オムナス君がゲストと語る会。
はい、今日のゲストは《レンと六番/Wrenn and Six》さん。
《Wrenn and Six/レンと六番》
コスト:赤緑
伝説のプレインズウォーカー レン(Wrenn)
[+1]:あなたの墓地から土地カード最大1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
[-1]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。レンと六番はそれに1点のダメージを与える。
[-7]:あなたは「あなたの墓地にありインスタントかソーサリーであるカードは回顧を持つ。」を持つ紋章を得る。
初期忠誠値3
神話レア
レン「よろしくお願いします。」
オムナス「ねえ、六番って何?」
レン「えっ?」
オムナス「名前についてる六番。これ何?」
レン「あ、その、共生しているツリーフォークがいまして、
私、そのツリーフォークに名前つけてないので、
便宜的に番号で呼んでいるんです。」
オムナス「つまり、過去に5人彼氏いたの?」
レン「あの、彼氏じゃないんですけど・・・。」
(※レンは女性のプレインズウォーカーです。)
オムナス「え、でも共生って、
お互いを補い合うように生きるって意味じゃん。
それ彼氏っぽくない?」
レン「私、ドライアドですし、
確かに一体化しちゃってますけど・・・。」
オムナス「結魂じゃない、
結婚してない?それ。
あ、いや結魂でもいいのかな。」
レン「開幕からなんだか答えにくいんですけど・・・。」
オムナス「いやさ、だって気になるだろ。
俺の名前が《オムナスと二番》って言われてもさ、
二番って何?ってなるよ。」
レン「そ、そう言われてみれば。」
オムナス「しかもだよ、
ツリーフォークさんからしたらだよ、
レンから
『お前、六番な。一番から五番まではもう埋まってんだよ』
的な扱いを受けてるわけでしょ。」
不倫は文化とか言ってる芸能人いるけどさあ、
名前もつけないで六番って。」
レン「う・・・。」
オムナス「ツリーフォークだから人じゃねえって言ってもよ、
樹人族だよ、もうちょっと人扱いしようよ。
まぁ、俺なんか生まれて即人権剥奪されたけどネ!
エレメンタルだから最初から人権無かったのかもしれないけどネ!」
レン「すみません・・・。」
オムナス「俺、登場ごとに色1つ増えてる生物なんだけどさ、
レンの場合って次出たら七番なの?
《レンと七番/Wrenn and Seven》になるの?
レンとナナって終わっていない某恋愛漫画のキャラみてえだな、オイ。」
レン「また随分と懐かしいネタを・・・。
年齢バレますよ、年齢。」
オムナス「ま、そこは置いとこう。
うちら一色(ひといろ)じゃないし。」
レン「よくその曲名覚えてましたね・・・。」
オムナス「映画見てねえけどな。
で、どうなの?次出たら七番なの?」
レン「あの・・・そこはその・・・
事務所(WotC)の意向なので私の一存では・・・。」
オムナス「確かにな。俺達お上には逆らえないもんな。
ちなみにさあ、
緑単:マナの座、オムナス
赤緑:怒りの座、オムナス
青赤緑:乱動の座、オムナス
白青赤緑:創造の座、オムナス(俺)
ってなってんだけど、
黒入ったら何の座になるんだろうねぇ。
禁止の座、オムナスでいいけどね、もう。」
レン「そんなやさぐれないで下さい。」
オムナス「で、だ。」
レン「はい。」
オムナス「俺がこの場で話す時って、
だいたい禁止になったカードの事話すんよな。
少なくとも今までその流れ。」
レン「はい。」
オムナス「レンもやらかしたんだろ?」
レン「少々レガシーで。」
オムナス「レガシーか。
抹殺すべき
断罪すべき
王冠泥棒
略してマダオ
と同じところで禁止か。
ん?LINEが入ったぞ。」
レン「どうかしました?」
オムナス「富士サファリパークが鹿だらけになる未来が見えた。」
レン「なんとなく察しました。」
オムナス「あいつは富士スピードウェイに行って、
乗り物ですら鹿に変えかねない。」
レン「乗り物も人工物(アーティファクト)ですからね・・・。」
オムナス「静岡県ピンチだな。
奈良県より鹿が増える可能性あるわ。」
レン「あのちょっといいですか?」
オムナス「おうよ。こういう場だ、好きに言ってくれよ。」
レン「言います!
2019年6月14日にモダンホライゾン発売で私デビューしました。
2019年10月4日にエルドレインの王権でオーコさんデビューしました。
で、
2019年11月22日に私、レガシー禁止です。」
オムナス「おうおう。」
レン「2021年2月15日にオーコさんレガシーで禁止です。」
オムナス「そうだな。」
レン「これ、おかしくないですか?
いや、私の禁止わかりますよ。
《不毛の大地/Wasteland》連打出来ますし、
タフネス1に生存権なんて与えませんし。」
オムナス「まぁ、レンも結構たいがいだが言いたい事はわかる。」
レン「なんでアレを1年半近く放置したんです?」
オムナス「ついでに言うといまだにEDHで放置されてるよな。」
レン「EDHで禁止でもいいですよね、アレ。」
オムナス「だな。」
レン「私がレガシーで『アカン奴』というのはわかります!
けれども、青くて緑の奴はもっとアカンと思いませんか?」
オムナス「青いと《意志の力/Force of Will》でコストになるからな。」
レン「そう、そこですよ!
最近じゃ《否定の力/Force of Negation》もありますし、
青くてプレインズウォーカー、しかも3マナ。
で、《活性の力/Force of Vigor》のコストにも出来て、
《稲妻/Lightning Bolt》で落ちない。
場のパーマネントへの対処能力も高性能。
なんかもう全てにおいておかしいじゃないですか。」
オムナス「おかしいよなぁ。
だいたいさあ、『ブルーカウント』って言葉だけがあるんだぜ。
レッドとかブラックとか無いんだぜ。」
※ブルーカウントとは
《意志の力》や《否定の力》のコストに出来る青いカードを指す言葉で、
「青いカードとしてカウント出来る」という事から生まれた造語。
MTGスラング。
例:
「デッキには《意志の力》4枚を含め、
ブルーカウントが24枚入っている。」
理屈上で言えば、ホワイトカウントやレッドカウントという言い方も可能だが、
MTGの話をする際に他の色では○○カウントとまず言われない。
青がいかに強いかを示す言葉という証明でもある。
レン「赤で緑な私より、青で緑なPWって完全にアウトでしょう?」
オムナス「アウト。」
レン「赤のピッチスペルであまりに強いのがあれば話は違いますよ。
けど、モダンホライゾンの赤のピッチスペルの効果なんですか?」
オムナス「覚えてねえくらい効果弱かったな。」
レン「そうですよ。私も覚えてませんもん。」
オムナス「名前すら出てこねえ。」
レン「私も。そのくらい弱いって事です。
同サイクルで
青:《否定の力》
緑:《活性の力》
ですよ!」
オムナス「白と黒も使われてるのまず見ないよな。」
レン「白と黒の名前も出てきませんよね。」
オムナス「確かに全然覚えてない。」
レン「不平等ですよ、これ。」
オムナス「鹿野郎着地させて、鹿野郎が手札、
あとは《意志の力》でも構えてニヤニヤしていればいいんだからな。
他に青いカードがありゃ、1枚目の鹿野郎対処されても、
もう1枚手札から鹿野郎。
ひでえもんだよな、アレ。」
レン「それを1年半近く放置。どうかと思いません?」
オムナス「全くだ。4色の俺を殺してる場合かよってくらい。」
レン「現状、レガシーで禁止されたPWが私とアレだけって、
なんかすごく不名誉な気持ちになるんですよ!」
オムナス「その言い方だとすごく屈辱的な気持ちになるな。」
レン「ついでにいいですか?」
オムナス「おうよ。」
レン「モダンホライゾンですよ、モダンホライゾン。」
オムナス「それがどうした?」
レン「モダンですよ、モダン。
で、トーナメントカードクラスが
《否定の力》や《活性の力》や私、
それ以外だと
《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
あとレア土地あたりです。」
オムナス「そうだなぁ。」
レン「こんな状態で発売当初に言われたのが、
『レガシーホライゾンじゃん、これ。』
ですよ!」
オムナス「身も蓋もないな。」
レン「《甦る死滅都市、ホガーク》も即モダン禁止でしたし。」
オムナス「ホガークのやつもなぁ。結構不憫だよな。
ヴィンテージで相当暴れてるけど。」
レン「他に鬱憤を晴らす場所無いから仕方ないですよ。」
オムナス「俺はEDH以外居場所ゼロだけど、
ホガークは逆にEDHでは使う奴珍しそうだもんな。」
レン「挙句の果てにはレガシーホライゾンじゃないとしたら、
『EDHホライゾンだろこれ。』
なんて言われていたんですよ。」
オムナス「どこにでもうまい事言う奴いるよなぁ。
実際レガシーホライゾンかEDHホライゾンだと思うわ。」
レン「《溜め込み屋のアウフ》さんなんて、
ヴィンテージのサイドボードに座ってニヤニヤしてるのざらですよ。」
オムナス「アウフはだいたいそんな立ち位置持ってるよな。
たまにメインにいる事もあるのがすげえよ。
まあ、こういう話してるとレンの次って《レンと七番》なの?
とかどうでもよくなってくるよな。」
レン「そこ、もう突っ込むのやめましょうよ(笑)」
オムナス「お、悪い悪い。ついな、つい。」
レン「今日はもうこのへんにして、
そろそろ飲み行きましょうよ。」
オムナス「そうだな。
『コロナの影響で全然MTGできねぇ!』
って嘆いているどっかの店主も呼んでやろうぜ。」
レン「ですね、3人で行きましょうか。」
オムナス「んじゃあ皆、おつかれ!」
レン「おつかれさまでした。」