Quantcast
Channel: Cardshop Serraのこらむ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1660

MTGへんてこデッキ紹介その10。

$
0
0

へんてこデッキ紹介その10。

今回のデッキはレガシー。
このデッキはCardshop Serraの大会に出場していたお客様のデッキ。
へんてこなんて言ってしまうと失礼なほどに、
このデッキは漢のデッキである。
あまりの漢ぶりに惚れ込んでしまうデッキである。

まずはお写真を。
deck1

サイドボードのお写真。
side1

デッキ内容↓

デッキ名:予想外の結果デッキ。

-クリーチャー10枚-
4《大祖始/Progenitus
4《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
2《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End

-インスタント4枚-
4《混沌のねじれ/Chaos Warp

-ソーサリー12枚-
4《実物提示教育/Show and Tell
4《予想外の結果/Unexpected Results
4《Eureka

-エンチャント4枚-
4《全知/Omniscience

-アーティファクト6枚-
4《予言のプリズム/Prophetic Prism
2《防御の光網/Defense Grid

-プレインズウォーカー4枚-
4《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker

-土地20枚-
4《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All
4《古えの墳墓/Ancient Tomb
4《裏切り者の都/City of Traitors
4《マナの合流点/Mana Confluence
4《真鍮の都/City of Brass

-サイドボード15枚-
4《神聖の力線/Leyline of Sanctity
4《虚空の力線/Leyline of the Void
4《殺戮遊戯/Slaughter Games
3《無のロッド/Null Rod


——————————
オムニテルのようなそうでないデッキ。
クリーチャーはパワー9以下はクビ!
プレインズウォーカーもニコル様だけ!


コスト踏み倒し装置が、
Eureka
実物提示教育
以外にも搭載されている。
全知》も踏み倒し装置だが、
そもそもコスト踏み倒して《全知》を出すのが基本なので。

1つは《予想外の結果》。
Unexpected Results
Unexpected Results/予想外の結果
コスト:2緑青
ソーサリー
あなたのライブラリーを切り直し、その後、一番上のカードを公開する。
それが土地でないカードである場合、
あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
それが土地カードである場合、
あなたはそれを戦場に出し、
予想外の結果をオーナーの手札に戻してもよい。
レア

束の間の開口/Temporal Aperture》のソーサリーバージョンみたいなもの。
このカードでライブラリーから予想外の結果に大期待である。
予想外の結果》の面白いところは、
Eureka》や《実物提示教育》とは違って、
「唱える」なので、
エムラクール2種の唱えた時の誘発型能力は誘発する。

もう1つは《混沌のねじれ/Chaos Warp
Chaos Warp
Chaos Warp/混沌のねじれ
コスト:2赤
インスタント
パーマネント1つを対象とする。
それのオーナーはそれを自分のライブラリーに加えて切り直し、
その後、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。
それがパーマネント・カードである場合、
そのプレイヤーはそれを戦場に出す。
レア

これは一般的には赤が対処しにくい、
対戦相手のパーマネントに撃つもの。
しかし、このデッキでは自分のパーマネントに撃つ。
予言のプリズム》や土地に向かって撃ち、
巨大生物や《全知》やニコル様に変わる事に期待である。
こちらは唱えるわけではないので、
エムラクール2種はめくれても誘発しない。
基本の撃ち方はこちらだが、
もちろん状況次第では相手のパーマネントに撃つ。
なかなかの柔軟性。
相手が攻撃クリーチャーを指定してから、
こちらの土地に《混沌のねじれ》を撃って、
クリーチャーがめくれたらブロックするという博打もありえる。

土地の配分から構成の全てまで、
コスト踏み倒しからばかでかいコストのカードを出す事しか考えていない。
デッキ名に大艦巨砲主義とつけても良いくらいの特攻デッキである。

なおこのデッキの持ち主のすごいところは、
このデッキを可能な限りFOILで構築している点。
Eureka》《裏切り者の都》《無のロッド》以外は全てFOIL。
(上記3枚はFOILが存在しない。
裏切り者の都》のFOILはテストプリントなので除外。)
相当な気合の入りようである。

試合風景。
duel1
巨大生物たちに殴られ、
プレインズウォーカーにいわされているのは、
こらむでもおなじみのK。
この日はこの漢のデッキを持ち込んだ方は、
Kをなぎ倒し、見事勝ち越しをおさめた。

ガチガチのレガシーデッキも楽しいのだが、
ときには夢と巨大生物に溢れるデッキも悪くない。
このデッキに漢を感じた方は、
是非とも使っていただきたいデッキである。

ではまた。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1660

Trending Articles