これだけは持っとけオンスロート編
このセットは特別優秀。
面白いのはこのセットが出た当時、
トップレアは《賛美されし天使/Exalted Angel》だったのだが、
今は「これだけは持っとけ」にすら入らない。
(余裕があったら持っていても損は無さそうな強さはあるが、
その後のセットでクリーチャーはオーバーパワーになってしまい、
この天使さんではトーナメントでの活躍が見込めなくなった。)
しかし、
このセットは飛び抜けて多くのカードが「これだけは持っとけ」に入る。
特に特殊土地がいくつもある。
《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》
《エルフの開拓者/Elvish Pioneer》
《エルフの潰し屋/Elvish Scrapper》
《エルフの案内/Elvish Guidance》
《血統のシャーマン/Bloodline Shaman》
《嘲るエルフ/Taunting Elf》
《森林の声/Voice of the Woods》
《幸運を祈る者/Wellwisher》
《ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald》
《ワイアウッドの番小屋/Wirewood Lodge》
《女魔術師の存在/Enchantress’s Presence》
《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
《奇妙な収穫/Weird Harvest》
《露骨な窃盗/Blatant Thievery》
《アフェットの錬金術師/Aphetto Alchemist》
《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
《霊体の地滑り/Astral Slide》
《稲妻の裂け目/Lightning Rift》
《追い討ち/Aggravated Assault》
《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》
《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
《火花鍛冶/Sparksmith》
《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
《理由なき暴力/Gratuitous Violence》
《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance》
《爆発的植生/Explosive Vegetation》
《クローサの拳カマール/Kamahl, Fist of Krosa》
《戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful》
《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》
《めった切り/Slice and Dice》
《奉納/Oblation》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《腐敗を導く者/Shepherd of Rot》
《星の嵐/Starstorm》
《煙霧の連鎖/Chain of Smog》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《輝石の儀式/Brightstone Ritual》
《宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer》
《ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer》
《マナの残響/Mana Echoes》
《激浪の研究室/Riptide Laboratory》
《星明りの聖域/Starlit Sanctum》
《邪悪な岩屋/Unholy Grotto》
《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator》
《気流の言葉/Words of Wind》
《荒廃の言葉/Words of Waste》
《アンデッドの剣闘士/Undead Gladiator》
《未来予知/Future Sight》
《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
《孤立した砂州/Lonely Sandbar》
《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
《やせた原野/Barren Moor》
エルフやゴブリンが好きな人はここのセットのカードはいくつか押さえておこう。
このセットはEDH需要、レガシー需要等様々。
そして言うまでもなく、
友好色のフェッチランドの存在は大きい。
原版原理主義な方はこのセットのフェッチランド。
再録でもOKな人はタルキール覇王譚以降のもので。
フェッチランドは使う事が可能な世界では
「持っているなら色の合ったデッキに入れておけ。」
と言えてしまうカードに等しい。
出来る事なら全種コンプリートが望ましい。
それから、このセットだけではないが、
サイクリングカードは全般的に押さえておくというのも1つ。
サイクリングカードを中心としたEDHデッキも構築可能だし、
《波動機/Fluctuator》を使ったデッキも一般的ではないが、
ロマンあるデッキとして今も構築可能だ。
《波動機/Fluctuator》
コスト:2
アーティファクト
あなたが起動するサイクリング能力のコストは、それを起動するためのコストが最大(2)だけ少なくなる。
レア
また、
EDHの禁止が無ければ
《生命の律動/Biorhythm》
《企業秘密/Trade Secrets》
の2つもこのリストに入ったところ。
《生命の律動/Biorhythm》
コスト:6緑緑
ソーサリー
各プレイヤーのライフの総量は、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーの数に等しくなる。
レア
《企業秘密/Trade Secrets》
コスト:1青青
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引き、その後あなたはカードを最大4枚まで引く。
その対戦相手は、この手順を望む回数だけ繰り返してもよい。
レア
《生命の律動/Biorhythm》これも含めるとオンスロートは相当に多種多様で面白い。
《企業秘密》のほうはEDHが活性化したタイミングで禁止になったため、今後の禁止解除は難しい。
反面、《生命の律動》はEDH初期から禁止されている。
こちらはゲームバランス上問題ないと見なされた時に解禁される可能性を持っている。
EDHでは初期に禁止されてからそのまま禁止解除される事がないカードがいくつもある。
これらのうち数種類は
「今のカードプールや環境を鑑みると、
それほどのオーバーパワーだと思わない。」
と言えるものがある。
これらをしっかりと見直された際に解禁されてもおかしくない。
それと「持っとけ」とは言わないのだけれども、
《強酸の連鎖/Chain of Acid》
はとても面白い。
《強酸の連鎖/Chain of Acid》
コスト:3緑
ソーサリー
クリーチャーでないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
そのパーマネントのコントローラーはこの呪文をコピーし、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。
アンコモン
EDHで撃つと場がクリーチャー以外全て吹っ飛びかねない。
破壊出来る先が、
「クリーチャーでないパーマネント」
と書いてあるせいで、
土地だろうがプレインズウォーカーだろうが破壊可能。
破壊された相手がこの呪文をコピーして良いので、
連鎖的に壊しまくる状況になると激しく場が荒れる。
事と次第によってはクリーチャー以外が更地になりかねない。
1回くらい撃ってみて欲しいカードの1つ。
「え?どうなるの?この状況」
という感じになる。
強いかどうかじゃなく面白い。
決して弱いわけでもない。
お次はレギオン編
ではまた。
The post せらの店主のこれだけは持っとけ!#40(オンスロート編) first appeared on MtG買取/販売店【Cardshop Serra】.