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Channel: Cardshop Serraのこらむ
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EDHをはじめよう! その0

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今回のコラムはEDH初級者である私、店員Tが担当することになりました。
当店のいつものコラムとは書き手が異なりますが、よろしくお願いします。

今回は導入ということで、軽く自己紹介を。

約1年半前、私は店員TとしてCardshopSerraで働き始めました。
それまで私はマジックについて露ほども知りませんでした。
当店のボスがどんな人かも全く知らず、
偶然たまたまCardshop Serraで働き始めた、というだけでした。

働き始めるのと時を同じくして、
周りのマジキチ(マジックキ○ガイ。おもに当店のボスのこと)に
マジックやろうぜ!とそそのかさされ、
カードショップで働き始めたのだし、
「せっかくだからやってみるか」
と気楽な感じでマジックを始めることとあいなりました。

EDHを始めたのはそれからしばらく経ってのこと。
だいぶ寒さを感じるようになってきたころだったので、1年前の今頃だったはず。
カード資産も多少増えてきただろうから、
これまた当店のボスから
「EDHやろうぜ!」
とそそのかされ、
当店がEDH押しなこともあり、
「とりあえず試しにデッキを組んでみるか」
とまたもや流され気味に始めることに。

そのころの私のカード資産はかなり少なく、
EDHデッキを組むにあたって必須クラスのカードも、
せいぜい3,4枚持っていたくらいだったと思います。

そんな中、ジェネラルとして選んだのは
嵐の憤怒、コラガン/Kolaghan, the Storm’s Fury
でした。
選んだ理由は
「たまたま持っていたから」
という安易なものでした。

嵐の憤怒、コラガン》はこんなカードです。
kolaghan-the-storms-fury
Kolaghan, the Storm’s Fury/嵐の憤怒、コラガン
コスト:3黒赤
伝説のクリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたがコントロールするドラゴン(Dragon)が1体攻撃するたび、
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
疾駆(3)(黒)(赤)(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。
そうしたなら、これは速攻を得るとともに、
次の終了ステップの開始時にこれを戦場からオーナーの手札に戻す。)
4/5
レア

出来上がったデッキも、あり合わせの赤黒のカードを詰め込んだだけで
コンボやらシナジーやらはほぼ無視でした。
マジックを始めて1年経っていない人のデッキですから、
当たり前といえば当たり前でした。
ジェネラルの能力がドラゴン次第なので、
少ないながらも持っているドラゴンを全て入れていた事を覚えています。
マジックを始める直近で販売開始していたタルキールブロックのパックを開けることが多かったため、
そのブロックでのシナジーは多少あったかな、程度のものです。

そんなデッキでも対戦では、最後まで生き残りはまずできないものの、
周りからアドバイスをもらいながらやっていたのもあって、それなりには戦えていました。
弱いデッキながらも、その中であーだこーだと考えながら、
時にはプレイミスしつつ楽しくやっていた記憶があります。
プレイ自体は今もそんなに変わっていない気もしますが。

そんなこんなで始めて1年経って、もう初心者とは言いづらいけれど、まだまだ初級者な私です。
私自身、EDH記事を書くことで初心を思い出しつつ、
もっと強くなる糸口を見つけられれば良いと考えています。

そんなわけで、このシリーズは完全に初心者向けになります。
少ないカード資産でもEDHデッキを組みたい!という人も対象になるかもしれません。
マジキチ(おもに当店のボス)な方からの受け売りや、
過去のコラムの焼き直しも多いですが、それはご愛敬。

私自身がまだ、上級者が組むようなデッキには理解が及ばないことが多々あります。
いままでEDHを何度もプレイしてきて
「そんなのもうわかってるよ」という方、
当店の今までのEDHこらむを読んですべて理解できている方は、
読み飛ばしてもかまわない内容となると思います。

EDHを始めたときに、私がどういう思考でデッキを組んでいたか。
今現在持っている知識だと、どう考え方が変わったか。
そういう事を書いてみようと思います。
それが、EDHを組んだことがなく、
「これから始めてみようかな」
と思っている方の一助となれば幸いです。
強くなりたい方は私よりも
チャーハンが大好きな店員Sや、
当店のボスに聞いたほうが早いです。
この2人の強さは私とは天と地ほど違いますから。

まず、EDHのルール説明等は以下を参照してください。

EDHルール(2016年版)

(禁止カード等は変更されている場合もあるためご注意ください)

上記とは変わった部分も含め、EDHの基本ルールを簡単に箇条書きしておきます。

デッキ構成については
・EDHデッキは、伝説のクリーチャーであるジェネラルと、99枚のカードから構成される
・デッキを構成するカードは、それぞれ1枚まで(基本土地を除く)
・ジェネラルが持たない色を持つカードは、デッキに投入することができない

ゲーム進行については
・多人数戦が主で、2対2等のチーム戦や1対1などもできる
・プレイヤーのターンは席順に基本的に時計回り
・初期ライフは40、初期手札は7枚
・1体のジェネラルから21以上のダメージを食らうと敗北となる
・マリガンはバンクーバー・マリガンを用いる(ゲーム開始時に、手札が初期手札より少ないプレーヤーは占術1を行う)
・全員ゲーム開始前にジェネラルを提示し、ジェネラル領域に置く
・ジェネラルは墓地、手札、ライブラリー、追放領域のいずれかに置かれようとする場合、代わりにジェネラル領域に置くことができる
・ジェネラルはジェネラル領域から唱えるたびに、追加マナコストとして(2)の支払いが増えていく

以上がEDHの基本ルールとなります。

EDHはカジュアルが発祥なこともあって、特殊ルールが数多く存在します。
仲間内などでローカルルールを用いて楽しんでいる人もいるのではないでしょうか。
上記内容も場合によっては変更されていることがありますので、
対戦を始める前に対戦相手に確認しておくといいでしょう。

次回、”EDHをはじめよう! その1”は、
デッキを組みやすいジェネラルの選び方を予定しています。
EDHデッキを組んでみたいけれど、そもそもジェネラルを決めかねている、という人はぜひ。
強いジェネラルの選び方や紹介というわけではないのでご注意を。

では、よろしければ、次回もよろしくお願いします。
店員Tでした。


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