今回のデッキ紹介は、
以前に開催されたアルファ・フォーティ大会の時のデッキの1つ。
このデッキもUnlimitedまでは使ってOKのCSSルール。
-クリーチャー11枚-
4《鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs》
4《オーク弩弓隊/Orcish Artillery》
3《大地の精霊/Earth Elemental》
-インスタント6枚-
4《稲妻/Lightning Bolt》
1《心霊破/Psionic Blast》
1《Ancestral Recall》
-ソーサリー4枚-
1《Time Walk》
1《Wheel of Fortune》
2《火の玉/Fireball》
-アーティファクト4枚-
1《Black Lotus》
1《Mox Ruby》
1《Mox Sapphire》
1《Gauntlet of Might》
-土地15枚-
4《島/Island》
11《山/Mountain》
以前に紹介したデッキとは少し違って、
赤が強め、青が弱めの構成。
フィニッシャーは《大地の精霊》3枚。
《大地の精霊》が入っているのは、
アルファの世界にいる「しっかりとフィニッシャーになりそうな5マナ生物」の中で、
珍しいパワーとタフネスを持っている点を評価しているため。
《大地の精霊/Earth Elemental》
コスト:3赤赤
クリーチャー エレメンタル(Elemental)
4/5
アンコモン
書いてみるとわかりやすい。
《大地の精霊/Earth Elemental》4/5
《セラの天使/Serra Angel》4/4 飛行、警戒
《水の精霊/Water Elemental》5/4
《大気の精霊/Air Elemental》4/4 飛行
《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire》4/4 飛行
《炎の精霊/Fire Elemental》5/4
このメンツの中で、
最も使われるであろうトップ3は、
《セラの天使》
《センギアの吸血鬼》
《大気の精霊》
の飛行3種。
この3種に一方的に勝てるカードが《大地の精霊》だ。
殴り合いでのダメージレースは一緒なので、
飛行3種を出した相手とは、
単純にブロックせずの殴り合いになるか、
相手が《稲妻》や《巨大化》込みで対処する事になる。
単体除去では、
《麻痺/Paralyze》
《恐怖/Terror》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
などがあるが、
それ以外ではX火力を5点で撃つなど、
案外と対処が困難だ。
なお《大地の精霊》は、
我々の中では『どすこい』というニックネームで呼ばれている。
理由は見たままだ。
6マナ域になると、
《マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn》
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
が入ってくるが、この2体は例外にしても、
5マナ域同士であれば《大地の精霊》は中々の強さという事になる。
《心霊破》で焼かれない点も大きい。
デッキを使った感想は、
「膠着して押し切れずに負けることがあったので、
《シヴ山のドラゴン》はぜひ試してみたい。
《Gauntlet of Might》が入っているので、
大量の赤マナからの火吹き能力が決まれば、
場合によっては一撃で相手を倒せるかもしれない。」
とのこと。
また、
「Unlimitedが使用できるCSSルールということもあって、
すぐに用意できるカードをベースに組んでみたが、
思っていたよりはずっと戦えた。
『最初期のカードだけで組んだデッキの大会がどういうものになるか』
の感触が掴めただけでも大きな収穫だった。
もし無限の資産でデッキを組むことができる場合、
ほぼ100%先行が勝つゲームになってしまうが、
純正ルールでそこまでできる人はいないし、
古き良きMtGの楽しさがわかる楽しい大会だった。
まずはCSSルールで、
多くの人がこの世界に触れてみて欲しい。」
と。
こんなふうに始めてみてくれた人が想像以上に楽しんでくれている。
もし興味を持った方がいたら始めてみるのも一興だと思う。
ではまた。
↧
アルファ・フォーティデッキ紹介その3。
↧