せらの店主のこれだけは持っとけ!20回目。
今回はテンペスト。
●テンペスト(1997年10月13日発売)
バイバックという画期的システムが登場したセット。
青のバイバックがえげつない程強く、
当時のスタンダードでかなり活躍した。
とりあえず持っとけは多い。
白
《謙虚/Humility》
青
《転覆/Capsize》
《ミューズの囁き/Whispers of the Muse》
《直観/Intuition》
《時間のねじれ/Time Warp》
黒
《死体のダンス/Corpse Dance》
《ブラッド・ペット/Blood Pet》
《非業の死/Perish》
《再活性/Reanimate》
赤
《沸騰/Boil》
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》
《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》
緑
《大地の知識/Earthcraft》
《魔の魅惑/Aluren》
《窒息/Choke》
《天光を求める者/Seeker of Skybreak》
《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
《砕土/Harrow》
アーティファクト
《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》
《黒玉の大メダル/Jet Medallion》
《ルビーの大メダル/Ruby Medallion》
《真珠の大メダル/Pearl Medallion》
《エメラルドの大メダル/Emerald Medallion》
《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
《丸砥石/Grindstone》
《巻物棚/Scroll Rack》
《静態の宝珠/Static Orb》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
土地
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《不毛の大地/Wasteland》
《反射池/Reflecting Pool》
あたり。
大半のカードはEDHかレガシー需要。
メダリオンシリーズや一部のカードは再録されているが、
そうでないカードもいくつかある。
それほどは使われないが、
《ミリーの悪知恵/Mirri’s Guile》
《瞑想/Meditate》
《プロパガンダ/Propaganda》
《寒け/Chill》
《マナ切り離し/Mana Severance》
《棺の女王/Coffin Queen》
《夜の戦慄/Dread of Night》
《生ける屍/Living Death》
《黙示録/Apocalypse》
《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
《自然の反乱/Nature’s Revolt》
これらも使い道は十分にあるところ。
また、上位互換カードが生まれてしまったが、
《悪魔の布告/Diabolic Edict》も良いカードの1つ。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《悪魔の布告/Diabolic Edict》
コスト:1黒
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
コモン
基本どころの
《石の雨/Stone Rain》
《解呪/Disenchant》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《対抗呪文/Counterspell》
《不屈の自然/Rampant Growth》
《魔力消沈/Power Sink》
などもあるのでこのあたりをここで揃えるのも1つ。
このあたりの部分はミラージュと同じ。
この頃の大きなセットはだいたいこのへんが
お約束で収録されている。
また、アイスエイジの黒と緑の土地破壊カードと同等の、
《涙の雨/Rain of Tears》
《冬の抱擁/Winter’s Grasp》
も地味ながら重要なカード。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《涙の雨/Rain of Tears》
コスト:1黒黒
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。
アンコモン
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《冬の抱擁/Winter’s Grasp》
コスト:1緑緑
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。
アンコモン
昔懐かしいカードに過ぎないが、
《サルタリーの修道士/Soltari Monk》
《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》
《隠れ石/Stalking Stones》
《価値ある理由/Worthy Cause》
あたりを持っていても損はないと言ったところだろうか。
あとはスリヴァーが初出のセット。
好きな方はスリヴァーをどうぞ。
ただしこの頃のスリヴァーは
「すべてのスリヴァーは」
という記述で、
後々になってから出る、
「あなたがコントロールしているスリヴァーは」
という自分だけ一方的に強化するスリヴァーではないところに注意。
全体として見た場合ではこのセットの1位は個人的には《直観》だが、
単純に使うだけならEDHの《時間のねじれ》のほうが使う事が多い。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《直観/Intuition》
コスト:2青
インスタント
あなたのライブラリーからカードを3枚探し、それらを公開する。
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその中から1枚選ぶ。
そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
その後、ライブラリーを切り直す。
レア
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《時間のねじれ/Time Warp》
コスト:3青青
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。
そのプレイヤーはこのターンに続いて追加の1ターンを行う。
レア
《直観》はヴィンテージ、レガシー、EDHで使われるが、
採用率が高いという程のカードではない。
EDH的観点とお手軽さで見ると、
《天光を求める者》
《スカイシュラウドのレインジャー》
の2枚が光る。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《天光を求める者/Seeker of Skybreak》
コスト:1緑
クリーチャー エルフ(Elf)
(T):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。
2/1
コモン
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
コスト:緑
クリーチャー エルフ(Elf)・レインジャー(Ranger)
(T):あなたは、あなたの手札にある土地カード1枚を戦場に出してもよい。
起動はソーサリーとしてのみ行う。
1/1
コモン
コモンで再録もされているが、
能力的に非常に希少な能力のわりに安くてオススメ。
エルフデッキからそれ以外のEDHデッキまで幅広く使い道がある。
それ以外でのオススメは戦う場所を選ばない最高クラスカード《不毛の大地》。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
《不毛の大地/Wasteland》
土地
(T):(◇)を加える。
(T),不毛の大地を生け贄に捧げる:
基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。
アンコモン
こちらも再録はされているものの、結構いい金額。
ヴィンテージ、レガシー、EDHで幅広く大活躍の優秀な1枚。
デッキに積まれるという意味ではこのセットの最強カードだろう。
へたに制限禁止されていない分、
ヴィンテージ、レガシーでは4枚積みは当然のようなカードで、
EDHでも「他人の土地で危険なものへの対応として積む。」という人も少なくない。
《直観》が1位になった理由は、
レアである事、再録禁止リストに入っている事で唯一無二の存在であるから。
以上、テンペストおしまい。
お次はストロングホールド。
ではまた。
The post せらの店主のこれだけは持っとけ!#20(テンペスト編) first appeared on MtG買取/販売店【Cardshop Serra】.