せらの店主のこれだけは持っとけ!14回目。
今回はクロニクル。
扱い的には第4版と同じで、
これまでのセットでの再録をここで押さえておこう。
●クロニクル(1995年6月1日発売)
《ブーメラン/Boomerang》
《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》
《血染めの月/Blood Moon》
《調和の中心/Concordant Crossroads》
《神への捧げ物/Divine Offering》
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》
《アルゴスのピクシー/Argothian Pixies》
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
《フェルドンの杖/Feldon’s Cane》
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
《ウルザの塔/Urza’s Tower》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
《真鍮の都/City of Brass》
《回想/Recall》
《沼地の王ソルカナー/Sol’kanar the Swamp King》
《ニコル・ボーラス/Nicol Bolas》
第4版とクロニクルのカードは、
イラストが一切変更されていないので、
オールドスクールでは全てイラストとしては純正扱い。
ここからオールドスクールをスタートさせる人も少なくないはず。
レガシークラスでの活躍では《血染めの月》が最も需要が高い。
ここでの肝となるカードはおそらく2枚。
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》
《真鍮の都/City of Brass》
だろう。
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》
コスト:3緑
クリーチャー ジン(Djinn)
あなたのアップキープの開始時に、
対戦相手1人がコントロールする壁(Wall)でないクリーチャー1体を対象とする。
それはあなたの次のアップキープまで、森渡りを得る。
(それは、防御プレイヤーが森(Forest)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
4/5
アンコモン3
《真鍮の都/City of Brass》
土地
真鍮の都がタップ状態になるたび、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
アンコモン1
どちらもクロニクルよりも後で再録もされているが、
イラストが変わってしまっている。
オールドスクール視点ではここで押さえておきたい。
同じくオールドスクール視点でゴブリンデッキを組みたい人は、
《フラーグのゴブリン/Goblins of the Flarg》
《ゴブリン穴掘り部隊/Goblin Digging Team》
もここで押さえておくのも1つ。
《フラーグのゴブリン/Goblins of the Flarg》
クリーチャー ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior)
コスト:赤
山渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが山(Mountain)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
あなたがドワーフ(Dwarf)をコントロールしているとき、フラーグのゴブリンを生け贄に捧げる。
1/1
コモン3
《ゴブリン穴掘り部隊/Goblin Digging Team》
コスト:赤
クリーチャー ゴブリン(Goblin)
(T),ゴブリン穴掘り部隊を生け贄に捧げる:壁(Wall)1つを対象とし、それを破壊する。
1/1
コモン3
《神への捧げ物/Divine Offering》はアーティファクトを壊す呪文。
《神への捧げ物/Divine Offering》
コスト:1白
インスタント
アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを得る。
コモン3
オールドスクール用のナイスサイドボード。
《解呪/Disenchant》+追加用だと思えばOKなので、
4枚集めなくても良い。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》は言わずと知れた墓地対策。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
コスト:0
アーティファクト
(T),トーモッドの墓所を生け贄に捧げる:
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地からカードをすべて追放する。
コモン2
これ以降の再録版でイラストが変わっているものもある。
レガシー、ヴィンテージをやるにあたり、
とりあえず4枚持っておきたい墓地対策カード。
なんだかんだと言って0マナのアーティファクトでこの能力は偉大だ。
EDH需要としては《調和の中心/Concordant Crossroads》が重要。
《調和の中心/Concordant Crossroads》
コスト:緑
ワールド・エンチャント
すべてのクリーチャーは速攻を持つ。
アンコモン1
緑でオール速攻出来るカードで1マナ。
相手もオール速攻だが非常に強い。
緑、または無色で速攻付与出来るカードは複数あるが、
これほどコストが安く、しかも全てというカードは無い。
(赤には《集団恐慌/Mass Hysteria》がある。)
なお、クロニクルは非常に特殊。
第4版は
日本語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語が初。
そして、第4版には当然の事ながらRevisedから存在する、
ドイツ語、フランス語、イタリア語もある。
けれども、
クロニクルは英語版と日本語版のみ。
しかも
英語版:白枠
日本語版:黒枠
となっている。
日本語版だけがとても特殊な状態だ。
現在探すのはとても大変だが、
日本語版黒枠のクロニクルはとてもかっこいいので、
それはそれでオススメしたいところ。
お次はミラージュ。
ではまた。
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