CardShop Serraの店主と行く台湾旅行記その1の続きです。
4月19日(金)
またまた例によって昼まで爆睡してアルフさんとお昼ご飯の場所で合流。
道中にはくら寿司、スシロー、マクドナルドと併設されている建物が。
セラさんは
「こちら左から台湾名物、くら寿司、スシロー、マクドナルドでございます。」
と冗談を言っている。
ここは本当に台湾かな?という街並みを眺めながら集合場所に向かいました。
お昼ご飯はアルフさんのオススメで點水樓という場所。
このお店は台湾の中では高級料理店になるそうで、
出てくる食べ物はどれも美味しかったです。
そして例によって海老のそぼろを注文するセラさん。
「俺はこれさえ食えればいい。」
と言っている。
完全にどハマりじゃないですか。
メインディッシュで出て来たのは北京ダック。
初体験の北京ダックは、鴨の甘さと他の具材とタレがマッチしていて美味しく頂きました。
辛いタレと甘いタレの二種がありましたが個人的には辛いタレの方が美味しかったです。
また北京ダックの骨部分や調理に使わなかった部分について、
〆にお粥という形で出てきました。
薬膳の風味もしっかり効いていて格別に美味かったです。
腹ごしらえをした後はキャットフットプリントプレイグラウンドさんに向かいまたまたEDH。
こちらのお店はカードだけでなくボードゲームも揃えてあり、
更に店内のBGMは日本のアニソンでした。
ここ本当に台湾?日本じゃないの?という印象のお店でした。
セラさんやSさんはお店を見ていたので、自分は七式さんや大塚さん、
アルフさんやアルフさんのご友人とメンバーを変えながら対戦。
言葉が伝わらなくても遊べるMTGって凄いよなぁと感慨にふけっていたら、
自分の《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を
《召喚の調べ》から出てきた《金粉のドレイク》でとられて負けました。
そんなこんなでEDHを満喫した後、ホテルに戻る帰路で、
アルフさんから
「折角台湾に来たのだし、夜市に行かないか」
というお誘いが。
初台湾でテンションが上がっている自分に迷う選択肢は無かった(この時、残金400元)。
アルフさんによると、
今回泊まっているホテルの近くにある夜市は、台湾で2番目に大きい場所とのこと。
どんな場所か楽しみにしつつ向かうと大きな山車の様なものが。
更に近づいてみると山車だと思っていたものは実は台湾のお寺でした。
行燈や提灯で飾り付けられており山車の様に見えていました。
折角の機会なので参拝し、日本でいうおみくじをやってみることになりました。
簡単に説明すると、おみくじを引いて神様に確認してダメだったら引きなおすというもの。
神様に確認する方法は半円状の板を2枚投げてその出目で確認します。
公式にマリガンが出来るおみくじという何とも不思議なものを引き、
中身を確認すると漢文がズラリ。
中身が分からず困っていたら近くに訳本があったのでアルフさんに翻訳していただきました。
内容は「人に頼らず、自分の力で頑張れば良い結果に繋がる」というもの。
今回の台湾旅行についてはセラさんをはじめ皆さんに頼りっぱなしだったので、
MTGで恩返し出来るように頑張ろうと決意を固めました。
参拝後はいよいよ夜市を巡っての食べ歩きです。
雰囲気としては日本の夏祭りに近いもので、
食べ物屋台やおもちゃを売る屋台、射的屋の様なものや観光客向けのグッズ屋台など幅広くありました。
屋台で売っているものは注文してから作るのでどれも出来たてアツアツ。
胡椒餅という台湾の揚げた肉まんを食べたのですが、非常に美味しく非常に熱かったです。
休憩ついでに立ち寄ったや屋台では牛麺を食べました。
これは薬膳スープをベースに牛で出汁を取り、米粉で作った麺を入れたもの。
非常に出汁が染みていて、体に染みる美味しさでした。
ちなみにこちらの牛麺、お代わりが無料とのこと。
食いしん坊が来たら絶対太ります。
最後にホテルで待っているセラさん達の夜食用に、
チャーハンと胡椒餅を買ってホテルに戻りました。
(チャーハン3つと胡椒餅2つで大体1000円ちょっと。安い。)
ホテルに戻るとスタンバイ完了しているセラさん達とアイコニックマスターズでドラフト。
マスターズシリーズで取りきりのドラフトをやるときは、
ファーストピックで2枚取れるルールを使って行っています。
(1枚取りだとレアとフォイルどちらも良いカードだと片方を流すことになるため。)
台湾だと結構普通のドラフト方法らしいですが、
アルフさんには馴染みのなかった様子。
1パック目のファーストピック時にアルフさんからこんな一言。
「確認ですが、こんな感じにレアとフォイルをとって良いんですよね?」
ふと手を見るとフォイルのカードと《マナ吸収》が。
アルフさんトップレア引いてるじゃないですかヤダー。自分なんて《エメリアの天使》ですよ?
そして、アルフさんの下家にいるセラさんは
「アルフ君なら俺に《マナ吸収》回してくれる。
信じているから。」
と言い出している。
その後、
「おかしい、俺のデッキ青くならない。」
とセラさん。
そりゃそうですよ。
気を取り直してピックを続けると
《道の探求者》《アジャニの群れ仲間》《撤廃》《アゾリウスの魔除け》と順調に取ることができました。
そして2パック目を剥くと自分のパックにレアFoilが!
やっと2枚取りの醍醐味を味わえると思いきや出たのは、
《火のるつぼ》のFoilと《勇気の道》。
いったいどうしろと。
発狂しながらもデッキに使いそうな青白のカードをピック。
3パック目で《至高の評決》をピックし割と綺麗な青白のテンポデッキが完成。
さて頑張るぞと思ったのもつかの間、初戦は先ほど《マナ吸収》をピックしてるアルフさん。
しかもガチガチの青黒パーミッションでなす術なく完封されました。
続く七式さんの白緑との激戦を制して最後にセラさんと対戦。
セラさんのデッキは緑のマナ加速や《龍王の召使い》が入ったドラゴンデッキ。
早めにケリをつけないとと考えていると、
セラさんは《火のるつぼ》のフォイルをプレイ。
あれ?自分が流したカードじゃないですかヤダー。
そこから《夜の星、黒瘴》が着地して負けました。
自分が流したカードで負けるという、
ドラフトの醍醐味を味わったところでこの日のドラフトは終わり。
各自の部屋に戻り就寝。
4月20日(土)
この日も昼までぐっすり寝て、
アルフさんの企画したEDH交流会に参加することに。
しかし何も食べていない自分たちは当然お腹が空いており、
目的地近場くのショッピングモール内のお店で肉麺を食べる事に。
しかし出てくるのがかなり遅く、
頼んで出て来て食べ終わるまでに1時間ほどかかってしまいました。
気を取り直して目的地に。今回の目的地は初日に訪れたアカデミーレガシーゲームズさん。
この日は現地の人も混ぜてみんなでワイワイEDH。
自分は1人で現地の方々の中に混ざる事に。
今回自分がメインで使っていたのは《触れられざる者フェイジ》と《夢見るものインテット》。
セラさんに本気のデッキと言われたのでデュアルランドや《Timetwister》などをふんだんに入れているインテットを使う気でした。
しかしデッキケース内のフェイジをみた現地の方々から
「フェイジ?マジか?」
的なことを言われ、
力を見せるためにフェイジを使用。
偶然にも3人卓だった為にブン回りからの一人瞬殺が決まり、
対戦している2人が呆然としていました。
ちなみにこのフェイジのデッキ、
セラさんのサイトのEDHこらむに載っているものと一緒なので、
良ければ組んでみてください。
意外と決まるので結構楽しいです。
その後はインテットに切り替えて何度か現地の方と対戦。
デュアルランドや《Timetwister》は台湾でも価値が高く、
本物を見て驚く方も多かったです。
この台湾旅行しているメンバーは偶然にも全員持っているカードなんですけどね。
一通り台湾でのEDHを満喫したところで晩御飯に。
晩御飯はセラさん達が台湾に行くと結構な頻度で訪れる鳥のスープのお店。
実際に食べて見ると鳥の脂で濃厚な甘みと旨みのあるスープでした。
スープがある程度減ったところで〆として麺か雑炊に出来ると言うことで麺を選択。
すると元々スープが入っていた6人前用の土鍋に並々と麺が入って登場。
6人で何とか完食してましたが、一生分の鳥スープを食べた気がします。
鳥スープを満喫した後はホテル近くのスーパーで少し買い物。
その際にアルフさんから初台湾記念にカップ麺を頂きました。
アルフさん、ありがとうございます。
ホテルに戻った後はお酒を飲みつつみんなで話。
自分はアルフさんが持ってきた中国語版ラヴニカの献身でブースターブリッツ。
最近流行っているこの遊び方、自分も良く遊ぶのですが、
先にデッキを組み上げた方が先手という公式ルールがあります。
普段使わないカードも使う必要があるので、
テキストをしっかり確認しなければならないのですが、
中国語の為にテキストが読めません。
ヤベェ、このカード何?と困っていると後ろで見ていた七式さんから
「そのカード、バニラ(能力のないクリーチャーの総称)だよ。」と一言。
フレーバーテキストかよ!漢字いっぱい書いてあるから分かんないよ!
テキストの読解に苦戦しながらも何とかデッキを組みました。
実際の対戦では《生体性軟泥》の無限トークンを《血に飢えた影》の無限パンプ&絆魂で返されるというミラクルが起き、
大いに盛り上がりました。
ブリッツをしながらセラさん達との会話を楽しんでいましたが、
翌日21日は帰国日ということもあり、
翌日の朝が早い為早めの就寝となりました。
4月21日(日)
台湾最終日。
帰国の準備の為に早起きをしたところ、
朝食の時間に間に合うという事でホテルのビュッフェを食べる事にしました。
並んでいるものは日本にあるものとほぼ変わりませんでしたが肉まんの機械が置いてあったり、
白いご飯はなくお粥が置いてあるなど中華らしさを感じました。
朝食をとり、準備を済ませて空港まで移動。
空港へは台北の中心部から高速鉄道に乗って移動します。
この空港に向かう高速鉄道は荷物の輸送サービスを行なっており、
電車に乗るタイミングで荷物を預ける事ができます。
自分たちもその予定でしたが、対応可能時間にわずが6分遅れて使う事ができませんでした・・・。
次は覚えておこう。
高速鉄道で空港に到着後は出国の手続きを行なって日本に。
しかし何かしらの手続きをする度に引っかかるSさん。
一通りの手続きを終えて日本に帰国出来ました。
海外旅行をすると日本食が恋しくなると良く言うけど、
そんなことより日本寒くない?というのが帰国時の感想でした。
調べてみると日本と台湾で10度温度差があったようです。
日本の春先の寒さを感じつつ東京駅に戻り、
みんなで晩御飯を食べて解散する事に。
大塚さんが肉が食べたいと熱望したため、
セラさんが選んだのは焼肉矢澤。
京都に本店があるらしく、
美味しそうなお肉の焼ける匂いと諭吉がいなくなりそうな雰囲気を感じました。
実際に食べてみると口の中で溶けてなくなるというのを初めて実感できるお肉でした。
柔らかさと美味しさが非常にマッチしています。
また、焼肉屋さんで
「お肉が溶けて無くなってしまうのでお早めにお食べください。」
という説明を初めて受けました。
あまりにお肉が美味しかったので最終日の話が焼肉だけになってしまいそうなので切り上げます。
コレはあくまで台湾旅行記なので、
お肉が気になる方は是非足を運んで見てください。
それかセラさんに相談してください。
お肉を食べ終わり幸せな気分になったところで東京駅に向かい解散。
初台湾旅行は大きなハプニングもなく非常に満喫する事ができました。
また開催するとのことですがセラさんと一緒に行きたいという人も多いようなので、
気になる方は一度セラさんに聞いてみるといいかもしれません。
最後に今回一緒に旅行に行ったSさん、七式さん、大塚さんへの感謝と、
旅行の企画をしていただいたセラさんへの感謝と御礼を申し上げます。
また、このような形でCardshop Serra様でこらむを記載する機会を頂く事が出来まして非常に有り難く思います。
そしてこの旅行でお世話になりました全ての皆様への感謝を述べて、
この旅行記の締めと致します。
ありがとうございました。
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CardShop Serraの店主と行く台湾旅行記その2
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