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せらの店主のこれだけは持っとけ!#42(スカージ編)

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せらの店主のこれだけは持っとけ!42回目。
スカージ編

このセットの評価は当時から低くなかった。
そして今でも個人的に好きなセットの1つ。
とはいうものの、
ストームという
「出さなくても良かったんじゃねえ?そのシステム」
と突っ込みたくなるようなシステムが入ったセットでもある。

もみ消し/Stifle
ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
苦悶の触手/Tendrils of Agony
硫黄の渦/Sulfuric Vortex
邪神の寺院/Temple of the False God
滅殺の命令/Decree of Annihilation
激情の共感者/Fierce Empath
ゴブリンの戦長/Goblin Warchief
思考停止/Brain Freeze
屍肉喰らい/Carrion Feeder
ドラゴンの息/Dragon Breath
ドラゴンの嵐/Dragonstorm
長期計画/Long-Term Plans
精神の願望/Mind’s Desire
ペミンのオーラ/Pemmin’s Aura
紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar
ザンティッドの大群/Xantid Swarm
スリヴァーの首領/Sliver Overlord

「何も考えずに4枚持っておけ!」
は間違いなく《もみ消し》。


もみ消し/Stifle
コスト:青
インスタント
起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。
(マナ能力は対象にできない。)
レア

これは思った以上に使い道があるし、
レガシーやヴィンテージでも飛んでくる脅威のカード。
おおむねフェッチランドの起動に対して飛んでくるため、
実質土地破壊が可能なカードとして認識されている。
相手の《Bazaar of Baghdad》の起動も1回とはいえ止められる事も結構大きい。
ヴィンテージの世界ではこの一手で勝負を決する事もありえるので、
たった1回を止める事は十分に大きい。
加えて《もみ消し》はストームの発生も止められる。
ストームの発生は誘発型能力なので止められる。
知っていると知らないとでは大きな違いになるのでこれも重要。

個人的イチオシは《滅殺の命令》。


滅殺の命令/Decree of Annihilation
コスト:8赤赤
ソーサリー
すべてのアーティファクトとクリーチャーと土地と、すべての墓地にあるすべてのカードと、
すべての手札にあるすべてのカードを追放する。
サイクリング(5)(赤)(赤)((5)(赤)(赤),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが滅殺の命令をサイクリングしたとき、すべての土地を破壊する。
レア

このカードが作られた時代にはプレインズウォーカーというカードタイプは無く、
このカードはプレインズウォーカーには触る事が出来ない。
が、それを上手く利用する戦いの出来るカード。
このカードは単純な言い方で効果を説明すると、
「プレインズウォーカーとエンチャントとライブラリー以外を全て追放する。」
となる。
手札だろうが墓地だろうが追放。
すんごいリセット呪文。
勝ち方の1つとしてプレインズウォーカー並べてこれ撃てば滅多な事では負けない。
また、
このカードはサイクリングした時だけ《ハルマゲドン/Armageddon》になる。
コストは重たいものの、カウンターされにくい1ドロー付きの《ハルマゲドン》。
通常撃ちとサイクリング、
どっちの使い道でもかなり面白いし、唯一無二の効果を持つ1枚。
それと、英語名の《Decree of Annihilation》は、
「アニヒレーション」
と読みそうだし、
一部の電源ゲーム等ではアニヒレーションという単語が使われる事もあるが、
「アナイアレイション」
が正しい。
カタカナ読みなら
「デクリー オブ アナイアレイション」
と読む。
滅殺/Annihilate》というカードも同様。
「アナイアレイト」と読む。

ドラゴンの嵐》は現状それほど使い道があるほどでもないカード。


ドラゴンの嵐/Dragonstorm
コスト:8赤
ソーサリー
あなたのライブラリーからドラゴン(Dragon)・パーマネント・カードを1枚探し、
それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
ストーム
(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。)

EDHでぶっ放すと面白いカードではあるので持っておいても良い。
その流れでドラゴン好きならば、
帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen
ドラゴン魔道士/Dragon Mage
ドラゴンの暴君/Dragon Tyrant
ドラゴン語りのシャーマン/Dragonspeaker Shaman
永遠のドラゴン/Eternal Dragon

をオススメ。
EDHでドラゴンデッキでロマン砲をかまそう。

ゾンビ好きならば、
墓への呼び声/Call to the Grave
よじれた嫌悪者/Twisted Abomination
アンデッドの戦長/Undead Warchief
復讐に燃えた死者/Vengeful Dead

このあたりを。
ゾンビ、ドラゴン関連はEDHで考えた場合の需要が大きい。
スカージはゾンビ、ドラゴンは結構充実しているので、
この2種族が好きな人は要チェック。

EDHでインファイトを楽しむならば、
邪神カローナ/Karona, False God
も面白い。


邪神カローナ/Karona, False God
コスト:1白青黒赤緑
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar)
速攻
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは邪神カローナをアンタップし、そのコントロールを得る。
邪神カローナが攻撃するたび、あなたが選んだクリーチャー・タイプのクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。

他人に《邪神カローナ》を譲りまくって殴り合う楽しみがある。
くれぐれも自身が殴られないように。

お次は第8版

ではまた。

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