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今月のKその17

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前回の続き。

あの居酒屋でパワー9やデュアルランドの話題が出た後、
K「なあ、残りのパワー9全部買ったらいくら?」
店主「お、ついにご決断?」
K「頑張れば買えなくはないと思う。」
店主「残りというと《Black Lotus》含めて7枚だったかな。」
K「そう。」
店主「結構な額になると思うよ。」
K「うん、ただそろそろ決断の時かと思って。」
店主「個人的にも同じ土俵に上がってほしいんよね。
 長い付き合いだし。」
K「そうだな。」
店主「お互いのカードに向かって、
 『クソカード』って悪態つきながら対戦したいよね(笑)」
K「非常にわかる(笑)」

という会話があり、
ついにK、パワー9残り全ての購入を決断。

彼の残りのパワー9とは、
Black Lotus
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
Timetwister
この7枚。
これに加えて、
Chains of Mephistopheles》2枚を買う事を決断。

総額100万円超えの大きなお買い物だ。

K「さすがに今回の買い物はちょっと大きいんで、
次にそっち行った時に受け渡しかな?」
店主「いや、東京くらいなら直接でもOKだよ。
たまには二人で食事とお酒も悪くないし、
パワー9購入祝ってことで、俺が食事とお酒全額出してもいいよ。」
K「お、いいのか?
それなら東京で会おうか。」
店主「ヴィンテと古い学校(オールドスクールのこと)、
どっちかだけデッキ持っていく。
どっちがいい?」
K「構想があるから古い学校でいこう。」
店主「OK。」
K「おまえ、最近休みとってる?」
店主「いや、全然。」
K「んじゃ、なおのこと東京でも来て気分転換したほうがいい。
俺が遊んでやろう。」
店主「さすがMTG界が誇るだめ人間。」
K「お前には負ける。」
店主「私などK様に比べたらまだまだでございますよ。」
K「お前は絶対に俺よりも数奇な人生送ってるだろ。」
店主「それだけはない。」

ちなみにいつもこんな会話ばかりである。
全く口が減らない奴である。

当日。
お昼に新橋で待ち合わせをして少々お高いお寿司屋さんへ。
店主「パワー9購入を祝してかんぱーい。」
K「かんぱーい。」
真っ昼間からお酒を飲む二人。

店主「たしか君はマグロが嫌いだったはずだから、
代わりに食べてあげよう。」
K「貴様は何を言っているのか。
まあ、イクラとのトレードならば応じてあげられなくもない。」
店主「残念だったな、イクラは既にお腹の中だ。
むしろイクラも代わりに食べてあげてもいい。」
K「マグロもイクラも全面的にお断りする。」
店主「そうか。たしか君はウニが嫌いだったはずだから、
代わりに食べてあげよう。」
K「お前は俺の好みをなんだと思っているんだ(笑)」
店主「今日は全面的にKを接待するつもりで来ているからな。
やはり嫌いなものは代わりに食べてあげないとな。」
K「接待する気のある奴がウニとマグロとイクラだけ取ろうとすんのか(笑)」
店主「気のせい。」
K「どこがだ。」

お寿司屋さんを出た後はカラオケ店へ。
1オーダー制なのでここでも酒を飲む二人。

店主「では購入したカードの確認を。」
K「おう。」
店主「それとかんぱーい。」
K「かんぱーい。」
店主「さあ始めようか。」
K「おうよ。」

パワー9を全揃いさせたところで、
ヴィンテージではなくオールドスクールを開始。

店主の青茶 VS Kの白青赤。

K「《Mishra’s Workshop》ってインチキじゃない?」
店主「でもチャネルファイアボールのルールだと制限されてないよ。」
K「絶対インチキだろこんなん。」
店主「個人的には《露天鉱床/Strip Mine》が制限されていないほうが不思議。」
K「あれ、なんで制限じゃないの?」
店主「わからん。お互いで《露天鉱床》で割り合うと二人して止まる場合あるよなぁ。」
K「制限でいいような気がする。」
店主「ただ4枚使えるなら使っちゃうよね。」
K「だな。ところで《氷の干渉器/Icy Manipulator》も禁止でいいと思わないか。」
店主「それだけは持ってないからだろ(笑)。」
K「当たり前だ。なんだこのクソカードは。」
店主「平常運転だな、おまいさん。」

こんな会話をしながら二人で何時間か対戦。

そしていいお時間になったのでカラオケ店から出る。

店主「夕食行こうか。」
K「確か赤坂だったな。」
店主「ここからだと乗り換えわからんから任せた。」
K「あいよ。」

赤坂着。
目的の場所は「味鉄 東京赤坂店」というところ。
神戸牛料理店。

K「このお店か。おい、なんか値段が。」
店主「気にする必要は無い。行くぞー。」
K「これ一人5桁コースだぞ。」
店主「今日だけは支払いは全て任せていただこう。
長い付き合いの野郎のヴィンテージデビュー祝だ。」
K「じゃあごちそうになるぜ。」

夕食の時間だけ飲まないなどという選択は最初からありえないので、
本日3度目の乾杯をするダメ人間ズ。

店主「本日3度目のかんぱーい。
ヴィンテージデビューおめでとうー。」
K「ごちになります。かんぱーい。」

お品書き。
味鉄お品書き

食べたものの一部。
味鉄1

それなりの料理店で食べても、
やっぱり話題はMTGばかり。

最後は東京駅に戻り、
終電ギリギリまで飲もうということで立ち飲みの安居酒屋へ。

店主「本日4度目のかんぱーい。」
K「かんぱーい。」
店主「今日一番出費の少ない場所だな、ここ。」
K「そうだな。」

店主「ところでこんだけお酒飲んでるんだけど、
 俺、健康診断近いんだが。」
K「大丈夫。健康診断なんて診断ちょっと前に飲むのやめればOKだから。」
店主「そういや、健康診断終わった後、
 その足でそのまま居酒屋行った事あるって言ってたな。」
K「普通でしょ。」
店主「普通という単語を一度ググったほうがいいぞ。」
K「何言ってんだよ。健康診断終わったんだから、
 晴れて自由の身になったら普通居酒屋行くでしょ。」
店主「・・・それって昼間っから?」
K「そうだよ。」
店主「一人で?」
K「そうだよ。」

wakaranai

全く彼の行動はわからない。
健康診断終了後、
しかも真っ昼間に居酒屋に行く人を普通とは呼ばない気がする。
そんな彼もこの日から魔族の仲間に入り、古い学校にも入学。
学部は古い学校の再録部。
次なるこらむはKのオールドスクールデッキを紹介。

ではまた。


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