整備士》をサーチ&プレイ。
3.《アカデミーの整備士》をコピーしてクローン系クリーチャーを出す。
4.生成された手掛かりを宝物トークンを使用してドローし、引いたクローン系か軽量マナ・クリーチャーを出す。
5.項4の手順を繰り返し、マナと手札を増やしていきながら無限コンボのカードを集める。
6.コンボを揃えてプレイ。

アカデミーの整備士》が戦場に増えれば増えるほど宝物トークンと手掛かりトークンが増えていくので、
そのマナを使って手掛かりを起動してカードを引き、
後続のクローン系か軽量マナクリーチャーを引ければ再展開できます。
感覚的な話で恐縮ですが、
おおよそ3体以上の《アカデミーの整備士》が存在すれば上記4のループが簡単になると思われます。

例:
アカデミーの整備士》が3体いる場合、
宝物・食物・手掛かりトークンが各9個あります。
トークンだけで9マナ使える状態にあるので、
手掛かり4個を生け贄に捧げて4枚のドローと1マナ余りです。
4枚のドローの間に1マナのクリーチャーを引ければプレイし、
余らせたマナでドローをし続け、どこかでクローン系を出します。
マナ効率が3倍ずつ上がっていきますので、
上記繰り返しが非常に楽になります。
保険のため、《アカデミーの整備士》3体に加え、
手札に1~3マナのクリーチャーを所持していれば、手順6までたどり着けるはずです。

無限コンボの組み合わせは凡そ以下になります。
(抜けがありましたら申し訳ございません)

・出し入れ(戦場に出る+自身を手札に戻す)
大地の知識》+《金切り声のドレイク
大地の知識》+《金切り声のドレイク
魔の魅惑》+《大クラゲ

・手掛かり
暗号動物学者、ローニス》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《魔の魅惑》+《大クラゲ

・手掛かり&食物
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》×2+《大クラゲ

・マナ&ドロー
【青】《暗号動物学者、ローニス》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク》+《最高工匠卿、ウルザ
【青】《暗号動物学者、ローニス》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク》+《最高工匠卿、ウルザ
【青】《暗号動物学者、ローニス》+《魔の魅惑》+《大クラゲ》+《最高工匠卿、ウルザ
【無色】《暗号動物学者、ローニス》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク》+《クラーク族の鉄工所
【無色】《暗号動物学者、ローニス》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク》+《クラーク族の鉄工所
【無色】《暗号動物学者、ローニス》+《魔の魅惑》+《大クラゲ》+《クラーク族の鉄工所

・マナ&ライフ&ドロー
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》+《大地の知識》+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》+《最高工匠卿、ウルザ》+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》+《魔の魅惑》+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》+《魔の魅惑》+《大クラゲ
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》×2+《金切り声のドレイク
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》×2+《大地の知識》+《大クラゲ
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》×2+《最高工匠卿、ウルザ》+《大クラゲ
暗号動物学者、ローニス》+《アカデミーの整備士》×3+《大クラゲ

上記のコンボ条件を前提としたフィニッシャーは以下になります。

・出し入れ
1.《潮吹きの暴君》を用いた対戦相手のパーマネント全バウンス
  欠点として《潮吹きの暴君》自体が重く、
  コストを無視して唱えたり戦場に出すことが不可能なため、
  必要マナ数がかなり多いこと。

・手掛かり、手掛かり&食物
1.《暗号動物学者、ローニス》を起動し、
  相手のデッキから土地以外のパーマネントの無限コンボを奪う。
  欠点として対戦相手が土地やパーマネントによらないデッキの場合、
  勝ちきれない。
  また無限コンボの必要パーマネント数によっては、
  ジェネラルの起動回数が足りなくなる場合がある。
  勝利手段としては他者に依存するので、
  無限マナやドローが止められた場合の消極的なコンボになる。

2.《潮吹きの暴君》を用いた対戦相手のパーマネント全バウンス
  欠点は出し入れと同様。マナが足りない。

3.《タミヨウの日誌》で必要なカードをサーチ。
  《大地の知識》《最高工匠卿、ウルザ》《クラーク族の鉄工所》あたりをサーチし、
  無限マナ、ドローに繋げる。
  フィニッシャーもサーチできるが、
  結局サーチしたカードのプレイ用マナも必要なので、マナが足りない。
 
・マナ&ドロー、マナ&ライフ&ドロー
1.《歩行バリスタ》を無限ドローから手札に加え、無限マナでプレイし、
  無限ダメージを与えて勝利。
  無限マナの使い道常套手段。

2.《潮吹きの暴君》を用いた対戦相手のパーマネント全バウンス。
  無限マナとドローが成立しているので、
  《潮吹きの暴君》のコストは気にせず唱えられる。
  勝利している訳ではないが、相手のパーマネントを根こそぎ戻せるため、
  ほぼ勝利と言って差し支えない。

3.《霊気貯蔵器》を用いた50点ダメージを何度も起動する。
  無限マナとドローが成立している前提だと、
  金切り声のドレイクか大クラゲを無限キャストしているので、
  設置後に自身のライフ回復能力で無限ライフ成立からの起動。

クリーチャー主体のチェインコンボ系デッキですが、弱点も多く、
この構築だとほぼ《アカデミーの整備士》に依存しています。
アカデミーの整備士》に依存しないコンボもいくつか搭載していますが、
展開の都合上サーチした方が良いことが多いです。
何が何でもアカデミーの整備士をサーチするため、
直接手札に加える(もしくは場に出す)カードを多く採用しています。

以下、一部カードの採用理由と採用検討カードです。
・《新生化
・《異界の進化
・《出産の殻
・《破滅の終焉

アカデミーの整備士》を直接持ってくるのが最初の仕事。
クローン系や《最高工匠卿、ウルザ》を持ってくるのが次の仕事なので、
基本的に腐らない。
新生化》《破滅の終焉》は《呪文探求者》で探しに行ける。
 
・《Transmute Artifact
・《作り直し

アカデミーの整備士》を直接持ってくるのが最初の仕事。
基本的に手掛かり、食物トークンが生け贄対象。
彫り込み鋼》《ファイレクシアの変形者》《霊気貯蔵器》《クラーク族の鉄工所
を持ってくるのが次の仕事。
どちらも呪文探求者で探しに行ける。

・《大いなる創造者、カーン

-2能力で追放除去を受けた《アカデミーの整備士》を回収するのが目的。
そうでなくとも常在型能力だけで十分強い。

・《運命を紡ぐ者

勝利手段がクリーチャーとエンチャント主体のため、
打ち消されると非常に厳しい。
魂の洞窟》だけではカバーしきれないため、
このクリーチャーで打ち消し呪文を少しでも対策する。

・《呪文滑り

アカデミーの整備士》は非常に除去されやすいため、
単体除去対策として採用。
暗号動物学者、ローニス》が誘発する上、2マナと軽く、
アカデミーの整備士》と同じカードタイプのため、
対象不適正になりにくい。

・《英雄的介入
・《夏の帳

キーカードの単体除去やリセットがやはり厳しい。
横に並べるデッキである以上仕方ないが、対策カードとして採用した。
英雄的介入》や《夏の帳》はコストが軽く、
多くのカードを護れることがポイント。

【採用検討】
・《雲石の工芸品/Cloudstone Curio

すべてのクリーチャーが《金切り声のドレイク》のように振舞える。
後続を引く必要がなくなるので設置済みなら動きがスムースになるが、
これ自身では手順4ループが続かない。
当落線上の評価ではあるので、調整の結果、採用することがあるかも。

・《ガラクタ這い/Junk Winder

土地をタップできないのがつらい。
コンバット主体の環境であれば輝くので、決して悪いカードではない。

・《煌めくドラゴン/Shimmer Dragon

初動が重いが、置きさえすればマナ無しでドローできる。
でも重い。

・《鼓舞する彫像/Inspiring Statuary

クリーチャー呪文やエンチャント呪文を軽くするのが仕事。
無くても回るが有ると手順4ループが非常に楽になる。
これも当落線上の評価ではあるので、調整の結果、採用することがあるかも。

アカデミーの整備士》を主軸に動くデッキですので、
動きや構築もそれほど難しくないですし、
乱暴な言い方ですが、
軽量マナ・クリーチャー、《アカデミーの整備士》、クローン系クリーチャー、
サーチカードを持ち得る限り投入すれば、
それらしい動き方ができる、と思います。
本リストでは採用されていませんが、
トークン倍化系カードやクリーチャー化呪文の採用も考えられます。

もし、本ジェネラルに興味を持っていただいたとき、本文がデッキ構築のご参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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