今回紹介するEDHデッキは、
Twitter質問箱にてデッキレシピを見てみたいという要望があった、
《巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler》。
《巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler》
コスト:白青
伝説のクリーチャー 兎(Rabbit) ウィザード(Wizard)
(T):各プレイヤーはそれぞれ「カードを1枚引く。
その後、1点のライフを得る。」を選んでもよい。
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レア
元々は青でぶ君こと《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》をジェネラルにしていたが、
そのデッキに白を足して《巡歴の干渉者、クウェイン》を新ジェネラルに変更。
青でぶ君はサポートメンバーとしてデッキの中に。
童話「ウサギとカメ」をモチーフにしたMTG史上初の伝説の兎として、
統率者レジェンズで収録された新しいウサギさん。
《三日月の神》に近い能力を持っているが、
カードを引く能力が誘発型能力から起動型能力になった。
そのため《三日月の神》の弱点だった、
「対戦相手に先にカードを引かれ、
自分のターンが来る前に除去されてしまう」
ということがなくなった。
新たに白が足されたこともあり、
ほぼ《三日月の神》の上位互換と言える。
同じく統率者レジェンズで追加された《船殻破り/Hullbreacher》をコントロールしていれば、
ウサギさんのアドバンテージを受けられるのは自分だけ。
デッキは以下。
ジェネラル:《巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler》
-クリーチャー6枚-
《遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance》
《船殻破り/Hullbreacher》
《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》
《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》
《煌めくドラゴン/Shimmer Dragon》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
-インスタント18枚-
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《渦まく知識/Brainstorm》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《遅延/Delay》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《否定の力/Force of Negation》
《意志の力/Force of Will》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《マナ吸収/Mana Drain》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《誤った指図/Misdirection》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《否定の契約/Pact of Negation》
《差し戻し/Remand》
《呪文貫き/Spell Pierce》
《白鳥の歌/Swan Song》
《運命のきずな/Nexus of Fate》
-ソーサリー17枚-
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《一日のやり直し/Day’s Undoing》
《召し上げ/Expropriate》
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
《カーンの経時隔離/Karn’s Temporal Sundering》
《水の帳の分離/Part the Waterveil》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《時間の熟達/Temporal Mastery》
《時のらせん/Time Spiral》
《時間の伸長/Time Stretch》
《Timetwister》
《時間のねじれ/Time Warp》
《永劫での歩み/Walk the Aeons》
《意外な授かり物/Windfall》
-エンチャント3枚-
《精神力/Mind Over Matter》
《テフェリーの永遠の洞察/Teferi’s Ageless Insight》
《気流の言葉/Words of Wind》
-アーティファクト21枚-
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
《金属モックス/Chrome Mox》
《友なる石/Fellwar Stone》
《多用途の鍵/Manifold Key》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《吠えたける鉱山/Howling Mine》
《Jeweled Amulet》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《モックス・アンバー/Mox Amber》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《発展のタリスマン/Talisman of Progress》
《寺院の鐘/Temple Bell》
《通電式キー/Voltaic Key》
-プレインズウォーカー 4枚-
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《覆いを割く者、ナーセット/Narset,Parter of Veils》
《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
-土地30枚-
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《統率の塔/Command Tower》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
《Mishra’s Workshop》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《雲海/Sea of Clouds》
《Tundra》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
16《島/Island》
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デッキの基本的な動きはEDH《三日月の神》デッキと大きく変わらない。
参考こらむ:EDHデッキ紹介その118(Kami of the Crescent Moon/三日月の神)
序盤はマナアーティファクトで加速し、
大量に入っている追加ターン呪文で、
できる限り対戦相手にターンを渡さずにゲームを進行し、
どこかでコンボを決めるというもの。
コンボとしては
《精神力》+《巡歴の干渉者、クウェイン》で
無限ライフ&手札を好きなように入れ替える事ができる。
勝ち手段は《精神力》+《寺院の鐘》で、
対戦相手のライブラリーアウトを狙う。
一方こちらのデッキには、
《無限に廻るもの、ウラモグ》
《運命のきずな》
がデッキに入っており、
《精神力》でいつでも捨てられるので、
ライブラリーアウトの心配が無い。
他にも
・唱えても追放されない追加ターン呪文
・《巡歴の干渉者、クウェイン》
・アンタップ状態で置ける《神秘の聖域》
・《気流の言葉》
で無限ターンが可能。
この場合《気流の言葉》の効果で、
対戦相手のパーマネントはすべて手札に戻るので、
実質勝ちといっていいだろう。
この《気流の言葉》はとても優秀で、
《師範の占い独楽》と組み合わさるととても面白い事になる、
詳しくは過去のこらむで詳しく解説しているので、
見てみてほしい。
参考こらむ:Words of Wind/気流の言葉
また白を足した事により、
《悟りの教示者》や《時を解す者、テフェリー》《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》が追加された。
《悟りの教示者》でキーパーツのエンチャントにアクセスしやすくなり、
《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》で対戦相手の《意志の力》《否定の力》を防いだりできる。
また、《時を解す者、テフェリー》さえ置いておけば、
コンボを邪魔されることがなくなり好き勝手できる。
お気に入りでずっと使っていた《三日月の神》だが、
これからは《巡歴の干渉者、クウェイン》のお供としてしっかり頑張ってくれるだろう。
ではまた。