せらの店主のこれだけは持っとけ!15回目。
今回はミラージュ。
日本でのエキスパンションとしては初がこのミラージュブロック。
これ+日本語版第4版、クロニクルで始めた人はそれなりに多い。
ここで始めて現役でプレイしている人は四半世紀のMTG歴を持つ猛者。
●ミラージュ(1996年10月7日発売)
ここでのとりあえず持っとけは、レアでは
《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
が真っ先に挙がる2枚。
《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》
コスト:1
アーティファクト・クリーチャー ファイレクシアン(Phyrexian)・ドレッドノート(Dreadnought)
トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、
パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、
これを生け贄に捧げる。
12/12
レア
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
コスト:0
アーティファクト
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:
好きな色1色のマナ3点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。
レア
言うまでもなくこの2枚はレガシー需要がほとんど。
ヴィンテージでは《ライオンの瞳のダイアモンド》は1枚制限だが、
レガシーでは4枚使える。
人によっては「レガシーの環境を悪くしている1枚。」という意見もある1枚。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》はEDHでも使われる事がある。
といっても、これを有効的に使えるのは、
《野生の心、セルヴァラ/Selvala, Heart of the Wilds》くらいだが。
他のレアはあまりパッとしない。
一応使われた事があるカードや、
他でも再録されていてまぁまぁ使えるカードで言えば、
《死体の花/Cadaverous Bloom》
《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
《閃光/Flash》
《最後の賭け/Final Fortune》
《熱狂のイフリート/Frenetic Efreet》
《自然の均衡/Natural Balance》
《無垢への回帰/Seeds of Innocence》
《浅すぎる墓穴/Shallow Grave》
このあたりのカードはEDH需要が残っているものも。
能力が独特、
かつ人気のあるドラゴンを呼び出せるということで、
《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》
をジェネラルにする人は結構いる。
《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》
コスト:3赤赤
伝説のクリーチャー ヴィーアシーノ(Viashino)・シャーマン(Shaman)
(1)(赤)(赤),(T):あなたのライブラリーからドラゴン(Dragon)・パーマネント・カードを1枚探し、
そのカードを戦場に出す。
その後、ライブラリーを切り直す。
ターン終了時まで、そのドラゴンは速攻を得る。
次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
3/4
レア
能力が面白いので、
ドラゴン好きは一度は作るジェネラル。
それ以外のジェネラルはかなりの愛が必要。
実際にEDHで使った事があるので言えるのだが、
《タニーワ/Taniwha》あたりは本当にキツい。
これで勝ちに行くのがかなりつらい。
アンコモンは
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《水晶鉱脈/Crystal Vein》
《乳白色のダイアモンド/Marble Diamond》
《空色のダイアモンド/Sky Diamond》
《炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond》
《緋色のダイアモンド/Fire Diamond》
が入る。
《苔色のダイアモンド/Moss Diamond》はほとんど使わないので、
無理しなくても良いと思う。
綺麗に5種揃えたい人はどうぞ。
これらは他セットでも再録されているので、
他で持っておくでも問題ない。
原版大好きっ子はミラージュ版で。
地味に強いアンコモンでは、
《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
《衰亡の加護/Withering Boon》の2枚。
《ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner》
コスト:1赤
クリーチャー ドワーフ(Dwarf)
(2)(赤),(T):基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。
1/2
アンコモン
《衰亡の加護/Withering Boon》
コスト:1黒
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、3点のライフを支払う。
クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
アンコモン
どちらもEDHが主戦場。
特に《ドワーフ鉱夫》は置かれると困るデッキが多い。
一発でコンボを決められるならまだしも、
長期戦の状態で毎ターン土地を割られるとかなりのアドバンテージ差が出来る。
コモンは
《押し寄せる砂/Choking Sands》
《黒檀の魔除け/Ebony Charm》
《サファイアの魔除け/Sapphire Charm》
《海の占術師/Sea Scryer》
《ゴブリン修繕屋/Goblin Tinkerer》
《不屈の自然/Rampant Growth》
このあたりはEDH需要が強め。
特に《海の占術師》と《ゴブリン修繕屋》は、
結構重要なカード。
《海の占術師/Sea Scryer》
コスト:1青
クリーチャー マーフォーク(Merfolk)・ウィザード(Wizard)
(T):(◇)を加える。
(1),(T):(青)を加える。
1/1
コモン
《ゴブリン修繕屋/Goblin Tinkerer》
コスト:1赤
クリーチャー ゴブリン(Goblin)・工匠(Artificer)
(赤),(T):アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
そのアーティファクトはゴブリン修繕屋に、そのマナ総量に等しい点数のダメージを与える。
1/2
コモン
《海の占術師》は、サブタイプが追加され、
現在は マーフォーク(Merfolk)・ウィザード(Wizard)になっている。
マナが出せるマーフォークであり、ウィザードだと、
《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》のEDHではかなり重要。
《ゴブリン修繕屋》のほうは0~1マナのアーティファクトなら毎ターン1つずつ壊していける。
EDHでは《太陽の指輪/Sol Ring》をはじめとした0~1マナアーティファクトは採用率が高く、
これらを毎ターン破壊出来る事は結構強みがある。
本体が死んでしまうが2マナ以上のアーティファクトを破壊も可能な点も強い。
あとは他セットでゲットしていないなら、
《火葬/Incinerate》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《解呪/Disenchant》
《記憶の欠落/Memory Lapse》
《魔力消沈/Power Sink》
《石の雨/Stone Rain》
といった基本どころ。
アイスエイジ版のイラストも良いが、
ミラージュ版の《火葬》はとても良い。
これら以降にも《火葬》は再録されているが、
アイスエイジ版とミラージュ版がイチオシ。
こんなところだろうか。
お次はビジョンズ。
ではまた。
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