今回も前編、中編に引き続き、
ツイッター質問箱でいただいた下記の質問に答えていく。
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各エキスパンションの最高のカードを教えてください。
α版、β版、アンリミテッドはBlack Lotus
アラビアンナイトはBazaar of Baghdad
アンティキティはMishra’s Workshop
といったところでしょうが、他はいかがでしょうか?
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今回は基本セットやマスターズシリーズや特殊セット。
α版、β版、Unlimitedは前編を参照。
Revised:《Underground Sea》
4th:《森の知恵/Sylvan Library》
5th:《ネクロポーテンス/Necropotence》
6th:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
7th:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
8th:《血染めの月/Blood Moon》
9th:《血染めの月/Blood Moon》
10th:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
このあたりは再録組。
単純にその基本セット内で一番評価が高そうな1枚を選んだ。
ヴィンテージ、またはレガシーで活躍しているカードがほとんど。
《森の知恵》と《血染めの月》は、
昔よりも今の方が評価されている感じだ。
基本セット2010:《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
基本セット2011:《原始のタイタン/Primeval Titan》
基本セット2012:《幻影の像/Phantasmal Image》
基本セット2013:《全知/Omniscience》
基本セット2014:《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
基本セット2015:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
マジック・オリジン:《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
基本セット2019:《破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager》
基本セット2020:《死者の原野/Field of the Dead》
《原始のタイタン》や《全知》は何故作った?と思った。
サーチアンドインプレイ(探して場に出す)と、
コスト踏み倒しは基本的に悪さばかりする。
統率者:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
統率者2013:《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》
統率者2014:《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》
統率者2015:《焦熱の合流点/Fiery Confluence》
統率者2016:《悪意の大梟/Baleful Strix》
統率者2017:《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》
統率者2018:《虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger’s Shadow》
統率者2019:《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
統率者シリーズはレガシー、ヴィンテージを意識しているカードが出るのが面白い。
EDHは大好きでも、レガシー、ヴィンテージで活躍するカードが出る方が嬉しい。
この中だと《悪意の大梟》が一番好き。
モダンマスターズ:《虚空の杯/Chalice of the Void》
モダンマスターズ2015:《オパールのモックス/Mox Opal》
エターナルマスターズ:《魔力の墓所/Mana Crypt》
モダンマスターズ2017:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
アイコニックマスターズ:《マナ吸収/Mana Drain》
マスターズ25th:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
アルティメットマスターズ:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
マスターズシリーズは基本セット同様に再録組。
単純に「ああ、強いねぇ。」というカードが並ぶ。
そしてそういうカードは、
青、黒、アーティファクトに寄りがち。
ポータル:《壊滅/Devastation》
ポータル・セカンドエイジ:《時間操作/Temporal Manipulation》
ポータル三国志:《伝国の玉璽/Imperial Seal》
スターター:《Grim Tutor》
《壊滅》は独特な1枚。他のカードで同様の効果が一切無い。
ポータルシリーズはカードパワーを抑えめになっているものが多いが、
案外と強いカードが1~2枚転がっているのが面白い。
《Grim Tutor》はいまだ和訳されていない強カードの1つ。
コンスピラシー:《ダク・フェイデン/Dack Fayden》
コンスピラシー王位争奪:《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
2つともヴィンテージのエース。
出されただけで投了の「と」の字くらいまでが出そうになる。
どちらか片方が3ターン生きているだけでおおむね大勢が決まる。
バトルボンド:《呪文探求者/Spellseeker》
モダンホライゾン:《レンと六番/Wrenn and Six》
片方は青いパワー9のうち2枚をサーチ可能で、
片方は2マナ圏最強のプレインズウォーカーの称号。
文句無しに最高クラスのカードだ。
以上、おしまい。
書いているだけで案外と楽しい。
昔のカードから今のカードまでを見直す感じがとても楽しい。
ああ、このセット強かったなぁと思ったり、
やっぱりこのセットは弱いなぁと思ったり。
ではまた。