皆さんこんにちは、ウィンターです。
前回に引き続き「ファイレクシア:完全なる統一」よりデッキ紹介です。
前回がファイレクシア陣営の紹介でしたので今回はミラディン陣営のデッキを紹介します。
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《太陽の栄光、オターリ/Otharri, Suns’ Glory》
コスト:3赤白
伝説のクリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行、絆魂、速攻
太陽の栄光、オターリが攻撃するたび、あなたは経験(experience)カウンター1個を得る。
その後、あなたが持っている経験カウンター1個につき1体の、
赤の2/2のレベル(Rebel)・クリーチャー・トークンをタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。
(2)(赤)(白),あなたがコントロールしていてアンタップ状態であるレベル1体をタップする:
あなたの墓地にある太陽の栄光、オターリをタップ状態で戦場に戻す。
3/3
神話レア
統率者デッキに収録されている伝説のフェニックスです。
パッケージを飾っている《太陽の先兵、ネヤリ/Neyali, Suns’ Vanguard》が拾った卵から孵ったフェニックスが彼です。
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彼は自身の保護者であるネヤリを命がけで守ると誓い、
ネヤリがレジスタンスの駐屯地を目指す中、彼女に近づくファイレクシア人を全て焼き払います。
こうしてミラディン人に歓迎された彼は、自らの魔法の炎をミラディン人が強い武器を作るための道具として分け与えます。
その武器の中には、保護者であるネヤリのための魔法の手袋も含まれていました。
彼の決意と力は、全てのミラディン人にとって希望の結集の象徴となっています。
能力は飛行・絆魂・速攻と恵まれており、久々に登場する経験カウンターに関する能力と墓地から帰還する能力を持ちます。
経験カウンターはプレイヤーに付与されるカウンターで、統率者2015で初登場しました。
これまでの経験カウンターを獲得するクリーチャーは条件が若干難しいものが多かったですが、
このクリーチャーは攻撃するだけで獲得可能です。
攻撃時に経験カウンターを1つ獲得し、持っている経験カウンターの分だけ2/2のトークンを攻撃状態で戦場に出します。
シンプルに攻撃すればするほどトークンが増えていくので、横展開を行いやすいクリーチャーです。
出てくるトークンはレベルなので、後半の復活効果とも噛み合います。
フェニックスということもあり、おなじみ墓地からの帰還効果も持っています。
タップ状態で戦場に戻るため、戦場にもどりすぐ攻撃とはいきませんが相手ターンでも起動可能なので柔軟性が高いです。
ブロックに参加したトークンを元手に蘇生も出来るので、統率者税がかかりにくく扱いやすいです。
使ってみると、想像以上にトークンが並ぶのであっという間に相手のライフがなくなっていきます。
非常に攻撃力の高い統率者なので、その特性を生かした構築にしていきましょう。
デッキリストは以下。
ジェネラル:《太陽の栄光、オターリ/Otharri, Suns’ Glory》
-クリーチャー 22枚-
《エスパーの歩哨/Esper Sentinel》
《ルーンの与え手/Giver of Runes》
《ルーンの母/Mother of Runes》
《セラの高位僧/Serra Ascendant》
《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》
《エメリアのアルコン/Archon of Emeria》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《弱者の師/Mentor of the Meek》
《狡猾な相棒、ミラ/Mila, Crafty Companion》-《むら気な眷者、ルーカ/Lukka, Wayward Bonder》
《顔壊しのプロ/Professional Face-Breaker》
《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
《空狩人の打撃部隊/Skyhunter Strike Force》
《歓迎する吸血鬼/Welcoming Vampire》
《栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus》
《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》
《革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary》
《太陽のタイタン/Sun Titan》
《業火のタイタン/Inferno Titan》
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
-インスタント 8枚-
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《流刑への道/Path to Exile》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《摩耗+損耗/Wear+Tear》
《ヘリオッドの介入/Heliod’s Intervention》
《混沌のねじれ/Chaos Warp》
《偏向はたき/Deflecting Swat》
《巧みな隠蔽/Clever Concealment》
-ソーサリー 9枚-
《力ずく/By Force》
《ギャンブル/Gamble》
《汚損破/Vandalblast》
《引き裂き/Rip Apart》
《Wheel of Fortune》
《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》
《焦熱の合流点/Fiery Confluence》
《今を生きる/Seize the Day》
《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
-エンチャント 8枚-
《耳の痛い静寂/Deafening Silence》
《衝撃の震え/Impact Tremors》
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》
《追い討ち/Aggravated Assault》
《命運の掌握/Grasp of Fate》
《選定された行進/Anointed Procession》
《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》
《神聖な訪問/Divine Visitation》
-アーティファクト 18枚-
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
《ボロスの印鑑/Boros Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《確信のタリスマン/Talisman of Conviction》
《緋色のダイアモンド/Fire Diamond》
《乳白色のダイアモンド/Marble Diamond》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《忘却の偶像/Idol of Oblivion》
《語り部の杖/Staff of the Storyteller》
-プレインズウォーカー1枚-
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
-土地 33枚-
《Plateau》
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
《真鍮の都/City of Brass》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon》
《観客席/Spectator Seating》
《岩だらけの大草原/Rugged Prairie》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《英雄の公有地/Plaza of Heroes》
《産業の塔/Spire of Industry》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
《眷者の居留地/Bonders’ Enclave》
《家路/Homeward Path》
4《平地/Plains》
4《山/Mountain》
今回はトークン生成を生かした物量作戦に焦点をあてました。
・下準備をしながらアドバンテージも確保
・トークン生成を生かしてライフを一気に削ろう
・時にはコンボでワンショット
下準備をしながらアドバンテージも確保
今回のデッキは赤白のデッキなので、リソース獲得が若干苦手です。
その為、ジェネラルを出す前や出した後にしっかりリソース回復できるようにすることが大切です。
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《顔壊しのプロ/Professional Face-Breaker》
コスト:2赤
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
威迫
あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、
宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
宝物1つを生け贄に捧げる:
あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
2/3
クリーチャーによって戦闘ダメージを与えることが出来たプレイヤーの分だけ宝物トークンを生成するカードです。
序盤のマナ加速や自身の能力で余った宝物トークンを疑似的に手札へ変換します。
本人も威迫を持っているため戦闘ダメージを与えやすいです。
このデッキの場合、ジェネラルが飛行のため戦闘ダメージを通しやすいです。
また、ジェネラルの効果で生成されるトークンが攻撃状態で出るため、
空いてるところに攻撃出来れば追加で宝物を生成できます。
意外とマナのかかるアクションが多いデッキなので、かゆいとこに手が届くような支援をしてくれます。
《弱者の師》と《歓迎する吸血鬼》はアドバンテージ源としての採用です。
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《弱者の師/Mentor of the Meek》
コスト:2白
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
他のパワーが2以下のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、
あなたは(1)を支払ってもよい。そうした場合、カードを1枚引く。
2/2
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《歓迎する吸血鬼/Welcoming Vampire》
コスト:2白
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行
パワーが2以下でこれでない1体以上のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、カード1枚を引く。
この能力は毎ターン1回しか誘発しない。
2/3
パワー2以下のクリーチャーに反応してドローすることが出来ます。
このデッキに採用されている軽量クリーチャーは大体パワー2以下なので困ることは少ないと思います。
また、ジェネラルの効果で生成されるトークンもパワー2なので、ドローを助けてくれます。
《忘却の偶像》と《語り部の杖》も同様の理由で採用されています。
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《忘却の偶像/Idol of Oblivion》
コスト:2
アーティファクト
(T):カードを1枚引く。このターンにあなたがトークンを生成していたときにのみ起動できる。
(8),(T),忘却の偶像を生け贄に捧げる:無色の10/10のエルドラージ(Eldrazi)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
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《語り部の杖/Staff of the Storyteller》
コスト:1白
アーティファクト
語り部の杖が戦場に出たとき、飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
あなたが1体以上のクリーチャー・トークンを生成するたび、語り部の杖の上に物語(story)カウンター1個を置く。
(白),(T),語り部の杖の上から物語カウンター1個を取り除く:カード1枚を引く。
これらはトークンに反応してドローが出来るカードです。
主にジェネラルの効果を使ってトークンを生成しドローを進めていきます。
また《忘却の偶像》は宝物トークンでもドローが可能なので、ドローが出来ないことはあまりないでしょう。
トークン生成を生かしてライフを一気に削ろう
ジェネラルを出せるようになったら空いているところにどんどん攻撃してトークンを増やしていきましょう。
赤白にはトークンの生成を補助するカードもたくさん存在しています。
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《栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus》
コスト:2白白
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
1つ以上のトークンがあなたのコントロール下で生成されるなら、
代わりにその2倍の数のそのトークンを生成する。
(1)(白/Φ)(白/Φ),アーティファクトやクリーチャーのうちこれでない2つを生け贄に捧げる:
栄光のドミヌス、モンドラクの上に破壊不能カウンター1個を置く。((白/Φ)は(白)でも2点のライフでも支払うことができる。)
4/4
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《選定された行進/Anointed Procession》
コスト:3白
エンチャント
効果によりあなたのコントロール下でトークンが1つ以上生成されるなら、
代わりにその効果はそれらのトークンをその2倍の数生成する。
どちらも効果で生成されるトークンの数を2倍にします。
経験カウンターの数×2の勢いでトークンが生成されていくので、あっという間にレベルトークンで埋め尽くされていきます。
トークンがどんどん生成されるので、《鍛冶の神、パーフォロス》でさらに火力を上げていきましょう。
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《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》
コスト:3赤
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの赤への信心が5未満であるかぎり、鍛冶の神、パーフォロスはクリーチャーではない。
(あなたの赤への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(赤)の数に等しい。)
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、
鍛冶の神、パーフォロスは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
(2)(赤):あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
6/5
クリーチャーが出た時に各対戦相手に2点のダメージを飛ばします。
大量のトークン生成によって大量ダメージをばらまくことが可能です。
またトークンの生成を生かして《神聖な訪問》も採用されています。
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《神聖な訪問/Divine Visitation》
コスト:3白白
エンチャント
あなたのコントロール下でクリーチャー・トークンが1体以上生成されるなら、
代わりに、それに等しい数の、飛行と警戒を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを生成する。
クリーチャートークンを生成するときに代わりに天使トークンを生成できるようにします。
《セラの天使/Serra Angel》相当のトークンが経験カウンターの分だけ生成されるので、打点形成の速度が急上昇します。
注意として、このカードを使うとジェネラルの蘇生効果が使いにくくなるのでタイミングには気を付けましょう。
トークンが大量に生成されるようになったら《聖戦士の進軍》でケリを付けましょう。
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《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》
コスト:3白白
エンチャント
クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、
あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
ジェネラルも含めてクリーチャーにカウンターが乗っていくので、攻撃力の上昇値がとんでもないです。
ざっくり経験カウンターの分だけサイズアップが確定するので、速やかにゲームエンドに持っていくことが可能です。
赤白特有の馬鹿力でゲームを片付けてしまいましょう。
時にはコンボでワンショット
基本的には展開したトークンでそのまま圧殺が可能ですが、実は無限攻撃可能なコンボがあります。
その為にはファイレクシアの力を借りる必要があるので若干複雑な心境です・・・。
必要なカードは《ファイレクシアの供犠台》と
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《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
コスト:3
アーティファクト
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。
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《追い討ち/Aggravated Assault》
コスト:2赤
エンチャント
(3)(赤)(赤):あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。
このメイン・フェイズの後に、追加の戦闘フェイズとその後の追加のメイン・フェイズを加える。起動はソーサリーとしてのみ行う。
下準備:経験カウンター5つ以上でジェネラルの効果を誘発させる。
手順1:ジェネラルで攻撃、効果で5体以上のトークンが生成される
手順2:生成したトークンを《ファイレクシアの供犠台》で生け贄にし、赤マナ5つに変換する。
手順3:生成した赤マナで《追い討ち》を起動、追加の戦闘フェイズを得てクリーチャーをアンタップする。
手順1~3を繰り返すことが可能なので、無限攻撃+無限トークンとなります。
また今回の説明では分かりやすくするため経験カウンター5つ以上としましたが、
実際はジェネラルの攻撃で5体以上のトークンが生成出来れば成立します。
《栄光のドミヌス、モンドラク》や《選定された行進》がいると、トークンが倍生成されます。
経験カウンター3つでトークンが6体生成されるようになりコンボが簡単になります。
条件が非常に緩くなるので、積極的に狙っていきましょう。
終わりに
今回はジェネラルのトークン生成を生かして攻撃的に構築してみました。
赤白らしい攻撃力と展開力で超火力を出すことが可能です。
直近の赤白は絡め手が多いデッキが多いですが、このデッキは愚直に攻撃することになります。
気持ちよく攻撃することが出来るデッキになったと思います。
興味のある方はぜひ構築してみてはいかがでしょうか。
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