今回のデッキ紹介は
5万円かからないヴィンテージデッキ。
新しく熱いカードが登場したので、
ちょっと組んでみたデッキが思った以上に面白かったので紹介。
-クリーチャー19枚-
4《ボーマットの急使/Bomat Courier》
4《回収するタイタン/Salvage Titan》
4《金属ガエル/Frogmite》
4《メムナイト/Memnite》
3《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》
-インスタント2枚-
1《精神的つまづき/Mental Misstep》
1《有毒の蘇生/Noxious Revival》
-ソーサリー4枚-
4《物読み/Thoughtcast》
-アーティファクト26枚-
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《テラリオン/Terrarion》
4《ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble》
4《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《オパールのモックス/Mox Opal》
1《魔力の櫃/Mana Vault》
1《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1《太陽の指輪/Sol Ring》
1《魔力の墓所/Mana Crypt》
-土地9枚-
4《教議会の座席/Seat of the Synod》
4《大焼炉/Great Furnace》
1《露天鉱床/Strip Mine》
-サイドボード15枚-
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
4《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》
2《貪欲な罠/Ravenous Trap》
3《溶接の壺/Welding Jar》
4《Contagion》
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以前に一度似たようなデッキを作ったが、
今回はちょっと別Ver.を作ってみた。
今回のデッキの中心はこのカード。
《Dargo, the Shipwrecker/船壊し、ダーゴ》
コスト:6赤
伝説のクリーチャー 巨人(Giant) 海賊(Pirate)
この呪文を唱えるための追加コストとして、
あなたは望む数の、アーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。
この呪文を唱えるためのコストは、
これにより生け贄に捧げたパーマネント1つにつき(2)少なくなり、
他の、あなたがこのターンに生け贄に捧げた
アーティファクトやクリーチャー1つについても(2)少なくなる。
トランプル
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)
7/5
アンコモン
統率者レジェンズのアンコモン、ダーゴちゃん。
テキストはなんだかややこしい事が書いてあるが、
慣れると簡単。
・このターンに何らかの手段で生け贄に捧げた
アーティファクトかクリーチャーの数×2
ダーゴをプレイするコストが下がる。
・ダーゴ自身をプレイする時に生け贄に捧げてもOK。
その時も生け贄に捧げた数×2ずつ減っていく。
という能力。
とにかくアーティファクトか生物を3枚生け贄に捧げておけば、
ダーゴちゃんは赤マナ1つだけでプレイ出来る。
もう1つのキーカードは
《回収するタイタン》さん。
《回収するタイタン/Salvage Titan》
コスト:4黒黒
アーティファクト・クリーチャー ゴーレム(Golem)
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、
アーティファクト3つを生け贄に捧げてもよい。
あなたの墓地にあるアーティファクト・カード3枚を追放する:
あなたの墓地にある回収するタイタンをあなたの手札に戻す。
6/4
レア
このタイタンはどっちの能力も使う。
このデッキの理想的な動きは、
1ターン目、
《大焼炉/Great Furnace》
0マナアーティファクト2枚
《回収するタイタン/Salvage Titan》
《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》
だいたいこんな感じ。
《大焼炉》セットから赤マナ。
0マナアーティファクト2枚プレイ。
赤マナを残して《大焼炉》含めてアーティファクト3枚生け贄にして、
《回収するタイタン》をプレイ。
アーティファクト3枚を生け贄にしているので、
ダーゴちゃんのコストが赤1つでOKになっているから、
《船壊し、ダーゴ》プレイしてエンド!
あとは殴るだけ!
除去されない事を祈れ!
ダーゴがパワー7のトランプル!
タイタンはパワー6だ!
両方が2ターン目に殴れれば13点!
3ターン目に殴れればそのまま殴りきり!
という漢気溢れるデッキだ。
《メムナイト》や《金属ガエル》もあるので、
それなりには殴りきれるパターンがある。
強いか?と言われるとちょっと疑問だが、
昨今のヴィンテージで大活躍の
《Bazaar of Baghdad》を使うデッキなら、
メインに入っている《トーモッドの墓所》4枚が刺さり、
それなりには分があると言えなくもない。
《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》を出されると負ける。
このデッキは高額カードを全然使わない。
一応高額帯のカードは、
《オパールのモックス/Mox Opal》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
ぐらいのはず。
デッキの総合計でも約45,000円程度。
(2021年5月の時点で。)
《オパールのモックス》
《魔力の墓所》
《魔力の櫃》
などをある程度抜いた状態のデッキを、
《Black Lotus》を購入した友人にヴィンテージデビュー記念としてプレゼントした。
抜いたところにはテキトーなアーティファクトを突っ込んでおいた。
さすがに勝率は高くないものの、
10回に1回か2回はヴィンテージのガチガチのデッキにも勝つ事がある。
何より動きが面白いのと、
案外とデッキを変更するカードがあるというところが面白い。
高額部分がどうしても無い時は、
さらなる激安版もある。
-クリーチャー25枚-
4《ボーマットの急使/Bomat Courier》
4《回収するタイタン/Salvage Titan》
4《金属ガエル/Frogmite》
4《メムナイト/Memnite》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
3《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》
2《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
-ソーサリー4枚-
4《物読み/Thoughtcast》
-アーティファクト21枚-
4《彩色の星/Chromatic Star》
4《テラリオン/Terrarion》
4《ウルザのガラクタ/Urza’s Bauble》
4《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《太陽の指輪/Sol Ring》
-土地10枚-
4《教議会の座席/Seat of the Synod》
4《大焼炉/Great Furnace》
2《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
この激安版にいたっては、
《太陽の指輪》を抜いてしまえばレガシーにもなる。
このデッキの旧Ver.を友人が使って、
最高で4回戦、2勝2敗。
善戦出来た数字と言える気がする。
パワーカードが無くてもなんとか遊べるというライン。
ダーゴちゃんが出たおかげでさらに可能性は出た。
ただし、ダーゴちゃんを《剣を鍬に/Swords to Plowshares》されると負け。
多分押し切れない。
2021年になってレガシーやヴィンテージカードはさらに値上がり、
なかなかヴィンテージ参入なんて難しいと思っている人もいるだろうけれども、
レガシーやヴィンテージでもそれなりに遊べるデッキは組めるので、
こんなデッキを組んで遊んでみてもいいかもしれない。
ではまた。