Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1660

《ポクスウォーカー/Poxwalkers》

今回のお題は《ポクスウォーカー/Poxwalkers》。

ウォーハンマー40,000統率者デッキに入っているカード。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Poxwalkers/ポクスウォーカー
コスト:2黒
クリーチャー ゾンビ(Zombie)
接死
歩き膿疱の呪い ― あなたがあなたの手札以外から呪文を唱えるたび、
あなたの墓地にあるポクスウォーカーをタップ状態で戦場に戻す。
3/1
レア

店主はこのカードを見た途端に4枚購入した。
もう個人的にイチオシカードなので今回の記事に。

ダイレクトに行かせていただこう。

4枚買え!

このカードは久しぶりにすごく気に入ったカードだ。
何が良いかを延々と書いていくので4枚買おう。

まずはこの《ポクスウォーカー》の他に無い能力部分を。

「あなたがあなたの手札以外から呪文を唱えるたび、
あなたの墓地にあるポクスウォーカーをタップ状態で戦場に戻す。」

この一文。
これがかなり強い。
この能力が反応してくれるものは案外多い。

・マッドネス
・予顕
・待機
・フラッシュバック
・余波
・回顧
・反復

などが真っ先に該当する。
もうこれだけでもわかってもらえそうな気がする。
これだけのキーワード能力の呪文で墓地から戻れる。
かなり条件はゆるいと言っていいだろう。

奇跡はダメなので注意。
奇跡は「手札からプレイ」という挙動なので反応しない。

それから、赤の呪文や能力によくある

「あなたのライブラリーの一番上からカードを追放して、
それをプレイしてもよい。」

というものでも《ポクスウォーカー》は反応する。
とにかく手札でない場所から呪文を唱えていればOKなのだ。

霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin
永遠の災い魔/Eternal Scourge
不死身、スクイー/Squee, the Immortal

あたりを追放領域から唱えるでももちろんOK。

甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》を墓地から唱える、
墓所這い/Gravecrawler》を墓地から唱える、
湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》の能力で墓地からアーティファクト唱える、
ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》でテキトーに呪文唱えてもOK。

あとEDH限定とはいえ、ジェネラルをジェネラル領域から唱えるもOK。
EDHは当然1枚制限だから実用性というか実現性は低いけれども、
これはこれで《ポクスウォーカー》の加点材料と言える。

そしてここからも重要。

ポクスウォーカー》はクリーチャータイプがゾンビ(Zombie)だ。

以下のカード全部がゾンビ(Zombie)だ。

墓所這い/Gravecrawler
秘蔵の縫合体/Prized Amalgam
縫い師への供給者/Stitcher’s Supplier

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.

例えば、場に《縫い師への供給者》がいるとする。
墓地に
・《ポクスウォーカー
・《墓所這い
・《秘蔵の縫合体
がいるとする。
ゾンビが場にいるので、
墓所這い》は墓地からプレイ可能。
これをプレイした途端に《ポクスウォーカー》が戻る。
秘蔵の縫合体》がターン終了時に戻るも誘発。
という感じだ。
どれか1体でもゾンビがいれば、
これら全てが再度やり直し可能。

特に強いのは《陰謀団式療法/Cabal Therapy》だ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.

陰謀団式療法/Cabal Therapy
コスト:黒
ソーサリー
土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーは自分の手札を公開し、その名前のカードをすべて捨てる。
フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、
そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)

これはフラッシュバックするコストが

フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。

となっている。
ここはルールを知っていれば気がつける。

陰謀団式療法》をフラッシュバックする際に、
場にいる《ポクスウォーカー》を生け贄に捧げる。
すると《陰謀団式療法》を唱えた時、
ポクスウォーカー》は墓地にいるので、
しっかりと戻ってくる能力が誘発する。
つまりノーリスクでフラッシュバック出来るという事。
もっと言うと、
墓地に他の《ポクスウォーカー》や《秘蔵の縫合体》がいるなら、
全員が場に帰ってくる事になる。
それと、
最初は《陰謀団式療法》をマナ払って撃つ。
手札を確認した後にフラッシュバック、
とやった際に全くアドバンテージを失わない点は強い。

EDH的なコンボっぽいが、

ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar
墓所這い
ポクスウォーカー

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.

があれば無限マナも可能。
手順としては、
ポクスウォーカー》かもしくは別のゾンビがいる状況で、
(別のゾンビがいる場合は《ポクスウォーカー》は墓地という前提で)

1:墓地から《墓所這い》をプレイ宣言。
2:マナコストの支払いで《ファイレクシアの供犠台》で《ポクスウォーカー》生け贄で1マナ出す。
3:《墓所這い》を解決し墓地の《ポクスウォーカー》が戻る。

ここから先は
4:《墓所這い》を《ファイレクシアの供犠台》で生け贄で1マナだす。
5:《墓所這い》を墓地からプレイ宣言。
6:マナコストの支払いで《ファイレクシアの供犠台》で《ポクスウォーカー》生け贄で1マナだす。
7:《墓所這い》を解決し墓地の《ポクスウォーカー》が戻る。

4~7を繰り返して無限マナ。

狂気の祭壇/Altar of Dementia》まであれば相手をライブラリーアウトさせられる。
パーツだけなら黒単で可能なパーツというところも良い。

で、実際使った戦場としてはレガシーとヴィンテージ。

ヴィンテージでは当然このカードは《Bazaar of Baghdad》を駆使するデッキで使用。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

1ターン目、
Bazaar of Baghdad》起動から
・《猛火のルートワラ/Blazing Rootwalla
・《秘蔵の縫合体/Prized Amalgam
・《Poxwalkers/ポクスウォーカー

Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.

を捨てると、
なんと全員場に出る。
2ターン目には既に7点クロックを刻む。
2ターン目も《Bazaar of Baghdad》起動で似たような動きだったり、
・《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla
・《猛火のルートワラ/Blazing Rootwalla
・《復讐蔦/Vengevine
あたりのプレイだと3ターン目にはゲームが終わっている事も。

レガシーでは《Bazaar of Baghdad》は禁止なので、
代わりに
・《燃え立つ調査/Burning Inquiry
・《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.

を採用したホガークヴァインが熱い。
こちらもデッキが最高の回り方をすると2~3ターン目にゲーム終了。
墓地対策カードがヴィンテージよりも少ない分だけ、
レガシーのほうが活躍出来る可能性もありえる。

と、こんな感じに使える《ポクスウォーカー》。
今後も手札以外から唱えるカードは増えていくので、
このカードへの期待はさらに高まる。
持っていて損無し。
ぜひ。
あ、出来ればウチで買ってね。

ではまた。

The post 《ポクスウォーカー/Poxwalkers》 first appeared on MtG買取/販売店【Cardshop Serra】.


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1660

Trending Articles