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EDHデッキ紹介その85(Marchesa, the Black Rose/黒薔薇のマルチェッサ)

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今回のEDHデッキ紹介はお客様のリクエスト。
コンスピラシーの伝説生物。
名前がかっこいいが、
どんな人なのかはよくわからない。

Marchesa, the Black Rose
Marchesa, the Black Rose/黒薔薇のマルチェッサ
コスト:1青黒赤
伝説のクリーチャー 人間(Human) ウィザード(Wizard)
廃位(このクリーチャーが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃するたび、
これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーは廃位を持つ。
あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれたクリーチャー1体が死亡するたび、
次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
3/3
神話レア

4マナ3/3と及第点ギリギリくらいの性能。
一応自身を強化させる能力と、
自身さえも復活させる能力があるので、
それなりのパンチ力を出す事も出来る。
自分のライフを削りつつ廃位条件を満たせれば、
ジェネラルダメージも夢ではないくらいの能力。

勝ち手段としては、
+1/+1カウンターを乗せてリセット呪文で、
1つの勝ちパターンとして成立する。
土地や他のパーマネントを破壊するカードとの組み合わせで、
一発で勝利まで繋がる可能性があるのは大きい。

デッキは以下。

ジェネラル:《黒薔薇のマルチェッサ/Marchesa, the Black Rose

-クリーチャー26枚-
媒介のアスプ/Vector Asp
屍百足/Necropede
胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr
疫病のマイア/Plague Myr
解剖妖魔/Flensermite
荒廃の工作員/Blighted Agent
疫病のとげ刺し/Plague Stinger
ファイレクシアの消化者/Phyrexian Digester
猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
剃刀の豚/Razor Swine
胆液の鼠/Ichor Rats
敗血のネズミ/Septic Rats
囁く死霊/Whispering Specter
伝染病の屍賊/Contagious Nim
ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader
核をうろつくもの/Core Prowler
死体の野犬/Corpse Cur
ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
病毒のドレイク/Viral Drake
黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin
ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother
肉食いインプ/Flesh-Eater Imp
背信のオーガ/Treasonous Ogre
ダクの複製/Dack’s Duplicate
法務官の手/Hand of the Praetors
荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon

-インスタント6枚-
暗黒の儀式/Dark Ritual
神秘の教示者/Mystical Tutor
吸血の教示者/Vampiric Tutor
サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
残響する真実/Echoing Truth
四肢切断/Dismember

-ソーサリー9枚-
伝国の玉璽/Imperial Seal
汚損破/Vandalblast
Demonic Tutor
夜の囁き/Night’s Whisper
加工/Fabricate
苦い真理/Painful Truths
毒の濁流/Toxic Deluge
Wheel of Fortune
ジョークルホープス/Jokulhaups

-エンチャント4枚-
熱情/Fervor
ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
語られざる印/Unspeakable Symbol
堕落した良心/Corrupted Conscience

-アーティファクト19枚-
金属モックス/Chrome Mox
Jeweled Amulet
水蓮の花びら/Lotus Petal
Mana Crypt
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
オパールのモックス/Mox Opal
魔力の櫃/Mana Vault
師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
太陽の指輪/Sol Ring
骨断ちの矛槍/Bonesplitter
ディミーアの印鑑/Dimir Signet
イゼットの印鑑/Izzet Signet
ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
威圧のタリスマン/Talisman of Dominance
耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
頭蓋囲い/Cranial Plating
稲妻のすね当て/Lightning Greaves
融合する武具/Grafted Wargear
生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton

-プレインズウォーカー2枚-
ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker

-土地33枚-
Badlands
Underground Sea
Volcanic Island
大焼炉/Great Furnace
教議会の座席/Seat of the Synod
囁きの大霊堂/Vault of Whispers
古えの墳墓/Ancient Tomb
乾燥台地/Arid Mesa
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
真鍮の都/City of Brass
統率の塔/Command Tower
ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs
竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit
水没した地下墓地/Drowned Catacomb
溢れかえる岸辺/Flooded Strand
墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
マナの合流点/Mana Confluence
湿地の干潟/Marsh Flats
霧深い雨林/Misty Rainforest
汚染された三角州/Polluted Delta
沸騰する小湖/Scalding Tarn
シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge
硫黄泉/Sulfurous Springs
色あせた城塞/Tarnished Citadel
地底の大河/Underground River
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
蒸気孔/Steam Vents
湿った墓/Watery Grave
血の墓所/Blood Crypt
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold
1《沼/Swamp


—————————–
コンセプトは見ての通り、毒殺が中心。
自分のライフを削って、
廃位条件を満たして、
毒生物で殴る。
これが基本。
当然の事ながら、
毒の数次第で警戒される度合いがかなり変わる。

廃位とジェネラル能力のおかげで、
単純な破壊には強いものの、
追放するタイプの除去や、
攻撃不可エンチャント等は弱点になるが、
限られた枚数しか飛んでこないと見れば、
これはそれほどの弱点にはならない。

弱点というべきか、
少々きついのは全員を倒す事。
単純にライフを削る事に比べたら、
毒という条件は毒10個だけが条件なので、
多少は楽なのだが、
それでも全員という条件はやはり厳しい。
勝ちに行くには、
・コンボ系のジェネラルは真っ先にフルアタックで倒せ。
・青、緑の色を見たらコンボの次に倒せ。
という、
EDHではお約束のような話ではあるが、
これをきっちりやるしかない。
EDHではついつい殴り忘れや、
「あ、この人だけ攻めるのはいかんかな?」
なんて思って手心を加えてしまう事が多々ありえるが、
そういう事を考えず、
危険なニオイの相手から倒すようにする事で、
少々でも勝率を上げる事は大切だ。
ただし、
「この人を倒した場合、
 残ったあの人を自分だけで倒せるだろうか?
 デッキ的にはあのデッキは相性が悪いぞ。
 (または状況的には)
 どうしよう?」
という問題も出る事がある。
コンボ系と違って、
1人1人倒さなければならないデッキはどうしてもこの点が難しい。

デッキの変更点としては、
インスタントで毒を付与する、
汚れた一撃/Tainted Strike
の採用は悪く無い。
毒がないと思っているジェネラルからの、
突然の毒殺という事がありえる1枚。

除去系を増やすのであれば、
無垢の血/Innocent Blood
無慈悲な処刑人/Merciless Executioner
肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder
などの全体に影響が出るタイプが良い。
後者2つならば、
ジェネラル能力でこちらは戻ってくる事が出来るのを有効利用する手段もある。

あとはリセット系を増やすというのも1つ。
ジェネラルの能力でクリーチャーは死ににくいので、
リセット系はそれなりに相性が良い。
入れるのであれば、
死の雲/Death Cloud
壊滅/Devastation
がオススメ。
どちらもプレインズウォーカーとアーティファクトが残る点が良い。
(エンチャントも残る。)
死の雲》のほうは手札を攻められるところが強い。
撃って自分の生物は帰ってきて、
全員の手札と土地と生物を潰していれば、
高確率で勝利出来るだろう。

青黒赤のEDHデッキとしては、
なかなか毛色の違うデッキを今回は紹介してみた。
興味が湧いたら使ってみてほしい。

ではまた。


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