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EDHデッキ紹介その193(ウークタビーの王子、キーボ)

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皆さんこんにちは、ウィンターです。

今回は「ジャンプスタート2022」に新規収録された伝説のクリーチャーよりデッキ紹介です。
今回神話レアで収録された伝説のクリーチャーは非常に癖が強いクリーチャーばかりです。
中でも今回紹介するクリーチャーは頭一つ抜けて面白いクリーチャーです。


ウークタビーの王子、キーボ/Kibo, Uktabi Prince
コスト:2緑
伝説のクリーチャー — 猿(Monkey) 貴族(Noble)
(T):各プレイヤーはそれぞれ、《バナナ/Banana》という名前で
「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:(赤)か(緑)を加える。あなたは2点のライフを得る。」
を持つ無色のアーティファクト・トークン1つを生成する。
対戦相手がコントロールしているアーティファクト1つが戦場から墓地に置かれるたび、
あなたがコントロールしていて類人猿(Ape)や猿(Monkey)
である各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
ウークタビーの王子、キーボが攻撃するたび、
防御プレイヤーはアーティファクト1つを生け贄に捧げる。
2/2

プレイヤーすべてに「バナナ」をプレゼントしてくれるサルの王子様です。
ちなみにCardShopSerraの店舗のある静岡県東部には、「熱川バナナワニ園」という動物園があります。
Serraを訪れる機会のある方はこちらも訪ねてみてもいいかもしれません。

本題に戻りましょう。
ウークタビーの王子、キーボ》はバナナを渡す能力以外にも、
類人猿や猿に+1/+1カウンターを乗せる能力と
攻撃時にアーティファクトを生け贄にさせる能力があります。
自分の能力で相手のアーティファクトを墓地に送ることで、
+1/+1カウンターを乗せることが出来ます。

また、アーティファクトがない対戦相手にも
「バナナ」を渡す能力でアーティファクトを用意可能です。
「バナナ」からマナを出すには生け贄に捧げて墓地に送る必要があるので、
相手が「バナナ」を起動すると類人猿や猿にカウンターが乗っていきます。
相手がバナナを使い渋ったら《ウークタビーの王子、キーボ》の攻撃時効果で生け贄に捧げてもらいましょう。

上記のように、生成されるトークンの名前からは想像もつかないほど
器用な動きが可能です。
思ったより楽しむことが出来るデッキになったと思います!
実際のリストはこちらです。

ジェネラル:《ウークタビーの王子、キーボ

-クリーチャー 27枚-
東屋のエルフ/Arbor Elf
極楽鳥/Birds of Paradise
エルフの神秘家/Elvish Mystic
フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
金のガチョウ/Gilded Goose
ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》★
クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer》★
ゴブリンの技師/Goblin Engineer
スクリブのレインジャー/Scryb Ranger
永遠の証人/Eternal Witness
帝国の徴募兵/Imperial Recruiter
刻み角/Manglehorn
再利用の賢者/Reclamation Sage
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》★
雄牛のやっかいもの/Taurean Mauler》★
ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》★
カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》★
水晶壊し/Gemrazer
種子生まれの詩神/Seedborn Muse
銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem
シルバーバックの古老/Silverback Elder》★
業火のタイタン/Inferno Titan
巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape》★
真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth

-インスタント 7枚-
エメラルドの魔除け/Emerald Charm
自然の要求/Nature’s Claim
夏の帳/Veil of Summer
俗世の教示者/Worldly Tutor
削剥/Abrade
混沌のねじれ/Chaos Warp
偏向はたき/Deflecting Swat

-ソーサリー 10枚-
ギャンブル/Gamble
汚損破/Vandalblast
破滅の終焉/Finale of Devastation
新たな芽吹き/Regrowth
ジェスカの意志/Jeska’s Will
Wheel of Fortune
今を生きる/Seize the Day
魂の再鍛/Reforge the Soul
僻境への脱出/Escape to the Wilds
チャンドラの灯の目覚め/Chandra’s Ignition

-エンチャント 7枚-
賦活/Instill Energy
Nature’s Chosen
怨恨/Rancor
森の知恵/Sylvan Library
復活の探索/Quest for Renewal
ヴィリジアンのお祭り騒ぎ/Viridian Revel
ティタニアの歌/Titania’s Song

-アーティファクト 13枚-
宝石の睡蓮/Jeweled Lotus
魔力の墓所/Mana Crypt
水蓮の花びら/Lotus Petal
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
影槍/Shadowspear
大薙刀/O-Naginata
太陽の指輪/Sol Ring
教術師の石/Magewright’s Stone
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
速足のブーツ/Swiftfoot Boots
千年霊薬/Thousand-Year Elixir
生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton
仮面林の結節点/Maskwood Nexus

-プレインズウォーカー 2枚-
屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant
大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator

-土地 33枚-
Taiga
踏み鳴らされる地/Stomping Ground
燃えがらの林間地/Cinder Glade
乾燥台地/Arid Mesa
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
霧深い雨林/Misty Rainforest
沸騰する小湖/Scalding Tarn
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
虹色の眺望/Prismatic Vista
統率の塔/Command Tower
真鍮の都/City of Brass
マナの合流点/Mana Confluence
カープルーザンの森/Karplusan Forest
尖塔の庭/Spire Garden
根縛りの岩山/Rootbound Crag
ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle
ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
古えの墳墓/Ancient Tomb
7《森/Forest
6《山/Mountain

 

今回はジェネラルをメインに、類人猿や猿にスポットライトをあてて構築しました。
(★:類人猿or猿)

【デッキの使い方】

1.ジェネラルと一緒におサルを並べてモンキーパーク開園!
2.「バナナ」を渡しつつジェネラルとおサルをサイズアップ!
3.渡した「バナナ」を回収することも忘れずに!

ジェネラルと一緒におサルを並べてモンキーパーク開園!

基本的な初動は土地と1マナのマナクリーチャーを揃えて2ターン目のジェネラル着地です。
しかし、ジェネラルと相性のいい軽量の類人猿や猿もいるので、
場合によってはそちらを先出ししましょう。
特に1マナのおサル2種は非常に強力です。


敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer
コスト:赤
伝説のクリーチャー — 猿(Monkey) 海賊(Pirate)
敏捷なこそ泥、ラガバンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、
宝物(Treasure)トークン1つを生成し、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。
ターン終了時まで、あなたはそのカードを唱えてもよい。
疾駆(1)(赤)
(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。
そうしたなら、これは速攻を得て、次の終了ステップの開始時に、
これを戦場からオーナーの手札に戻す。)
2/1

間違いなく最強のおサルです。
序盤にマナクリーチャーがブロックに入ることはほぼないので、
概ね宝物トークンを生成出来ると思います。
後半になるとマナクリーチャーが余り、ブロックに入られることがあるかと思います。

しかし、ジェネラルがいると話が変わります。
ジェネラルの効果で《敏捷なこそ泥、ラガバン》がサイズアップするので除去されにくく、
ブロックもされづらくなります。
継続的に使うことが出来る《敏捷なこそ泥、ラガバン》はEDHでもやはり強いです。


ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman
コスト:赤
クリーチャー — 類人猿(Ape) シャーマン(Shaman)
(X)(X)(1):マナ総量がXである、
クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
1/1

マナを払うとアーティファクトを破壊できる優秀なおサルです。
やはりおサルなので「バナナ」に目がないようで、1マナ相手の「バナナ」を回収可能です。
ジェネラルの起動1回でバナナを3つばらまき、
即座に回収することで自身とジェネラルに3つカウンターが乗ります。

序盤に置くことが出来れば、凄まじい勢いでジェネラルと《ゴリラのシャーマン》が成長します。
「バナナ」以外にも通常のアーティファクトを破壊可能なので、腐ることはないでしょう。
こちらも早めに出しておきたいおサルです。

マナが伸びてくると重いクリーチャーも出すことが出来るようになります。
その中でも《シルバーバックの古老》と《巨大猿、コグラ》は非常に優秀です。


シルバーバックの古老/Silverback Elder
コスト:2緑緑緑
クリーチャー — 類人猿(Ape) シャーマン(Shaman)
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、以下から1つを選ぶ。
・アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象とする。それを破壊する。
・あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を見る。
あなたはその中から土地カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよい。
残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
・あなたは4点のライフを得る。
5/7

クリーチャー呪文のキャストに対応して様々な効果が誘発するおサルです。
おサルの割には非常に知性が高く、
置物を破壊したり、マナを伸ばしたり、ライフを回復したり
と器用に立ち回ることが出来ます。
唱えた時に誘発するので、出す予定のクリーチャーがカウンターされても
リソースを伸ばすことが出来る利点もあります。
タフネスが大きいので、ブロッカーとして機能もする優秀なおサルさんです。


巨大猿、コグラ/Kogla, the Titan Ape
伝説のクリーチャー — 類人猿(Ape)
巨大猿、コグラが戦場に出たとき、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大1体を対象とする。
これはそれと格闘を行う。
巨大猿、コグラが攻撃するたび、防御プレイヤーがコントロールしている、
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
(1)(緑):あなたがコントロールしている人間(Human)1体を対象とし、
それをオーナーの手札に戻す。
ターン終了時まで、巨大猿、コグラは破壊不能を得る。
7/6

出た時の格闘能力と攻撃時のアーティファクト・エンチャント破壊がある、
噛み合いトップクラスのおサルです。
除去としての機能をもちつつ置物の破壊が出来るので、無駄がありません。
ちなみに置物破壊の能力は攻撃されている防御プレイヤーが
コントロールしているアーティファクトしか破壊できないので攻撃方向には気を付けましょう。

そして部族が絡む赤緑カラーであればこの2枚を入れない理由はないでしょう。


雄牛のやっかいもの/Taurean Mauler
コスト:2赤
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
対戦相手1人が呪文を唱えるたび、
あなたは雄牛のやっかいものの上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
2/2


カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
コスト:2緑緑
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相(このカードは、すべてのクリーチャー・タイプである。)
プロテクション(黒)
(2)(緑)(緑):ターン終了時まで、カメレオンの巨像は+X/+Xの修整を受ける。
Xは、そのパワーである。
4/4

どこからどうみても立派なおサルですね!ハムスターではないですよ、ええ。
どちらも自身の能力に加えてジェネラルの効果でカウンターが乗っていくのでみるみる大きくなります。
トランプルを付与して相手のライフを一気に減らしましょう。

「バナナ」を渡しつつジェネラルとおサルをサイズアップ

相手がアーティファクトを用意してくれれば
ジェネラルの効果でカウンターを乗せることが出来ますが、
必ずしもそのようなゲーム展開になるわけではありません。
そんなときはジェネラルの効果で大量の「バナナ」を用意しましょう。
このデッキにはいくつかの「クリーチャーをアンタップさせる」カードが採用されています。


賦活/Instill Energy
コスト:緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、それが速攻を持っているかのように攻撃できる。
(0):エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。
あなたのターンの間にのみ、毎ターン1回のみ起動できる。


Nature’s Chosen
コスト:緑
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー)
(0):エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。
あなたのターンの間にのみ、毎ターン1回のみ起動できる。
エンチャントされているクリーチャーをタップする:
アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とし、それをアンタップする。
エンチャントされているクリーチャーが白でアンタップ状態であるときにのみ、
毎ターン1回のみ起動できる。

どちらも0マナの起動効果でエンチャントされているクリーチャーをアンタップ出来ます。
自分のターンにのみ使用可能な能力ですが、「バナナ」をバラまくことには適しています。
「バナナ」を渡すことに集中したり、「バナナ」を渡して攻撃したり、
攻撃後にアンタップして疑似警戒にしたりと器用な使い方が可能です。

注意点として《賦活》には疑似的な速攻がありますが、《Nature’s Chosen》にはその効果がありません。
出したばかりのジェネラルに《Nature’s Chosen》をエンチャントしても、
能力をすぐに使えないので気を付けましょう。


千年霊薬/Thousand-Year Elixir
コスト:3
アーティファクト
あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャーの能力を、
それらのクリーチャーが速攻を持っているかのように起動してもよい。
(1),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。

賦活》と似たような効果を持つアーティファクトです。
少し重いですが、《賦活》と違って相手ターンにもアンタップ効果が使用可能です。
このカードは自分のクリーチャー全体に能力が付与されるので、マナクリーチャーとも相性が良いです。


エメラルドの魔除け/Emerald Charm
コスト:緑
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・パーマネント1つを対象とし、それをアンタップする。
・オーラ(Aura)でないエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行を失う。

3つのモードをもつ呪文で、パーマネントのアンタップ効果が含まれています。
単発でしか使えないカードですが、アンタップするカードが無くても
エンチャント除去として使うことが出来るので無駄がありません。
特に昨今は強力なエンチャントが増えているので、
デッキと噛み合う枠でエンチャント除去が出来ることが重要になります。


種子生まれの詩神/Seedborn Muse
コスト:3緑緑
クリーチャー — スピリット(Spirit)
他のプレイヤーのアンタップ・ステップに、
あなたがコントロールするすべてのパーマネントをアンタップする。
2/4


復活の探索/Quest for Renewal
コスト:1緑
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーがタップ状態になるたび、
あなたは復活の探索の上に探索(quest)カウンターを1個置いてもよい。
復活の探索の上に探索カウンターが4個以上置かれているかぎり、
他の各プレイヤーのアンタップ・ステップの間に
あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。

どちらのエンチャントも各対戦相手のアンタップ・フェイズに自分のクリーチャーをアンタップ出来ます。
これがあると毎ターンジェネラルがアンタップするので、「バナナ」の生産速度が一気に上がります。
4倍の速度で「バナナ」が生産できるのは非常に面白いですが、
増やし過ぎるのは利敵行為なのでご利用は計画的にしましょう。

これらのカードで「バナナ」を渡しておけば、
相手がマナに困ったときに食べるだけでおサルがサイズアップしていきます。
中々バナナを使ってもらえない時もありますが、ジェネラルで攻撃すれば1つは回収可能です。
上手く交渉して、おサルを育てていきましょう。

渡した「バナナ」を回収することも忘れずに

実際にゲームをしていると、「バナナ」を使ってもらえないことや
回収が間に合わないこともあるかと思います。
そんな時でも問題ないように、
自分から「バナナ」を回収することが出来るカードを採用しています。


銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem
コスト:5
伝説のアーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
銀のゴーレム、カーンがブロックするかブロックされた状態になるたび、
ターン終了時までそれは-4/+4の修整を受ける。
(1):クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とする。
ターン終了時まで、それはパワーとタフネスが
それぞれ自身のマナ総量に等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
4/4


大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
コスト:4
伝説のプレインズウォーカー — カーン(Karn)
対戦相手がコントロールしているアーティファクトの起動型能力は起動できない。
[+1]:クリーチャーでないアーティファクト最大1つを対象とする。
あなたの次のターンまで、それはパワーとタフネスが
それぞれそれのマナ総量に等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
[-2]:あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーである
アーティファクト・カード1枚を公開するか、
追放領域にあるあなたがオーナーである表向きのアーティファクト・カード1枚を選んでもよい。
そのカードをあなたの手札に加える。
5

どちらのカーンも「バナナ」をタフネス0のクリーチャーにして対処可能です。
「バナナ」はなぜかアーティファクト扱いなので、アーティファクト対策カードが有用です。
・・・アーティファクトで出来た「バナナ」って金属製なんですかね?
釘でも打てそうな気がします。

話を戻すと、《銀のゴーレム、カーン》はマナさえあればいくらでも「バナナ」を処理可能です。
逆に言うと能力の起動にはマナが必要なので、膨大な量の「バナナ」には対処が難しくなります。
大いなる創造者、カーン》は1ターンに1つずつ「バナナ」を対処しますが、
常在効果でアーティファクトの起動を封じるので、
ばらまいた「バナナ」を機能不全にすることが出来ます。
2種のカーンのどちらにも利点があるので、状況に応じて使い分けましょう。


ティタニアの歌/Titania’s Song
コスト:3緑
エンチャント
すべてのクリーチャーでないアーティファクトはその能力をすべて失い、
そのパワーとタフネスがそれぞれ、
そのマナ総量に等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
ティタニアの歌が戦場を離れたなら、この効果はターン終了時まで持続する。

置くだけで「バナナ」が場に残らなくなります。
このカードをプレイしてジェネラルの効果を使うだけで、おサルの上にカウンターが3つ乗ります。
自分のアーティファクトも機能しなくなる欠点はありますが、それを補う火力を出すことが出来ます。

これらのカードで相手に渡した「バナナ」を回収していきましょう。
更にこのカードと組み合わせると、
渡した「バナナ」をアドバンテージに変換することが出来るようになります。


ヴィリジアンのお祭り騒ぎ/Viridian Revel
コスト:1緑緑
エンチャント
アーティファクトが1つ戦場から対戦相手1人の墓地に置かれるたび、
あなたはカードを1枚引いてもよい。

相手の「バナナ」の使用に反応してドローが出来るようになります。
更に、前述した「バナナ」回収カードと組み合わせると相当量のドローが可能になります。
「バナナ」関係なく使用しても、宝物トークンの対策として使用可能です。

特にアーティファクトは通常のEDHでも破壊されることが多いパーマネントです。
置くだけでついでにドローが出来ることもあるので、貴重なリソース源になります。

その他

今回は「バナナ」がアーティファクトであることを生かしてこんなカードも採用しています。


ゴブリンの技師/Goblin Engineer
コスト:1赤
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)
ゴブリンの技師が戦場に出たとき、あなたは
「あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚を探し、
それをあなたの墓地に置き、その後ライブラリーを切り直す。」
を選んでもよい。
(赤),(T),アーティファクト1つを生け贄に捧げる:
あなたの墓地からマナ総量が3以下のアーティファクト・カード1枚を対象とし、
それを戦場に戻す。
1/2


屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant
コスト:3赤
伝説のプレインズウォーカー — ダレッティ(Daretti)
[+2]:カードを最大2枚まで捨て、その後その枚数に等しい枚数のカードを引く。
[-2]:あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。
アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。
そうしたなら、対象としたカードを戦場に戻す。
[-10]:あなたは
「アーティファクトが1つ戦場からあなたの墓地に置かれるたび、
次の終了ステップの開始時に、そのカードを戦場に戻す。」
を持つ紋章を得る。
屑鉄の学者、ダレッティは統率者として使用できる。

主に使うのは墓地のアーティファクトと戦場のアーティファクトを入れ替える能力です。
「バナナ」がアーティファクトなので、戦場から墓地に送るコストには困りません。
ゲーム後半に余りがちな「バナナ」の消化先として役立ちます。
特にジェネラルにはトランプルや飛行といった回避能力が一切ないので、
装備品が墓地に落ちて困ったときには狙っていきましょう。

終わりに

今回はジェネラルの部族サポートを生かしながら「バナナ」を最大限活用する構築にしてみました。
相手に「バナナ」を上げる都合上、意外と狙われづらく、長くゲームを楽しむことが出来ます。
時にはあえて「バナナ」を渡して相手を助ける政治力も必要なので、非常にEDH向きのデッキだと思います。
興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

The post EDHデッキ紹介その193(ウークタビーの王子、キーボ) first appeared on MtG買取/販売店【Cardshop Serra】.


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