先日のこと。
店主は8/22に誕生日を迎え、
無事1つ若返った。
歳をとるの間違いではない。
ミューさんも誕生日が近く、
また1つ若返ったとおっしゃっていた。
(ミューさんは店主のMTGコレクションにおいてとてもお世話になった方。)
我々魔道士ともなればこのくらいは普通だと笑ってお話をした。
そんな誕生日を今年は結構盛大に祝ってもらった。
多くの人から誕生日プレゼントをいただいた。
魔王、森伊蔵、高級梅酒など、
例年以上に豪華ないただきものだっただけに、
ちょっと驚いてしまった。
さらに今年は驚きな出来事が。
誕生日の後にとあるお客様から
「これを英宝さんに。」
とさらに森伊蔵をいただいた。
このお客様は誕生日を知っていたわけでもなく、
ただご来店された際に持ってきてくれた。
本当にいただいてしまって良いのだろうかと思う程のお酒だ。
誕生日プレゼントとお客様からのいただきもので、
森伊蔵が並ぶとは想像もせず。
そして誕生日を過ぎて9月に入ったある日、
ふと携帯を見たら知らない番号からの不在着信が1つ。
番号からして携帯電話の番号ではない。
なんだろう?と思って折り返し、電話をかけてみる。
「もしもし、そちらの電話番号より、
先程着信がありまして、折り返しした次第ですが。」
「お客様のお名前をお願いします。」
「加藤英宝です。」
「加藤様ですね。少々お調べいたします。」
↓
「お待たせ致しました。
神ジェイス様から加藤様へのお届け物があります。」
神ジェイス?!
「ええ・・・そ、そうですか。
こちらはどのようにすれば良いでしょうか。」
「本日の19~21時で再配達の予定になっておりますが、
その時間で問題はないでしょうか?」
「はい。」
「冷凍、冷蔵ものですので、
もしお受け取り出来ない場合は、
こちらで一度お預かりいたします。」
「19~21時で問題ないです。」
「では再配達、手配いたします。」
「ありがとうございます。」
・・・と普通の対応はしたのだが、
神ジェイスって。
電話の途中で想像もついた。
これを読んでいる方も既にわかっているはず。
Kだ。
九割九分間違いないと見てKに電話をかける。
店主「もしもし、神ジェイス様ですか?」
K「はい、神ジェイスです。」
どこの世界にこんな電話のやりとりがあるのだろう。
店主「あの、神ジェイス様、少々よろしいでしょうか?」
K「はい、どうぞ。」
店主「今日、知らない電話から不在着信があったんですよ。」
K「はい。」
店主「で、折り返しの電話をして、
お話を聞いたらですね、
『神ジェイス様から加藤様へのお届け物があります。』
って言われたんですよ。」
K「ぶはははははは!!」
店主「笑いそうになりながら堪えつつ普通の対応したんだぞ、これ。」
K「会話の流れ、最高に面白いな、それ。」
店主「途中で送り主誰かすぐわかったけどさ(笑)」
K「やっぱ送り主って適当に書いて届くんだな。」
店主「これ、相手方はほぼ確定で『?』の文字が頭に浮かんでるよ。」
K「たぶんな(笑)」
こんな会話。
送ってくれたものは彼からのちょっと遅れた誕生日プレゼントだった。
送られてきたものはカニ。
つまり、最初の知らない番号からの電話は、
カニの販売元のお店だったということ。
なお、この話にはさらにオマケがあり、
お店の方からの電話を受けた後、
郵便受けを確認したら、
クロネコヤマトからの不在連絡票が1枚。
それがコレ。
■ご不在連絡票■
お届け先・ご訪問先様氏名 加藤英宝 様
今回のお届けのお荷物は 神ジェイス 様から
何をどう突っ込んでいいやら。
クロネコヤマトの人はこの不在連絡票を書く時、
どんな気持ちだったのだろう。
一応この日本には少ないながらも、
「神」と書いて「ジン」と読む名字もあるし、
ハーフか国際結婚で「ジェイス」という名であれば、
神ジェイスさんも無いとも言わない。
もしこんなお名前の方がいたら、
是非ともお友達になりたい。
そういえば、日本の名字には「森」もあるから、
どこかに森ガラクさんも可能性としては・・・いや、無いか。
こんな事を考え始めたちょっと頭の弱い店主は、
名字を調べてみたところ、
世の中には「火神」という名字があるらしいという事を知った。
読みは「ひのかみ」かなと思ったら、
そのまま「ひかみ」と読む。
つまり火神チャンドラさんも可能性としては・・・いや、無いか。
どうでもいいのだけれども、
店主が火神さんと結婚して相手の姓を名乗ると、
「火神英宝」
という、
昨今のラノベ小説でも無さそうな名前になるなぁ、
などとくだらない事を考えてみたり。
くだらないついでに「火神英宝」で姓名判断してみたら、
「加藤英宝」より姓名判断結果が良かった。
改名したほうがいいのだろうか(笑)
いつの間にか話が変な方向にそれてしまった。
なにはともあれ、
誕生日プレゼントをくださった多くの方、
突然に森伊蔵をくださったお客様、
そしてネタまで提供してくれたK、
良い品をいただくと喜びが増す事は間違いないですが、
何よりも皆様のお気持ちが一番嬉しいものでした。
ありがとうございました!
ではまた。