こんにちは、以前に台湾旅行記を書いたウィンターです。
英宝さんの質問箱に今すぐに欲しいカード10選の
質問が来ていて、
「英宝さんどう答えるんだろうなぁ」
と思っていたら、
英宝さんから質問がきて驚きました。
英宝さんが
「回答して記事にしたら、
オールドスクールのパーツあげる。」
というのでモノに釣られてみました(笑)
以下、回答です。
今すぐに欲しいカード10選(優先順位順)
10位:《Mox Pearl》
パワー9は最終的にはすべて集めたいため。
白は現状ヴィンテージで使う予定がなさそうというのが
理由にもなっている。
でもヴィンテージでは
《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》
《僧院の導師/Monastery Mentor》
が大暴れするので、
白も白で優先順位が低いわけでもない。
9位:《Mox Jet》
オールドスクールでは黒単を使っているが。
ヴィンテージとオールドスクールを比較したら
さすがにヴィンテージの方がやる機会は多そうなのでこの順位。
・・・最近オールドスクールの方がやっているような気がしなくもない。
いつかはこれと《Juzam Djinn》を。
8位:《Mox Emerald》
ヴィンテージで《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を投げるために
オースやチャネルを組む可能性がありそうなのでこの順位。
《引き裂かれし永劫、エムラクール》好きなので
オースは作りたいデッキの1つ。
順位的には青の次にMTGで強い色なので、
早めには欲しい色。
7位:《Mox Ruby》
ヴィンテージは青いデッキやアーティファクトデッキが
多そうなので赤はぜひタッチしたい。
赤は好きな色でもあるので青の次に確保しておきたい。
6位:《Bazaar of Baghdad》
現状使うデッキを持っていないがEDHで使う可能性があるため。
そこまで急いでいないことや、アーティファクト絡みのサポートである
《Mishra’s Workshop》より使用範囲が少ないのでこの順位。
とはいえ《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》で気持ちよさそうに回されると
使ってみたくなる欲が上がる。
EDHもこれを活かすデッキ=墓地は手札!
というデッキになるので、
自分もやりたい。
5位:《Mishra’s Workshop》
現状使うデッキを持っていないがEDHで使う可能性があるため。
そこまで急いでいないこともあり優先度は低め。
EDHではアーティファクト依存度が高いデッキなら、採用される可能性が高い。
自分は組んでいないが、《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
や《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》など興味のあるデッキはあるので
今後これらのデッキを組むことがあれば採用して使ってみたい。
ヴィンテージの事も考えるけれども、
やっぱりEDHも一緒に考えるとこのカードは魅力。
このカード、なんとなく英宝さんに使われてばかりのイメージ。
4位:《Black Lotus》
デッキに使うわけではないが、生涯MTGをやるなら確保しておきたい。
最低限ヴィンテージで遊ぶデッキを組んでから購入したいということでこの順位。
MTGの象徴とも呼べるカードを手に入れることは一つのゴールでもある
と考えているので、少しでも早く手に入れることが出来るように頑張りたい。
ただ、高額な事もあり現実的に買えるかどうかを考えて少し順位を落とした。
3位:《Mox Sapphire》
デッキに使うカードではあるが、そこまで優先度が高いカードではない。
しかし、あるのとないのではデッキの動きや選択肢が変わるのでこの順位。
《High Tide》的な視点だと島の方が強いが、島を使わずに青マナを確保できるので
あとから引いたHigh Tideを強く使うことが出来る。またサブプランで《修繕/Tinker》
を採用する場合はコストとして優秀なので採用してみたい。
2位:《Time Walk》
デッキに使うカードであり、その中でも2番目にゲームで使ってみたいカードだから。
たった2マナで追加ターンを得てしまうというのは、一度体験してみたいところ。
イラストの雰囲気も非常に気に入っているが、
アンリコのおじさんの回想の方が気になる。
あと英宝さんがこのカード大好きらしいので、
いつか自分もという気持ちになる。
1位:《Ancestral Recall》
デッキに使うカードであり、
その中でも1番ゲームで使ってみたいカード。
個人的には「次も俺のターン!」よりも「手札たくさん!やることたくさん!」
の方がカードゲームをやっていて楽しいので《Time Walk》よりも優先度高め。
あとイラストのおじさんが見た、あんな顔になるほどの回想が非常に気になる。
あの愛嬌を若干感じるおじさんの過去に何があったのか・・・。
以上です。
自分の場合は判断基準がデッキに使うカードになるので、この並び順になりました。
ここ数年でオールドカードの値段が一気に上がってしまい、
中々手を出すことが難しくなってしまいました。
今回出したカードはもちろん欲しいところではありますが、
あるもので戦うというのもカードゲームの醍醐味だとは思います。
地道に頑張りながら、出来る範囲でMTGを楽しんでいきたいと考えています。
読んでくださった方、ありがとうございます。
—————
ここからは店主の文。
彼は《Timetwister》を持っているのでこの回答、
Kはパワー9を一通り持っているのでこの回答、
どちらも納得。
ちょっと意外だったのはKと違って1位が《Black Lotus》じゃなかった事か。
そしてパワー9以外で両方の回答に、
《Bazaar of Baghdad》
《Mishra’s Workshop》
がランクイン。
EDH、ヴィンテージ需要のどちらもあるカードは、
《Timetwister》同様に人気がある。
最近だと、
《常智のリエール/Rielle, the Everwise》
あたりが《Bazaar of Baghdad》と相性が良いジェネラル。
ちょっとでも動き出すととんでもないアドバンテージを稼いでくる。
《Mishra’s Workshop》はアーティファクト多めのデッキなら何でも入るという感じだけれども、
EDHでは《Bazaar of Baghdad》のように、
「《Bazaar of Baghdad》を活かせるジェネラルは危ない。」
という構成で作られるのとは違って、
単純なブースト力があるだけ。
あるだけと言ってもそれが結構な脅威になる事は間違いないのだけど。
それにしても最近のカードの高騰が、
おおむねEDHかヴィンテージの需要である事がこういう回答をもらってもよくわかる。
みんな欲しいカードが同じところに来やすいというのは、
EDHやヴィンテージなどの古いカードが使える遊び方を布教してきた人としては嬉しい。
値段がここまで上がる事は正直全然嬉しくない。
個人的なカード資産額は確かに勝手に上がるものの、
「いつか4枚揃えたかった。」
と思っているようなカードが手の届かないところへ行ってしまう。
時々誤解されているようなので書いておくと、
店主だって持ってないカード結構あるんですよ、お客様方。
加えて、
会社としても全然高騰が嬉しくない事も多い。
カードゲーム市場が盛り上がる事は嬉しいのだが、
「じゃあ、次にその高騰したカードどうやって入荷する?」
という課題がとても大変。
「販売価格の90%で買取します!」
なんて事をやらなければいけない事も多々ある。
人件費、光熱費、家賃・・・といったコストを考えると、
マイナスになる事もざらだ。
もちろん相場が下がってもマイナス。
あ、なんだか話が関係ないところに飛んじゃった。
戻そう戻そう。
今回のこのお題は、
他の人にふって回答を得るのを含めて楽しかった。
人それぞれの回答はあれど、
多くの人が《Black Lotus》をどこかに選ぶはず。
年を重ねるごとにどんどん《Black Lotus》はMTGの象徴としての地位が高まっていく。
これからどうなるかも含めて楽しみだ。
ではまた。