最近の店主のヴィンテージのデッキ。
カラデシュの発売で、
色々なアーティファクトが出たので、
また茶単のデッキを作り直し。
色々なデッキを組むのは好きだが、
茶色がデッキをいじっていて一番楽しい。
そのたびに《Mishra’s Workshop》の偉大さを感じる。
このカードがあるおかげで無茶なコストも無茶でなくなる事が面白い。
時々、
「自分は《Mishra’s Workshop》が使いたくてヴィンテージやっているのかも。」
と思う事さえある。
そのくらい大好きなカードだ。
-クリーチャー19枚-
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4《高速警備車/Fleetwheel Cruiser》
4《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
1《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》
1《金属製の巨像/Metalwork Colossus》
-アーティファクト枚23枚-
4《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
2《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
2《ニンの杖/Staff of Nin》
1《オパールのモックス/Mox Opal》
1《魔力の墓所/Mana Crypt》
1《Black Lotus》
1《Mox Emerald》
1《Mox Jet》
1《Mox Pearl》
1《Mox Ruby》
1《Mox Sapphire》
1《太陽の指輪/Sol Ring》
1《虚空の杯/Chalice of the Void》
1《魔力の櫃/Mana Vault》
-土地18枚-
4《Mishra’s Workshop》
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
4《不毛の大地/Wasteland》
2《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1《裏切り者の都/City of Traitors》
1《露天鉱床/Strip Mine》
1《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
1《発明博覧会/Inventors’ Fair》
-サイド15枚-
3《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
3《魔女封じの宝珠/Witchbane Orb》
2《トーモッドの墓所》
2《道化の帽子/Jester’s Cap》
2《カラカス/Karakas》
1《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1《映し身人形/Duplicant》
1《トリスケリオン/Triskelion》
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カラデシュのカードをいくつか採用。
4枚採用は《高速警備車》。
《Fleetwheel Cruiser/高速警備車》
コスト:4
アーティファクト 機体(Vehicle)
トランプル、速攻
高速警備車が戦場に出たとき、ターン終了時まで、
これはアーティファクト・クリーチャーになる。
搭乗2(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、
パワーの合計が2以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、
この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
5/3
レア
毎回うまく行くとは限らないが、
1ターン目、セット《Mishra’s Workshop》。
何か1枚モックスを置いて、
4マナから《高速警備車》を出してパンチ。
2ターン目、セット《ミシュラの工廠》。
《ファイレクシアの変形者》を出して、
《高速警備車》をコピー。
モックスからマナ出して《ミシュラの工廠》をクリーチャー化。
または、モックスと《ミシュラの工廠》の2マナから、
《ファイレクシアの破棄者》を出す。
どちらの場合でも、
1ターン目に出した《高速警備車》に搭乗させて、
《高速警備車》2体でパンチ。
これが出来ると2ターン目にして、
相手のライフを15点ほど削れている。
3ターン目には勝てている事もあるだろう。
そうでない場合は茶単のお約束、
4《抵抗の宝球》
4《アメジストのとげ》
の2枚が相手の足を止めてくれる。
この《高速警備車》が優れている点は、
ヴィンテージデッキタイプの1つである
オースデッキに対して強いこと。
相手のターンの間はただのアーティファクトなので、
相手の《ドルイドの誓い》は動けない。
こちらのターンで《ミシュラの工廠》で搭乗させれば、
戦場に1枚もクリーチャーがいなくても戦える。
パワーが5もあるので、
3~4発のパンチで相手が沈む点も大きい。
ヴィンテージで茶単のデッキはどれも、
オースは結構なほどに苦手な相手だっただけに、
こういった形での対抗方法が出た事は嬉しい。
後からも使い回せる、
茶色い《ボール・ライトニング/Ball Lightning》である。
(コストとパワータフネスからすると《スキジック/Skizzik》だが。)
やろうと思えば、
《銀のゴーレム、カーン》で4/4クリーチャーにして殴る事も出来る。
この場合でもトランプル、速攻である。
1枚だけ入れてある《金属製の巨像》は面白そうだなと思いつつ、
お試しで最初に4枚投入してみたが、
使うたびに抜けてしまい、
そろそろ最後の1枚も抜けそうである。
そもそもこのデッキを作った理由が、
カラデシュでこの《金属製の巨像》を見た時に、
「ああ、こういうコスト踏み倒せるカード面白そうだな。」
と思ったのがきっかけだった。
時折随分とコストを踏み倒して着地後、
《ファイレクシアの変形者》でコピーして楽しめるものの、
トランプル1つ持ってないので、
一軍に入れるだけの力は無いようだ。
墓地から回収出来る能力よりも、
なんらかの戦闘で役に立つ能力が欲しかったところだ。
《アメジストのとげ》
《世界のるつぼ》
《ニンの杖》
が各1枚ずつ場に出ていれば、
コスト0でプレイ出来る面白い生物なのだが、
やはりヴィンテージの世界では少々力不足だったか。
カラデシュのカードで見た瞬間に興味が沸いたカードは、
《金属製の巨像》
《発明博覧会》
《高速警備車》
の他には、
《ギラプールの宇宙儀/Ghirapur Orrery》
《鋳造所の検査官/Foundry Inspector》
の2枚。
《ギラプールの宇宙儀》はこんなカード。
《Ghirapur Orrery/ギラプールの宇宙儀》
コスト:4
アーティファクト
各プレイヤーは、自分の各ターンに追加の土地を1つプレイしてもよい。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にカードが無い場合、
そのプレイヤーはカードを3枚引く。
レア
このカードは《金属製の巨像》の代わりに1枚採用しても面白そうだ。
《世界のるつぼ》や《不毛の大地》や《露天鉱床》との相性が良い。
相手の土地を潰しつつ、相手の手が止まり、
《ギラプールの宇宙儀》の能力を一方的にこちらが使える状況まで押せれば言う事無し。
1枚だけ入れておくだけでも、
《発明博覧会》というチューターがあるので、
十分に意味がある。
《銀のゴーレム、カーン》で4/4パンチもなかなかに熱い。
《金属製の巨像》より活躍しそうだ。
ただ、《金属製の巨像》も十分に組みがいのある1枚だと思ってはいる。
これを主軸にもう1デッキ来んでみたいくらいには気に入っている。
ここのところ、
《磁石のゴーレム》制限
《虚空の杯》制限
と、茶色のデッキには逆風が吹いていただけに、
カラデシュで戦力になるアーティファクトが出た事は喜ばしい。
次の霊気紛争にも期待したい。
ではまた。
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ヴィンテージデッキ紹介その7。
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