今回のEDHデッキ紹介は最新エキスパンション、団結のドミナリアから
《老いざる革新者、ジョイラ/Jhoira, Ageless Innovator》を。
《Jhoira, Ageless Innovator/老いざる革新者、ジョイラ》
コスト:青赤
伝説のクリーチャー 人間(Human) 工匠(Artificer)
(T):老いざる革新者、ジョイラの上に発明(ingenuity)カウンター2個を置く。
その後、あなたの手札にあるマナ総量がX以下であるアーティファクト・カード1枚を戦場に出してもよい。
Xは、老いざる革新者、ジョイラの上にある発明カウンターの数に等しい。
2/3
レア
新しいジョイラさん。
ついにコストが2まで減った。
そして相変わらずコストを踏み倒す能力を持っている。
今回のジョイラさんはアーティファクトを踏み倒す能力。
ザックリとした使い方としては、
起動1回目:2マナまで踏み倒し
起動2回目:4マナまで踏み倒し
起動3回目:6マナまで踏み倒し
起動4回目:8マナまで踏み倒し
・・・以下略という感じだ。
3回目あたりからかなり強いアーティファクトを出せる。
間違ってもこのジョイラさんで殴ろうなんて思っちゃダメだ。
11回ぶん殴ってジェネラルダメージなんて現実的じゃない。
追加ターン呪文があっても無謀だ。
デッキは以下。
ジェネラル:《老いざる革新者、ジョイラ/Jhoira, Ageless Innovator》
-クリーチャー 9-
《呪文滑り/Spellskite》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《宝物の魔道士/Treasure Mage》
《流浪の発電機/The Peregrine Dynamo》
《湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Loch》
《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》
《煌めくドラゴン/Shimmer Dragon》
《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
-インスタント 12-
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《たなびく紺碧/Cerulean Wisps》
《断れない提案/An Offer You Can’t Refuse》
《差し戻し/Remand》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《マナ吸収/Mana Drain》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
《否定の力/Force of Negation》
《意志の力/Force of Will》
《運命のきずな/Nexus of Fate》
-ソーサリー 11-
《Timetwister》
《Wheel of Fortune》
《一日のやり直し/Day’s Undoing》
《意外な授かり物/Windfall》
《加工/Fabricate》
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》
《時間のねじれ/Time Warp》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《カーンの経時隔離/Karn’s Temporal Sundering》
《永劫での歩み/Walk the Aeons》
《時のらせん/Time Spiral》
-エンチャント 2-
《ペミンのオーラ/Pemmin’s Aura》
《現実からの剥離/Peel from Reality》
-アーティファクト 33-
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《金属モックス/Chrome Mox》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《モックス・アンバー/Mox Amber》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《多用途の鍵/Manifold Key》
《通電式キー/Voltaic Key》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》
《独創のタリスマン/Talisman of Creativity》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《液鋼の首飾り/Liquimetal Torque》
《月銀の鍵/Moonsilver Key》
《アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna》
《教術師の石/Magewright’s Stone》
《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》
《蜃気楼の鏡/Mirage Mirror》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
《テゼレットの門破り/Tezzeret’s Gatebreaker》
《前兆の時計/Clock of Omens》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《記憶の壺/Memory Jar》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《王神の立像/God-Pharaoh’s Statue》
《夢石の面晶体/Dreamstone Hedron》
《精神隷属器/Mindslaver》
《切望の宝石/Coveted Jewel》
-土地 32-
《Volcanic Island》
《蒸気孔/Steam Vents》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《訓練施設/Training Center》
《硫黄の滝/Sulfur Falls》
《滝の断崖/Cascade Bluffs》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《統率の塔/Command Tower》
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
《天上都市、大田原/Otawara, Soaring City》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《大焼炉/Great Furnace》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《ウルザの物語/Urza’s Saga》
《発明博覧会/Inventors’ Fair》
《Mishra’s Workshop》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《島/Island》6
《山/Mountain》2
—–
前述の通り、ジョイラさんで殴っちゃダメ。
手札にアーティファクトがない時でもとりあえずはタップしておこう。
そうすれば発明カウンターは貯められる。
だいたいのプレイスタイルとしては、
2ターン目にジョイラさん着地。
3ターン目は自分の右隣りのプレイヤーのエンドにタップ。
だいたい2マナまでのマナアーティファクトあたりを出す。
4ターン目にも同様にタップ。
4マナまでもだいたい同じような感じ。
5ターン目もさほど変わらず。
ただ、このあたりから動きはちょっと変わってくる可能性あり。
最終的な勝ちパターンとしては、
・《精神隷属器》+《アカデミーの廃墟》
《精神隷属器/Mindslaver》
コスト:6
伝説のアーティファクト
(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。
あなたはそのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーをコントロールする。
(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、
そのプレイヤーのすべての決定を行う。)
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(1)(青),(T):あなたの墓地からアーティファクト・カード1枚を対象とし、
それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
・《荒廃鋼の巨像》で殴る
《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
コスト:12
アーティファクト・クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian)・ゴーレム(Golem)
トランプル、感染、破壊不能
荒廃鋼の巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、
代わりに荒廃鋼の巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
11/11
の2つが多い。
《湖に潜む者、エムリー》
《カルドーサの鍛冶場主》
《蜃気楼の鏡》
《発明博覧会》
《彫り込み鋼》
《稲妻のすね当て》
《速足のブーツ》
《ファイレクシアの変形者》
《流浪の発電機》
などがあると速度とルートが変わる。
《荒廃鋼の巨像》で殴るルートはとても奇襲性があって面白い。
《速足のブーツ》や《稲妻のすね当て》と、
《彫り込み鋼》や《蜃気楼の鏡》で二人同時なんて事もある。
とはいえ、
ジョイラで《荒廃鋼の巨像》を踏み倒すまでにかなりの時間がかかるので、
ジョイラで《カルドーサの鍛冶場主》を出してからのサーチが現実的。
《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》
コスト:5
アーティファクト・クリーチャー — 構築物(Construct)
(T),アーティファクトを3つ生け贄に捧げる:
あなたのライブラリーからアーティファクト・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
3/5
《精神隷属器》ルートは単純に誰か一人のターンを奪うだけ。
《アカデミーの廃墟》で回収してはコストを踏み倒して場に出して起動。
起動と回収コストだけなら結構楽に決まる。
毎ターン誰かのターンを奪えれば、
おおむね自分に有利に、
もしくは相手を自爆させられる。
ゲームを2対1対1にするに近いので、
(厳密にはもうちょっと有利とも言える)
ターンが回ってくるごとに違うプレイヤーのターンを奪えるので、
「いつ、誰のターンを奪うか」
が重要になる。
当たり前の話だが、コンボデッキだとか相当な展開をしている人壊滅させ、
ジョイラへの単体除去を撃たせないようにプレイしていけばOKという事。
こちらは一度決まったら、
案外と誰もこの状態から抜け出せない事も多い。
また、
《最高工匠卿、ウルザ》
《ウルザの物語》
のトークンで殴り勝つルートも一応ある。
《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
コスト:2青青
伝説のクリーチャー — 人間(Human)・工匠(Artificer)
最高工匠卿、ウルザが戦場に出たとき、
「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」
を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたがコントロールしているアンタップ状態のアーティファクト1つをタップする:(青)を加える。
(5):あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上のカードを追放する。
ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
1/4
《ウルザの物語/Urza’s Saga》
エンチャント・土地 — (Urza’s)・英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、
伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― ウルザの物語は「(T):(◇)を加える。」を得る。
II ― ウルザの物語は
「(2),(T):
『このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。』
を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。」
を得る。
III ― あなたのライブラリーからマナ・コストが(0)か(1)のアーティファクト・カード1枚を探し、
戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
このデッキの弱点は言うまでもなく、
ジョイラが除去されてしまうこと。
一度ジョイラが除去されて、
発明カウンターがリセットされるのが一番痛い。
2マナのジェネラルは唱え直すのは楽なのだが、
そこから数ターンの間、完全にやり直しを食らうのが中々にキツい。
ジョイラ着地から数ターン生きている事で強くなるのため、
ジョイラを除去で潰され続けるとまず勝てない。
コスト0~4のアーティファクトだけ踏み倒しても全く勝てないに等しい。
今回は勝ちパターンを奇襲性ある《荒廃鋼の巨像》と、
使って楽しい《精神隷属器》にしたが、
フィニッシュはアーティファクトであるのなら何でもと言えるのが、
このジェネラルの面白いところ。
《爆破基地/Blasting Station》
《研磨基地/Grinding Station》
《回収基地/Salvaging Station》
《召喚基地/Summoning Station》
《前兆の時計/Clock of Omens》
《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》
《ガラクタ潜り/Junk Diver》
《マイアの回収者/Myr Retriever》
《作業場の助手/Workshop Assistant》
《屑鉄さらい/Scrap Trawler》
を並べても面白いし、
《サイバードライブの起動者/Cyberdrive Awakener》
《河童の砲手/Kappa Cannoneer》
《研究泥棒/Research Thief》
《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
《映し身人形/Duplicant》
《メムナーク/Memnarch》
《隕石ゴーレム/Meteor Golem》
《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》
《白金の天使/Platinum Angel》
《白金の帝像/Platinum Emperion》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《思考の監視者/Thought Monitor》
などを使って素直に殴りに行くのも良い。
純粋に殴りに行くプランのほうは、
ジョイラが除去されてしまっても戦いになるという点で優れる。
持っている資産でどんな形にも戦えるという点では、
かなり優れているジェネラル。
1~2万円でもそれなりの戦いになるはず。
コスト踏み倒すのはとても楽しいので、
興味を持ったら是非。
ではまた。
The post EDHデッキ紹介その180(老いざる革新者、ジョイラ) first appeared on MtG買取/販売店【Cardshop Serra】.