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Magic30ラスベガス旅行記-渡航前編-

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Magic30ラスベガス旅行記-渡航前編

Magic30 – MTG Festivals(マジック30周年記念パーティー)
Magic the Gathering30周年を祝うイベントの旅行記。

会場はラスベガス。

今回店主は斎藤友晴さんと一緒に行く事に。

ラスベガスで再開する二人

ラスベガスで再開する店主と斎藤友晴さん

日本のMTG界でプレイヤーをしながらカードショップのオーナーの立場を持つ人といえば、
自分と友晴さんくらいのはず。

加藤英宝:競技もしているけれど、コレクター寄りで、
EDHだろうがヴィンテージだろうが何でもやる。
PSA、EDH、アルファ40を日本に広めた。

斎藤友晴:過去にかなり競技寄りで、
今はユーチューバーとしての立ち位置が強く、
MTG界のユーチューバーとしては先駆者と言って間違いない。

二人して一線を退いているものの、
総合実力的には日本国内100位以内には入るはず。
(レーティングポイント制度が残っていれば証明出来たのに!)

だいたいこんな立ち位置の二人が一緒にベガスに行く事になった。
中々に面白そうな旅だ。
そこに

・友晴さんの友人の岡田さん、
・店主の友人の「今月のK」のK
が一緒に行く事に。

Kの参加に至っては、

「俺、友晴さんと一緒にベガス行くけど、行く?」
と飲みの席で言ったら。

「ああ、いいよ。」
とKが水素並みに軽い返事で快諾。
友晴さんからは岡田さんを紹介してもらい、
この4人で行きましょう!
ということに。

友晴さんがホテルを取り、
岡田さんが航空券を取る、
という流れでお話は決まった。

なお、
「なあ、K、ESTAの申請した?」
「なにそれ?」
「渡米する際の税金みたいなもんだよ。」
「任せた!」

「なあ、K、Magic30のチケット買った?」
「なにそれ?」
「会場に入るための許可証。」
「任せた!」

だいたい彼と一緒に行動する時、
おおむね彼は丸投げだ。
信頼されているのだと前向きに解釈。
ESTA申請およびサファイアチケットを二人分手配。

色々あって、
友晴さんがホテルを取ったまでは良かったが、
友晴さんの航空券と残り3人の航空券は別々になった。

簡単に言うと、
友晴さんのほうが現地入りが早く、帰りも早い。
我々3人は現地入りが若干遅く、帰りも遅い。
でもホテルは一緒。
部屋は2:2で分かれる。
という感じだ。

どちらであろうともラスベガスに行くにあたり、

日本→ラスベガス

の直行便はない。

成田→ホノルル便搭乗前の店主

我々はホノルル(ハワイ)で乗り換えをしてラスベガスに行く事になった。

ハワイとはまた久しぶりの場所だ。
10年ぶりくらいだろうか。
ハワイに滞在するわけではないけどちょっとだけ楽しみだ。

さて、Magic30どのイベントに出ようか。
モダンは勝ち上がるとβのドラフトに参加出来るとな?
これはアリかもしれんと思って見てみたら、
Sold out(売り切れ)の文字が。
まぁ、そりゃそうだわ。
Magic30のイベントに行くなら真っ先に狙いたがるだろうし、
売り切れていて当然。
久しぶりにβ開封したかったなぁ。

というわけで選択肢は

ヴィンテージ
オールドスクール
EDH
レガシー
の4つ。
EDHは野良でやればいいじゃろ。
レガシーは
「参加費125ドル!
3-0したらイタリア語レジェンド1パック!」
って書いてある。
125ドル=18750円(1ドル150円で計算)
すごいな、この参加費。
たった3回戦とは思えん。

ボックスを未開封で持っている店主は、
「この参加費払って出る理由無いんだけどなぁ。
イタレジェのボックスあるし。」
とボソッと言ったら、

Kから
「おめーくらいのもんだよ、そんな事言う奴。
普通の奴はボックス持ってるわけねーだろ。
俺は出るぞ。」

と突っ込まれる。
仕方ないじゃないか。
MTGは未開封もシングルも集めるコレクターなのだから。
参考:カード博物館:レジェンド ブースターBox イタリア語 未開封

というわけで、
店主
・ヴィンテージ2回
・オールドスクール1回
K
・ヴィンテージ2回
・オールドスクール1回
・レガシー1回
友晴さん
・ヴィンテージ3回
・オールドスクール1回
・レガシー1回
に出場決定。
岡田さんは何も無し。
「ベガス行って、イベント行ければそれでいいです。
あと、英宝さんのファンなので会えればもうOKです。」
とのこと。
嬉しい一言でもある。
こらむもほとんど読んでくださっているそうな。

行くのが確定してからのKと店主は
「うちら持っていくもの高額だよね。特に俺より英宝。」
「そうだねえ。強盗とかひったくりとか気をつけないとね。」
「まあ、それされたら命の危険もあるんだけどさ。」
「金は全て渡す!クレカも好きに使え!
命とカードだけはかんべんしてくれ!だよね(笑)」
「だな。」
などという会話をしていた。

なお持って行くデッキが、
オールドスクール:青茶
ヴィンテージ:バザー
ヴィンテージ:13Cast
EDH
・《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
・《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun
・《ゴアガッツ団の親分、ラッガドラッガ/Raggadragga, Goreguts Boss

というラインナップなので、
パワー9全て
4《Bazaar of Baghdad
4《Mishra’s Workshop
を持って行く事になる。

参考までに全てEX-の値段↓

Black Lotus》2ED :2,190,000円
Mox Pearl》2ED :455,400円
Mox Sapphire》2ED :779,400円
Mox Jet》2ED :599,940円
Mox Ruby》2ED :513,000円
Mox Emerald》2ED :562,800円
Ancestral Recall》2ED :681,000円
Time Walk》2ED :538,800円
Timetwister》2ED :899,400円
Timetwister》BETA :1,199,400円
Bazaar of Baghdad》ARN :367,850円×4=1,471,400円
Mishra’s Workshop》ATQ :366,450円×4=1,465,800円

合計:11,534,340円
(2022年11/08時 当店EX-換算)

いいお値段だ。
1本行ってる。
これ+デュアルランドや一部のカードがある。
オムナス君のデッキはデュアルランドの他、
ゼンディカーエクスペディションランドやβの《Wheel of Fortune

時々友人達とも会話になる話題で、

もしバッグを盗難、紛失などに遭っても、
財布は全部あげてもいいし、
クレカも使われても構わないから、
デッキだけは返してほしいよね。
ああ、間違いない。

という。
持っていくドルだとか円だとかどうでもいいから、
デッキだけは失いたくない。
たぶんある程度のプレイヤーは皆同じ気持ちのはず。
たとえデッキが高くなくても、
思い入れってものがある。
何にせよ、お金やクレカなどどうでもいい。
命とカードだけは守りたい気持ちだ。

さて、色々な思いを胸に、
ベガス渡航前日の夜、友晴さんからLINEが。

「オールドスクール出るのにどうしても
下記カードが足りなくて、

もし可能であれば現地で貸してください。
Su-Chi》2
Granite Gargoyle》2
City in a Bottle》2
真鍮の都/City of Brass》3


今から?!
このラインナップ、持っているか持っていないかで言えば全部ある。
でも、
何処に置いてあるかわかんない。
せめて三日前くらいに言ってください、友晴さん!

探すだけ探した後に、
「そういやウチラは
そもそもカードショップオーナーじゃないか!
何を迷う事がある。
探す先は簡単ではないか。」
と思い、見つからない数枚に対し、

・Cardshop Serra
・晴れる屋

の2店の在庫をチェック。
予想に反せず、
“売り切れ”
の文字。

「使えねぇカードショップだなオイ!
社長の顔が見てみてえもんだぜ!
売り切れとかバッカじゃねえの?」


ブーメランが飛んでくる台詞を吐きつつ、
用意したカードをキャリーケースに入れる。
(※:友晴さんの許可とってますよ、一応。)
カードを探し終わってからは、
どんな旅行になるのだろう?と修学旅行前の学生のような気持ちで就寝。

お次はラスベガス渡航編へ。

ではまた。

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