今回のEDHデッキ紹介は、
当店のEDH交流会にてプレイされていたデッキリストをご紹介します。
以下の文章は、すべてスタッフが編集しております。
今回はジェネラルでは珍しい、
マナコストを代替コストで支払うことのできるクリーチャーです。
また、戦場に出た後は代替コストで要求された
飛行クリーチャーに対して破壊不能能力を付与するので、
そのまま次の戦闘に生かしやすいというのも面白いです。
今回のジェネラルはこちら。
《天空の刃、セファラ/Sephara, Sky’s Blade》
コスト:4白白白
伝説のクリーチャー 天使(Angel)
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
(白)を支払いあなたがコントロールしていて
飛行を持ちアンタップ状態であるクリーチャー4体をタップしてもよい。
飛行、絆魂
他の、あなたがコントロールしていて飛行を持つクリーチャーは
破壊不能を持つ。(ダメージや「破壊する」と書かれた効果では、それらは破壊されない。)
7/7
レア
デッキは以下。
ジェネラル: 《天空の刃、セファラ/Sephara, Sky’s Blade》
クリーチャー 19枚
《セラの高位僧/Serra Ascendant》
《きらめく鷹/Glint Hawk》
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
《無私の霊魂/Selfless Spirit》
《静寂をもたらすもの/Hushbringer》
《静翼のグリフ/Hushwing Gryff》
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
《祖神の使徒、テシャール/Teshar, Ancestor’s Apostle》
《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
《糾弾の天使/Angel of Condemnation》
《修復の天使/Restoration Angel》
《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》
《霊体の先達/Karmic Guide》
《目覚ましヒバリ/Reveillark》
《ギラプールの希望/Hope of Ghirapur》
《光舞い/Shinewend》
《地図作りの鷹/Cartographer’s Hawk》
《倒し霊/Topplegeist》
《太陽のタイタン/Sun Titan》
インスタント 4枚
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《流刑への道/Path to Exile》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《深夜の出没/Midnight Haunting》
ソーサリー 6枚
《ハルマゲドン/Armageddon》
《戦の惨害/Ravages of War》
《神の怒り/Wrath of God》
《幽体の行列/Spectral Procession》
《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》
《金切るときの声/Battle Screech》
エンチャント 12枚
《盲従/Blind Obedience》
《領事の権限/Authority of the Consuls》
《光輝王の昇天/Luminarch Ascension》
《聖なるメサ/Sacred Mesa》
《霊魂の絆/Spirit Bonds》
《息詰まる徴税/Smothering Tithe》
《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
《選定された行進/Anointed Procession》
《Moat》
《神聖な訪問/Divine Visitation》
《ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation》
《美徳の力/Force of Virtue》
アーティファクト 25枚
《真珠の大メダル/Pearl Medallion》
《乳白色のダイアモンド/Marble Diamond》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《精神石/Mind Stone》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《Jeweled Amulet》
《金属モックス/Chrome Mox》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《爆破基地/Blasting Station》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《多用途の鍵/Manifold Key》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《ヘリオッドの槍/Spear of Heliod》
《オケチラの碑/Oketra’s Monument》
《友なる石/Fellwar Stone》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
土地 33枚
《乾燥台地/Arid Mesa》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
《発明博覧会/Inventors’ Fair》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《セラの聖域/Serra’s Sanctum》
《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
《ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod’s Generosity》
《アーデンベイル城/Castle Ardenvale》
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
《露天鉱床/Strip Mine》
《不毛の大地/Wasteland》
《風立ての高地/Windbrisk Heights》
《空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin》
《霧覆いの平地/Mistveil Plains》
《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》
《家路/Homeward Path》
《Mishra’s Workshop》
10《平地/Plains》
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同じ白単の天使のジェネラルとしては、
《希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope》と比較すると、
《天空の刃、セファラ/Sephara, Sky’s Blade》の特異性が良くわかると思います。
《希望の天使アヴァシン》の能力は、
自身も含めてそのプレイヤーがコントロールする
すべてのパーマネントが破壊不能を持つため、
《ハルマゲドン/Armageddon》や《神の怒り/Wrath of God》等の
全体破壊呪文すべてにおいて強くなります。
しかし、《希望の天使アヴァシン》のマナコストは
合計8マナと簡単に出せるものではありません。
《天空の刃、セファラ》の場合は、
破壊不能の付与対象が他の飛行クリーチャーのみとなっていますが、
最大の強みは、代替コストによる高速召喚です。
展開次第では代替コストにより3~4ターン目には戦場に出ることが可能です。
その為、7/7というサイズを活かして統率者ダメージによる勝利を狙いやすいです。
また、能力を活かした展開の仕方も可能です。
《天空の刃、セファラ》自身には破壊不能がついていませんが、
他の飛行クリーチャーに破壊不能の能力を付与するので、
状況次第では《神の怒り》等の全体破壊呪文で戦場のリセットをした後、
代替コストにより《天空の刃、セファラ》を素早く再召喚することも可能です。
ただし、全体破壊呪文を唱える際は注意も必要です。
全体破壊呪文に対応されて
《天空の刃、セファラ》が戦場から離れてしまうと、
他の飛行クリーチャーの破壊不能が消えてしまうので、戦場には何も残らなくなってしまいます。
なお、《天空の刃、セファラ》を代替コストで唱える際も、
統率者領域から唱えた回数による追加コストは
支払わなければならないので、こちらも注意が必要です。
ここ数年のクリーチャーは過去にない能力を持っていることも多く、
それによって新しいデッキが組めるというのは面白いと思います。
そして、新しいデッキが出来れば、
今まで使われることのなかったカードを採用することがある
というのはEDHならではだと思います。
このこらむを読んでくださった方が、
オリジナリティー溢れるEDHデッキを組んで遊んでいただければ嬉しい限りです。
ではまた。